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酒粕の効果効能10個をご紹介!発酵し続ける栄養素の塊で健康体に!?

ー本記事は2018年6月16日に公開済みですー

私が住んでいる新潟は、美味しい日本酒が多くて有名ですが、当然酒粕も美味しいんです!

酒粕を毎年たくさん消費しているうちに、酒粕の特徴や扱い方にも随分慣れてきました。

そんな私が、新潟の酒造会社さんが研究開発された【乳酸菌発酵酒粕・さかすけ】もどきを独自で作ってしまったという話はこちら↓↓↓でしています。よかったら覗いてみて下さいね♪

【酒粕】は栄養と旨味の塊!簡単【自家製酒粕ペースト】で便秘知らずに
我が家は1年中「酒粕」を切らさないようにしていますよ。なぜって?あの粘土のようなベージュの塊、あの中には紛れもなく体に良いものが密集していますから。しかし毎日粕汁にするわけにもいきませんよね。そんな時はペーストにして毎日気軽に使うのです!

このもどきのおかげで、本当に簡単に美味しく毎日の食卓に酒粕を取り入れることができています。

酒粕というのは、発酵し続ける生きた栄養素の塊なのです。

冬だけに限らず年中酒粕を食事に取り入れている私が今回は、

酒粕の見過ごされがちな栄養や効能を具体的にご紹介したいと思います。

これを読んだ方が、今日から「酒粕」を見直し日々の生活に取り入れようと思って頂ければ嬉しいです。

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酒粕の栄養素って何?

酒粕には、お米の発酵から得られるアミノ酸ブドウ糖が豊富です。

体内で十分な量を合成できず、栄養分として摂取しなければならない必須アミノ酸も9種類全て含まれています。

・アミノ酸は生米の583倍

・タンパク質は卵約1.5個分

・食物繊維はりんごの約4倍

・ビタミンB1はレモン約15個分

・ビタミンB2はりんご約5個分

・ビタミンB6はレモン約8個分

・ナイアシンはバナナ約3本分

・葉酸はトマト約1個分

・パントテン酸はトマト約1個分

引用:nakaji minami tomoyuki

これのどこが「粕・カス」やねん?ですよね。

江戸時代には「粕」とは言わず「手握り酒」「酒骨」と言っていたそうです。

江戸っ子、さすが粋ですね。

葉酸は妊婦さんや胎児には大変重要な栄養素で、意識して摂取していかないとすぐに不足がちになってしまいます。

その葉酸がトマト1個分、りんごの35倍も含まれているというのは驚きですね。

少しずつ毎日摂取できると、健康で元気な赤ちゃんが育つかもしれませんね。

注目の成分【レジスタントプロテイン】が豊富

今大注目の健康成分である【レジスタントプロテイン】が酒粕には豊富に含まれています。

レジスタント=消化されにくい
プロテイン=タンパク質

お米にも含まれている成分ですが、お米をお酒に醸す過程で凝縮されるので効率よく摂取できるようになります。

この【レジスタントプロテイン】の特徴は食物繊維と同じような働きをすることです。

胃で消化されにくく、そのまま腸まで運ばれる

小腸でコレステロールや油を吸着する

便中の脂質を増やす

便が軟らかくなって排泄しやすくなる
このように【レジスタントプロテイン】が効果を発揮してくれる理由は、醸造の過程で麹が【レジスタントプロテイン】をむき出しにするという働きをし、油を吸着しやすい形に変えてくれるからです。これがお米にはない効果となる所以ですね。

レジスタントプロテインについてはこちらの記事↓↓↓も参考にしてみてください♪

酒粕や高野豆腐には【レジスタントプロテイン】が豊富!これが腸に効く
酒粕は醸造の過程で麹がレジスタントプロテインをむき出しにするという働きをし、油をより吸着しやすい形に変えてくれるそうです。また、高野豆腐には大豆よりも多く含まれており多くの栄養素が凝縮して存在するのでスーパーフードといえるかもしれませんね。

