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納豆菌は有害菌を除去してくれる!?納豆水が防腐剤になるか実験開始

ー本記事は2019年3月15日に公開済みですー

実験って楽しいですね!

危険も伴いますが、

ある程度は予測を立てながら、

そして40年以上の人生経験と知識をフル稼働させながら、

なんとか有用な効果を導き出せたらなと思いつつ、納豆水実験しています。スー(bacteria_suzu)です。

本日もお越しいただきありがとうございます。

今回行った実験はちょっと思い切ったものですよ。

自作の納豆菌水で食品の殺菌効果・防腐効果を調査する

というものです。

まずは、私を実験に駆り立てた納豆菌のすごいウワサをご紹介しながら、実験の模様をまとめていきましょう!

納豆水についてはこちらの記事↓↓↓をどうぞ。

納豆加熱方式の納豆水にチャレンジ!明らかに違うこの濃さは一体何?
非加熱の納豆水を仕込んでみて、意外に臭いも気にならず数回続ければあまり抵抗もなくなってきました。今回は納豆水に慣れてきたということで第2弾の仕込みに入ります。納豆を煮ていくやり方です。こちらの方が雑菌を元から断つことができそうですね。
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納豆菌の殺菌作用とは

O-157にも効果を発揮すると言われるほどの納豆菌ですが、

その活用法として、

汚染した川の水を浄化する効果

も立証されています。

日本ではなかなか知られていない現状もありますが、水道事情が発展途上の海外の国々では当たり前のように重宝がられているそうです。

納豆菌を粉末にしたものや、納豆菌をコンクリートの塊に内蔵したものなど、様々なものがあるようです。

これを聞くと、納豆菌って殺菌作用があるんじゃないかと思えますね。

【ジピコリン酸】が効く

納豆が産み出す抗菌物質である【ジピコリン酸】が、いろんなウィルスや有害な細菌に効くといわれています。

実際、動物実験では、一昔前に流行ったSARSO-157インフルエンザ食中毒などに効果的だったという結果が出ています。

納豆菌は胃酸や高温に晒されても死滅せず、休眠状態から見事復活を遂げて腸内で善玉菌と共に活躍してくれるのです。

抗生物質では善玉菌をも壊滅状態にしてしまうので、納豆菌はまさに人にやさしい菌なのではないでしょうか。

【日本ポリグル株式会社】が世界を救う

大阪の小さな世界的企業、【日本ポリグル】さんが開発した水質浄化剤は、なんと納豆のねばねば成分からできているのです。

小田会長が開発した【PGα21Ca】という凝集剤は、納豆のねばねば成分であるポリグルタミン酸を主原料とし、カルシウム化合物を添加した水質浄化剤である。

出典:エヌ・ジェイ出版販売株式会社

【PGα21Ca】を使用すると、

  • 水中の汚れや貴金属などの毒物を短時間で凝集
  • 「フロック」と呼ばれる微細粒子の集合体にして汚れを沈殿させる
  • 大腸菌などの雑菌類はほとんど除去可能
  • 1gで10ℓもの水を浄化

という効果を得られるので、工業の排水処理用として、自動車や製鉄業界などで幅広く利用されています。

また、海外からの注文が多く、現在40カ国に出荷しており、50%は海外からの売り上げだそうです。

海外に目を向けるきっかけになったこととして・・・04年に発生した『スマトラ沖地震』があります。当時、会社に在籍していたタイ人社員を通じてタイ政府から要請があり、現地で飲み水を作るため【PGα21Ca】を無償で提供したのです。

数千万円するフランス製浄水槽装置がうまく作動せず困っていた中で、日本ポリグルの魔法の粉はたった30分で大量の飲み水を生み出し、現地の人々に大いに喜ばれたといいます。

出典:エヌ・ジェイ出版販売株式会社

こんなすごいものを生み出している企業が、日本にはまだまだたくさんあるのかもしれません。

日本にはいろいろと既成概念や癒着が蔓延していて、大きな事業にはこういった中小企業が介入できないのではないでしょうか。

しかし、今までの概念を覆すような発見をし、さらにそういった製品を生み出すことができるのは、

アイデアや自由な発想が規制されない素晴らしいベンチャー中小企業などかもしれません。

【ポリグルタミン酸】で放射性物質も除去!?

