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新潟はきのこ天国!?アグリパークの【にいがた村】できのこ詰め放題!

ー本記事は2019年6月21日に公開済みですー

長野県民の方は聞き捨てならないと思われるかもしれませんが、

私は、きのこといえば「新潟」くらいに、新潟をきのこ天国だと思っております、スー(@bacteria_suzu)です。

本日もお越しいただきありがとうございます。

ライバル視しているのか、新潟のスーパーに置いてあるきのこって、ほぼ新潟県産だと思うのです。

「長野県産なんてお呼びじゃねぇ」

と言わんばかりに。

そのせいで、きのこについて何も知らない私は、新潟に嫁に来てからずっときのこの生産量は新潟県がトップだと思っていました。

全国の5割を長野で生産しているという現実にもかかわらず…。

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きのこを作る新潟県の優良企業

新潟県の中でも、特に南魚沼地方できのこの生産が多く、県内の5割をシェアしているそうです。

みなさんもご存知の「雪国まいたけ」があるところですね。

こちらは全国的に有名な大手企業です。

では「中山食茸」はご存知ですか?

こちらも胸を張って自慢できる、新潟市南区にある【アグリパーク】内の直売所を経営するきのこ屋さんです。

どちらも私たちきのこ好きにはありがたーい企業なんです。

では少し2社のことについてまとめてみたいと思います。

もやしから舞茸へ

雪国まいたけさんが独自の舞茸栽培技術を開発されていなかったら、今日、私たちが手軽に食べられる舞茸ってあったのでしょうか。

舞茸自体が全国に流通されるようになったのも、当然雪国まいたけさんのおかげだろうし、それがなければ舞茸を知らずに生きてきたかもしれません。

もともとは、もやしを作る会社だったようですが、それも、社長の大平善信氏が裸一貫で創設されたといいます。

村一番の貧乏暮らし、しかも中卒という人生の沼から「必ず這い出てやる」という熱い想いを抱いて独立自営を決意されたそうです。

当時珍しかった「太もやし」の栽培に成功した大平氏でしたが、食の安全を重視して漂白剤を使わない製法を採用したため、見た目が悪くあまり売れなかったということもありました。

そんな「太もやし」が軌道に乗ったと思った矢先、あるメーカーが太もやしの生産設備を開発して売り出し、同業者が次々にそれを導入し始めたのです。

そんなことでへこたれるような社長ではないので、次なるものの開発に望みます。

それが、

「見つけたら舞い上がるほど嬉しい」

といわれていた「舞茸」の栽培です。

不可能だと言われたから挑戦した【雪国まいたけ】

舞茸は「サルノコシカケ科」のきのこで、天然物は1キロ1万円もすると言われています。

温度・湿度・照明などの組み合わせは気が遠くなるほど存在し、その中から量産に最適な条件を見つけ出すのも至難の技でしょう。

実際、周囲の人々からは「人工栽培は無理だ」と言われたそうです。

しかし、この言葉が逆に大平社長のハートに火をつけたのは言うまでもありません。

「よーし!ならば俺がやってやろうじゃないか!」

とでも思われたのでしょうね。

当時、1家4人、3畳一間、風呂トイレなし、生活費2000円だったそうです…。

雪深い南魚沼という土地では命さえも危うい状況だともいえます。

そんな状況でも「挑戦する」精神を持ち合わせていたという創業者、さすが忍耐強い雪国の男ですね。

舞茸の人工栽培に着手してやく1年後に「雪国まいたけ」を創設されたといいます。

本当にやっちゃったんです。すごすぎです。

最近は、内部紛争やお家騒動などと騒がれていたようですが、今でもちゃんと雪国まいたけは生きていて、私たちの食卓に美味しい舞茸が提供されています。

何があったのか詳しくは明記しませんが、きっと最後には、愛が残ったのではないでしょうか…。

美味しいキノコを追求する【中山食茸】さん

では、私たちが住む新潟市にある【中山食茸(なかやましょくたけ)】さんというきのこ屋さんについて見ていきましょう。

こちらは旧白根市、現在の新潟市南区にあるきのこ屋さんです。

家族経営の、雪国まいたけほど大きくない有限会社ですね。

しかし、創業は1年ほど雪国まいたけよりも早い1974年となっています。

こちらはシンプルに「美味しいきのこを安全に提供」することを理念として掲げておられ、地道にその生産技術の向上に務められています。

大量の従業員を雇うということもないため、売り上げにそこまで執着する必要はないのかもしれませんね。

また地域密着の精神が高く、学校給食などにもきのこを卸されているそうです。

きのこ屋さんが直売所運営!?

