畑に乳酸菌を!園児でも簡単に無農薬野菜が作れる【きんちゃん畑】とは?

乳酸菌

小さい子は土いじりが大好きですよね。

土に中に無数の命が共存していることを本能で知っているんでしょうか、スーです。

本日もお越しいただきありがとうございます。

乳酸菌を自宅で培養し始めてから、絶対やりたかったことは土作りへの活用です。

植物が芽を出し、成長して命を紡いでいく土台、それは私たちの体内での細胞や菌の活動と似ていると思います。

最近ではマンションやアパートでも、コンテナ菜園、プランター菜園が盛んになってきました。

誰でも気軽にちょっとした野菜が作れる情報が増えてきています。

初心者の方は、本やネットで調べてそこに書かれている通りに、肥料や薬などを使ってしまいますよね。そうすれば、一応実がなり、収穫でき食べられて、草や虫の被害も少なくて済むかもしれません。

でも、そんな難しいことをしなくても、土を元気な発酵状態に持っていけば、植物はぐんぐん元気に育っていくものです。

今回は娘の幼稚園行事で知った、【きんちゃん畑の野菜作り】の話を交えて乳酸菌の土への活用法をご紹介したいと思います。

スポンサーリンク

土の中にいる微生物と有益菌を活性化

土と水と太陽の恵み、この条件が揃えば植物は育ちます。

どんな荒廃した土地でも、雨が降り太陽が昇れば草が生え、木が育ちます。薬や肥料を与えなくても勝手にどんどん成長しますよね。

ただ、花を咲かせたり、実を実らせたりという目的があって、そのためにタネを蒔いて育てていく場合、その土台はきちんと栄養が整った状態であり、元気に生き生きしていることが重要になってきます。

土の中の雑菌を減らし、有益菌を増やしましょう

「悪玉菌を減らし、善玉菌を増やしましょう」

ってことですね。人間も植物も同じで、土台を良い状態にしてやると病気やトラブルが少なくて済みます。

土の中には菌や害虫、有機物から無機物までいろんなものが生息しています。

その中で、植物の成長を阻害するものは減らす必要があります。

ここで乳酸菌の登場です!

我が家には常時発酵状態の玄米やヨモギ由来の乳酸菌液があるので、それを利用します。

買ってきた土はすでに殺菌されて発酵状態になっているものなので、やる必要がないかもしれませんが、野山の土や畑には、この乳酸菌液をたっぷり撒きます

軽く耕して1〜2週間放置します。

そうするといい感じに元気に蘇ります。

微生物と有益菌にたっぷりの餌を与えましょう

【生ゴミ堆肥】は聞いたことある人も多いと思います。

【きんちゃん畑の野菜作り】はどうでしょう?

これは、先日次女が通う幼稚園で行われた園内行事がきっかけで、初めて知った農法です。

長崎県佐世保市の有機農家、吉田俊道さんが提唱され、全国に広める運動をされているものです。
新潟市では、食育のプロの方、農業のプロの方などが、直接長崎まで視察に行かれ、研修、体験してこられたことを、市内の保育園や幼稚園で行事として指導・実践されているそうです。

家庭で出る生ゴミをリサイクルして土に返すという学び、

そのゴミが微生物の餌となり有益菌が増殖・活性化する過程を自分の目で確かめ、

そうしてできたふかふか畑で野菜を育てて、食べられるありがたさを知る。

これだけの実体験ができるとても素敵な行事だと思います。

みんなで生ゴミを持ち寄って、それを細かく砕き「ぼかし」という発酵を促す材料を一緒に土と混ぜ、大きなビニールシートで畑を覆って1ヶ月ほど寝かせておきます。
すると、生ゴミは姿形を消し、そこはふかふかの土いっぱいの畑になっている…ということだそうです。

1ヶ月後、畑を見た子供たち、どんな顔するんだろう♪

家庭では、前述の乳酸菌液で殺菌・発酵をするので、そのまま土に生ゴミを混ぜて耕すだけでいい状態になります。

きのこの軸や捨てる部分はとてもいい餌になりますよ。

雨に濡れると流れてしまう恐れがあるので、シートをかぶせるのは有効かもしれません。

こちらは、以前乳酸菌液だけで育てたたかきびです。

一緒に植えたシソやバジル、パセリなんかを見るも無残に足蹴にし、どんどん成長しました。

たかきびは雑穀で、生命力も強いので2.5mほど伸びましたよ。

ちゃんと穂が実り、本格的な収穫となりました。

餌は完熟で与えるべし

きんちゃん畑の指導では、かなり大量の野菜クズを使っていましたが、基本は1平方メートル当たり10キロが目安だそうです。

多すぎると発酵し切らず、残ったクズが腐敗してしまうだろうし、少なすぎると完全に発酵せずふかふか畑にならないですよね。

そのために適量を、微生物が分解しやすい形で与えることが重要です。

スポンサーリンク

人間と植物の関係も土の中の環境も循環が大切

リサイクルとは、物質の世界だけではなく、生き物の生命活動そのものにも言えることではないでしょうか。

ほんの100年ほど前は、当たり前のように人糞を肥料にして野菜を育てていたし、家庭ゴミもここまで多くなく、いい具合に循環していたと思います。

人が排泄したもので土を元気にし、そこで育てる野菜や米を食べ、また循環を繰り返す。

「土に還る」

この循環が命の基本ですよね。

植物も落とした葉や花、実が土の中で微生物の餌となり分解され、排泄されたものがまた土を活性化して実をつける。

コストも手間もかからない循環農法、これが家庭で気軽にできれば、子供の食育にも繋がり、豊かな未来が続いていくんだろうなと思います。

スポンサーリンク

最後に

きんちゃん畑の指導の前に講演会があり、新潟市の食育の様々なプロジェクトに携わり、実際に長崎の吉田俊道さんの畑を見てきた方のお話を聞かせていただきました。

その時に印象に残ったのが、「食を軽視しては、いい子育てはできない」といった旨のお話です。

子供は全部わかっている。

「あなたのため、あなたのため」と言いながら、一見華やかなおかずをレンジでチンで食卓に出す、これはとても愛情があるとは言えません。

逆に言えば、小さい頃から体に優しい、野菜や和食中心の手作りの食卓を心がけていると、成長して子供が自分で食を選ぶようになり、興味からジャンクフードや外食に走ったとしても、必ず母親の味に戻ってくる

どちらの育児が大変でしょうか?

子供のことを考える

ということを考えさせられたいいお話でした。

今回は自由参加の園内行事でしたが、参加してよかったなと思います。

子供の意識を育てることも大事ですが、親が参加しないと共有できないこともいっぱいあります。

忙しい日々の中で、何に手間暇かけるか、その選択の結果が子供の成長なのかもしれません。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

タイトルとURLをコピーしました