100種類以上もの酵素が含まれている

酒粕は、微生物たちが醸し出した酵素が100種類以上含まれる、まさに生きた栄養素の塊なのです。

酵素とは・・人が生きる上で常に体内で行っている、物質の消化・吸収・輸送・代謝・排泄などのすべての化学反応を起こすたんぱく質分子

酵素なしでは人は生きられないことがわかりますね。

その「酵素」が豊富に含まれている酒粕とは、私たちの体を健康に維持してくれるとてつもなく優れた食品と言えるのではないでしょうか。

主に代謝に使われる酵素は食べ物では補えません。

しかし、消化酵素を食べ物でたくさん吸収して、体内の貴重な酵素は代謝に回してあげればいいんです。

発酵食が体にいいと言われる所以がここにありますね。

ご存知の方も多いと思いますが「酵素」は熱に弱く「酵母」も加熱により死滅してしまうと言われています。

できるだけ非加熱で摂取したいですね。

ただし、酒粕はアルコール分が残っていますので、アルコールが苦手な方や妊婦さん、小さいお子さんは加熱したものを摂取するようにしてください。

食物繊維や体に必須の微量ミネラルなどは、加熱しても変化することなく摂取できるので十分な効果は得られますよ。

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酒粕の効果効能10個とは

酒粕をほぼ毎日摂取するようになって、自分の体に起きたわかりやすい変化としては、

・お通じが良くなること
・肌の調子が良くなること

です。

どちらもに効いているということが想像できますね。そして女性には嬉しい!

代謝を上げ排泄を促してくれるので、当然腸内環境は良くなります。

肌は腸内の現れとも言われますから美肌にも一役買ってくれそうですね。

では、そんなありがたい「酒粕」の効能を詳しくみていきましょう!

⒈ 高血圧の予防

血圧が上がるのを抑える働きのある【ペプチド】という物質が酒粕にはなんと6種類も含まれているんです。

月桂冠総合研究所によると、その中の何種類かは高血圧の薬と同じくらいの効果を持っているそうですよ。

副作用の心配なく高血圧が予防できるなら、とても嬉しい食材ではないでしょうか。

⒉ 動脈硬化の予防

動脈硬化の原因である悪玉コレステロールを例の【レジスタントプロテイン】が吸着して排泄してくれます。

また、酒粕に含まれる酵母血管を柔らかくしてくれる効果があるので動脈硬化予防にはもってこいですね。

高血圧も動脈硬化と無関係ではないので、先ほどの【ペプチド】の働きも相乗効果で効いてきます。

⒊ 糖尿病の予防

糖尿病は血糖値の急上昇に気を付けなければなりません。

だからといって糖質を全く摂らない選択は正しいとは言えません。

糖を体が要求しているのは本能ですから、我慢してしまうと反動で一気に食べてしまうこともあり得ます。

大事なのは、適量を摂り緩やかに吸収するということですよね。

酒粕にはデンプンを糖に変える【αアミラーゼ】という酵素の働きを阻害する物質が含まれていることが発見されています。

インシュリンに似たインシュリンよりも安心安全な物質といえるのではないでしょうか。

⒋ 心筋梗塞・脳梗塞の予防

心筋梗塞・脳梗塞の原因の一つが血管が詰まる「血栓」です。

サラサラ血液とドロドロ血液、どちらがその危険性をはらんでいるか分かりますよね?

老廃物をきちんと排泄し、キレイな血液を流していくことが大切です。

先ほども出ましたが、悪玉コレステロールを排泄してくれる酒粕ですがそのほかにもいろんな効能があります。

  • 血液の塊を溶かす【ウロキナーゼ】を作るのを促進させる酵素を含んでいる
  • 血栓を溶かす効果のある【プラスミノーゲン】に働きかける物質がある
  • 酵母が血管を柔らかくしてくれる

脳には細い血管がたくさん集まっています。目に見えないだけで日々の生活習慣が刻々と影響してくるでしょう。

毎日の食生活が大切ですよね。

⒌ ガンの予防

ガンと現代人は切っても切れない縁になりました。よかったらこちらの記事↓↓↓も合わせてお読みください♪

【クエン酸サイクル】で酸化した体をアルカリ性に変えてガンにさようなら
抗ガン剤でミトコンドリアが死滅し細胞自体が酸化してしまえば、自己回復力では回復不可能な酸化によりミトコンドリア不在の細胞はガンの増殖する温床となるのです。がんの治療とは、抗がん剤ではなくクエン酸の投与の方が有効なのではないでしょうか?