私がこの「中山食茸」さんを知ったきっかけは、新潟市南区にある【アグリパーク】という市が創設した農業体験複合施設を訪れたことです。

ここに、とても新鮮で種類が豊富な野菜がたくさん売っている直売所があるんですけど、ここの母体がなんと「中山食茸」さんなのです!

その名も【にいがた村】です。

新潟市内には割と点々といろんなところに産直があります。その中でも、この「にいがた村」キノコが安くて美味しいという大きな特徴があり、ほぼ毎日、キノコの詰め放題を実施されているんです。

生キクラゲの詰め放題なるものまでやられていて、さすがキノコ屋さんが母体なだけあるなーと思います。

もちろんその他にも、果物や野菜も種類が豊富で新鮮です。お肉や卵、お豆腐や油揚げ、おにぎりにお菓子になーんでもあります。

我が家、大変お世話になっています。

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【にいがた村】できのこ天国!

しいたけ、

まいたけ、

きくらげ、←ちなみにこのきくらげ、新潟ときめきパルシステムさん取扱品のものです。

にいがた村ではこれらのきのこがパラダイスなんです。

特に週末には必ずといっていいほどしいたけ詰め放題があります。

しかも平日よりもお安くなっていたり…。

袋を見たら、

「えーなんか小さくない!?」

って思いがちなんですが、とにかく詰めてみて下さい。

小さめのしいたけが、入る入る!

通常1パック100円から200円くらいしますよね?

しかも10個も入っていませんよね?

この詰め放題、もう数え切れないほどに入りますよ。

100円の時もあれば、200円の時もありますが、どっちにしても安過ぎです。(税抜き価格)

場所は?

にいがた村のあるアグリパークは、田んぼが広がるのどかな風景の中にデーンとあります。

農業体験や宿泊、ピザ作りに乳搾り、レストランでビュッフェランチまでいろんな体験ができる教育ファームとなっているので、ご家族でお楽しみいただけるのではないでしょうか。

何を隠そう、我が家も3女が生まれる前に野菜作りをさせてもらっていました。

春と秋の2シーズン体験しましたが、子供にもいい経験になったし、収穫もたくさんできて食べ切れないくらいの豊作でした。

農家さんや真剣に野菜作りをしておられる方の貴重な話も聞けて、毎週楽しみに通っていたなぁ。

市の情報誌で募集がかかっていたので、もしかしたら今でもやられているのかもしれませんね。

毎月9日はにいがた村へ!

アグ(9)リの9、ということで、毎月9日は特売されています。

90円均一とか、詰め放題もお安くなったり、試食なども普段より多かったり、いろんなお得があります。

新潟市といっても南の端っこなので、なかなか足が向かわないかもしれませんが、新鮮で美味しいお野菜、だけでなく新鮮なキノコも山盛りで、お米もお肉も豆腐もこんにゃくも果物もお菓子も、とにかくここでほとんど揃ってしまうくらい、品数も豊富です。

新米の季節には美味しい新米がたくさん並びます。

ぜひ一度、他にはないこの直売所ならではの魅力に触れてみて下さい。

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まとめ

私の大好きな直売所の宣伝みたいになっていますが、大丈夫でしょうか…。

そして、実はあまり知られたくない穴場だったりするんですが、大丈夫でしょうか…。

実際、我が家もここまで出向かない範囲に直売所がいくつかあります。

時間のない日々に追われて、最近はなかなか南の端っこまで足が向かわないのも正直なところ…。

でも、にいがた村にはそこにしかない魅力がたくさんあります。

なので、やっぱり安定のにいがた村なのでした。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

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