先述の【日本ポリグル】さんが開発したスグレモノがもうひとつあります。

それは、

【ポリグルタミン酸】に磁性体を持たせた凝集剤「PG-M」というもの

です。

「フロック」が磁性を持つので、電磁石などを併用すれば、汚濁物質を引き寄せて回収することが可能となります。この「PG-M」とゼオライトを用いれば、放射性物質であるセシウムをほぼ100%除去できることが東京工業大学の研究で明らかになった。

引用:株式会社エヌ・ジェイ・ハイ・テック

原発事故を経験している国なら、ぜひ試してみようと思うことは明らかですよね。

チェルノブイリ原発事故を経験したウクライナ政府は、日本ポリグルとの協力を決めたそうですが、
あれ?
日本
・・・まさかの交渉途中頓挫音沙汰無し・・・。
これが日本政府か…。

日本のトップは何を守ろうとしているのでしょう…。

人命を守ることが最優先ではないの?

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自宅で【納豆菌の殺菌・防腐効果調査】実験決定!

そんな納豆菌の殺菌作用・防腐効果はいかほどなのでしょうか?

日本ポリグルさんの開発商品もすごいと思いますが、私たちの日常生活レベルでその効果を実感できればそれもまたすごいと思いませんか?

まぁ、これは我が家が勝手にやって勝手に実感するという勝手実験ですので、そのまま真似をされるのは自己責任でお願いします。

イクラに納豆菌をかけて防腐効果を調査

まず、納豆水を仕込んで常温で放置している間に、その中にたくさんの納豆菌が増殖してくれていると仮定します。

今回は、

素材の味を邪魔しないようなものに対して、その納豆水をかけて保存する。

という実験を行ってみました。

すでに、市販の良質であろうパック納豆は冷蔵庫で保管せず常温で保管しているし、1週間そのままでも全然腐らないと判明しています。

今回使用した食材は

「イクラ」

です。塩漬けされてはいますが、冷凍庫から出して解凍してしまったものなので、普通なら早めに食べないとやばそうですよね。

1週間か長くても2週間以内に。

では、そこへ納豆水をかけて保存したら?

瓶詰のいくら

解凍したイクラの塩漬けを納豆水に浸けて冷蔵保存する。

Let’s Try!

1週間後・・・

いくらに納豆水をかけて1週間後の画像

なんの問題もなく生き生きとしています。

匂いも、納豆臭はしませんが生臭さや腐敗臭も全くないです。

う〜ん。しかし、まだ1週間ですからね。

さらに、納豆水に浸けない「イクラ」も観察してみましょう。そうすればより効果がわかりやすいですね。

味は?

ひとまず、このまま納豆水保存のイクラは様子を見続けていきましょう。

そして、1週間経過したものの味を確かめておきましょう…、勇気がいりますが…。

「パクリ」

うん、イクラの塩漬けの味!!大丈夫!

この後が肝心になってきますね。2週間、下手して1ヶ月保ったらこれは「効果あり!」といいたいですね。

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【納豆菌の実験】まとめ

はい、結果はまだ出ていません。

これから追ってリポートしていこうと思います。

誰も追っていないかもしれませんが…。

しかし、納豆水に浸けたイクラの味が全然落ちていないことはわかりました。

それも一歩ですね。

1週間の時間差で納豆水に浸けないものを新たに観察していくという、ずさんな実験ではありますが、何か明らかに違うというところが見つかるといいなと思います。

では次回をお楽しみに〜♪

追記:納豆水とイクラの関係、その後・・・こちら↓↓↓にアップしました!見てみてくださいね♪

【納豆水に浸けた解凍イクラのその後】約1ヶ月が経ちましたが実食!
生の魚介類を1ヶ月冷蔵保存して、それを食べる。なかなかハイレベルな実験です。しかし、やってよかったです。これでもう納豆菌を信じるしかなくなりました。ここまではっきりと違いを見ることができて、本当に実感として「大丈夫」と太鼓判を押せます。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

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