誰の体でも常に作られているガン細胞、これらを体内で殺してくれているのが【ナチュラルキラー細胞・通称NK細胞】です。

酒粕にはNK細胞を活性化させる効果があることがわかっています。

酵母やら有用菌やら酵素などがこれだけ多いんですから免疫力も上がりますよね。

それに加えて、ガン予防に効果のある【αーハイドロオキシ酸】という物質が含まれていることもわかりました。

また肝臓の機能を助けてくれる【グルタチオン】という成分も含まれていて、薬や異物の解毒作用を助けてくれます。

肝臓の機能が弱ると細胞の働きも衰えるので老化が進みます。これを防いでくれるというのは、大変ありがたい成分ですよね。

人体にとって本当に微生物たちは健気に働いてくれますね。

⒍ アレルギーの改善

アレルギーを引き起こすといわれる【カテプシンB】という酵素の働きを阻害する効果が、酒粕にはあります。

即効性はないようですが、毎日の積み重ねで体質が改善されればあらゆる慢性病に効果がありそうですね。

⒎ 骨粗しょう症の予防

骨というのは、古くなると吸収されて新しいものが作られるということを繰り返しています。

高齢になるにつれてそのバランスが崩れ吸収の方が早くなってしまいます。

それは骨を壊す【カテプシンL】という物質を分泌するようになるからです。

酒粕にはこの【カテプシンL】の働きを邪魔する物質が3種類も含まれています。

酒粕を毎日摂ることで骨が吸収されるのを遅らせることができるんです。

こうした発酵食品を意識して摂ることが、元気で健康な老後生活を送る基礎となるのかもしれません。

⒏ ウィルス感染の予防

免疫力が病気にならないための重要な鍵となるのは、皆さんもよくご存知だと思います。

その免疫力を強化するには、元となる良質なタンパク質酵素が必要です。

酒粕にはそれらがたくさん含まれていますよ。

  • 必須アミノ酸を全て含むタンパク質
  • タンパク質を免疫細胞にする時に必要な【パントテン酸】
  • 【パントテン酸】の働きを促進させる【葉酸】

これらのおかげで、風邪やインフルエンザ、食中毒などの感染症にも打ち勝つ体づくりが可能になりますね。

⒐ ダイエット効果

【レジスタントプロテイン】の効果でコレステロールや脂質を溜め込まない体質に近づきます。

もちろん毎日少しずつでも続けて摂ることが前提ですが、気づいたら太りにくい体になっているかもしれませんよ。

また食物繊維も豊富なので便秘解消でお腹もスッキリですね。

生きた菌や酵母たちが腸内環境を整えてくれるときちんと代謝されるようになるので、血流もアップして汗もしっかり出るようになります。

いろんな要素が重なって、結果、食事制限をするよりストレスなく痩せられることもあるかもしれません。

⒑ 美肌効果

酒粕の発酵効果で腸内環境が整い肌が綺麗になるという効果もありますが、肌にとって嬉しい成分がちゃんと含まれていたんです。

  • シミの原因であるメラニン色素の働きを阻害しコラーゲンを作る細胞の増殖を促進する【セラミド】
  • シミ・ソバカスの原因であるチロシナーゼの働きを阻害する【アルブチン】
  • シミの原因になるメラニンが合成されるのを抑制する【リノール酸】
  • コラーゲンの成分【プロリン】

杜氏さんの手が白くてキレイな理由もこれらの有用成分のおかげかもしれませんね。

【衝撃】市販化粧水のトップSK-Ⅱが実は納豆臭かった!?その理由とは
【SK-Ⅱ】を手に取ったこともないですが、何か独特の匂いがあるそうですね。口コミの多くでは「納豆のような、よだれのような匂いがする」と言われちゃっているのです。納豆菌なんですよ、結局。ピテラというガラクトミセスも納豆菌も仲間なんですから。

まさにこういうこと↑↑↑です!

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まとめ:酒粕ってやっぱりすごかった!

やはり只者じゃなかった【酒粕】さん。

スーパーフードと言っても過言ではないですね。

改めてこれは日常的に摂取していくべきありがたい食品だと確信しました。

安価で、化学物質も添加物も無添加、原料もいたってシンプル。

ただ扱いにくさがネックだった酒粕も【乳酸菌発酵酒粕・さかすけ】もどきを作ってしまえば楽勝です。

いろんな最新のいいものを摂る努力もいいですが、その前に、昔から日本にある隠れた逸材のすごさを再確認して、体のデトックスを始めてみましょう!

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

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