ー本記事は2018年7月12日に公開済みですー
新潟市秋葉区の程島ショッピングモールといういろんなお店が集まった場所の一角に、地味でもなく派手でもなく、でも一見するとよくわからないお店があります。
わたしは情報を得ていたので、「コレが噂の【うめやんkitchen】か〜」とすぐにわかりましたが、
旦那なんかは、私がこの【うめやん】の話をここを通るたびに確実にしているにも関わらず、ここがカレー屋さんだということをこの日(来店した日)ようやく理解したようです。
確かにカレー屋さんと言われてもピンとこないかも。
わたしの伝え方に問題があったのだろうか…、
興味がなかったから耳スルーしたのか、
定かではないですが、
この日、このカレー屋さんをいたく気に入ったのは、私以上に旦那の方でした。スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
「外で食べたカレーで、ここが一番美味しい」と豪語しておりました。
子供達の「喉が渇いた」という訴えから、なぜか午後2時半にカレー屋さんに…。
結果、非常に良いおやつを食べられたので、大正解でしたが。
新潟でスパイスカレーを食べるなら【うめやん】
もともとは、ワゴン車のような小さい車を改装して、移動屋台というスタイルでカレーを中心としたアジア飯を販売されていたようですね。
そして、その移動販売カーは今も健在だそうで、毎週実店舗の定休日などに様々なイベントや駅周辺などで出展されているようです。
どこか日本の風情を思わせるカレーメニュー
私たちが頂いたのは、「チキンバタークリームカレー」です。
旦那が聞いたんですよ、「おすすめは何ですか?」って。
ちょ、ちょっと、ちょっと待ってぇな…。
と思うか思わないかという瞬殺の早さで、何の躊躇もなく聞いたんです。
聞いちゃうんですよね、旦那。いろんな場面で。
悪いことではないですが、それ聞いちゃって大丈夫?聞いたやつ選べる?ってちょっと心配になるんです、私。
たしかに、初来店で何の情報も持ち合わせていませんでしたが、それでもアジアカレーに関しては、自分でも作るくらい好きです、フリークです。
いろいろじっくり吟味して、その時の気分と相談してこれやなっていうカレーを選ぼうと思っていたのにな…。
せめて私が一目見て気になった「うめやんの牛すじカレー」だと、店員さんの口から聞けたらよかったな…。
「辛くないものですと、こちらのチキンバタークリームカレーですかね」
そっか、まず私が頼まないであろう1品だな。
でも、それこそが『店員さんのオススメ』の醍醐味ですからね。
普段自分では頼まないようなものにこそ光を当てる、その醍醐味は十分堪能できましたよ。
そして、5人で1つのカレーを分け合うという食べ方なのだから、2歳児や5歳児がヒーハーするようなものではダメですもんね。
うめやんさんのカレーメニューはどれも美味しそうでした。
そして、どこか日本の家庭を思わせるような雰囲気がありました。
- うめやんの牛すじカレー
- チキントマトカレー(私たちが来店時にはありませんでした)
- 季節野菜とホタテのグリーンカレー
- チキンバタークリームカレー
- 7種の野菜のベジカレー
- かつおダシ香るエッグカレー
いかがですか?
アジア料理店で現地人のスタッフが作るカレーメニューではなく、日本のちょっとスパイスに詳しい料理好きなお母さんが作るカレー、そんなメニューな感じがしませんか?
いろいろ食べてみたくなるな〜。
ご飯も日本的でしっかり美味しい
ご飯は、新潟市産のコシヒカリ白米か、黒米入りか選べます。
たしか100円と150円くらいの差だったような気がします。
ここは黒米を選びました。黒米好きです。
しっかりとふっくら炊き上げられたコシヒカリに合うカレーでした。
スパイスと塩味が絶妙にマッチしていて、ご飯と一緒にどんどん食べ進められるカレーでしたね。
家庭のお母さんカレーが、ルーを使わずスパイスで作るとしたら、こんな味になるのかもなぁと想像してしまうほど、こちら側に寄り添った優しさを感じました。
もちろん家庭で出すのは難しいでしょうけど、アジアにぶっ飛びすぎていない、家庭寄りという意味で。
5人で回しながら頂くという、迷惑な客だったことこの上ないですが、おやつ代わりに頂いたので、十分に味わうことができる量のご飯でした。
大人一人で満足できる量だと思います。
食材にもこだわりが
お米にもこだわっておられるようですし、野菜は基本、無農薬で育てられた自家菜園のものだそうです。
それ以外でも、地元で取れた旬の野菜を使うように心がけておられるようです。
こういう心は絶対味に現れていると思うんです。
そして、こういうところに意識がちゃんと向いている人は、全てを公開していなくても、ほとんどの材料や調味料に気を遣っておられるということが想像できますよね。
なので、安心して食べられるし、きっと体調も良くなったり、元気になったりすると思います。
そういうご飯が食べられるお店というのは、とても貴重ですよね。
サイドメニュー・ドリンクも豊富で魅力的
カレー屋さんだと思って入店しましたが、実際にはおやつ的な焼き菓子や、サイドメニューも豊富でした。
ドリンクも、今の季節にぴったりなものが多くてどれにしようか迷ってしまいました。
- 無農薬レモンの自家製レモンスカッシュ
- 無農薬生姜の自家製ジンジャーエール
- 甘夏みかんジュース
- りんごジュース
- ミルク
- セイロンティー
ジュースやミルクはホットとアイスを選べます。あなたはどれを選びますか?
私達はジンジャーエールにしました。
大きなスライスジンジャーが入っていて、ほのかな甘みで美味しかったです。
子供達も喜んで飲んでいました。
リピ確定!通いたくなる素敵なお店
初めて入るお店って、いろんなことがいちいち目に入って気になるし、これからここにまた来るのか来ないのか、1回目の印象で決まってしまうことないですか?
幸い、私たちが入店したのが午後2時半という、カレーを食べるには中途半端な時間だったので、座席数が極端に少なく、テイクアウトに比重が大きいようなこのお店で、貸切状態でゆっくり飲食できました。
そして、カレーの美味しさだけでない、いろんな魅力を見つけることができ、
「また来ようね」
という結論に至りました。
超ステキなご夫婦が作り出すおもてなしの感性
結局お店って人ですよね。
どんなに美味しい料理が食べられたとしても、店員さんとのウマが合わなかったり、店員さんとのやりとりで嫌な思いをしたらリピートはなかなかしないと思います。
でも味に人柄が出るのか、人柄が味を引き立てているのか、ものすごくそんなことを考えさせられたひとときでした。
ご夫婦とスタッフの方で営業されているんですね。
もう【うめやん】と言ったら、いろんな雑誌で取り上げられているし、結構有名な大きいイベントにも出店されていて、知名度は高いお店です。
私もいろんなところで名前は聞いていましたから。
そんな新潟の有名店舗の運営者さんとはどんな方か?
とっても気さくで挨拶が気持ちの良い、清々しい方達でした。なんかよくわからないけど、ものすごく感謝されてない?私たち?って勘違いしてしまうほど、
“嬉しい!” “ありがたい!”
というオーラを惜しげもなく全開にしておられるような、それこそありがたい気持ちを分けてもらえるような、パワースポット的なお店ではないでしょうか。
飽きさせないメニューで何回でも楽しめる
とりあえずカレーは全種類食べてみたいなと思います。
自分で作るときの参考になることがありそうだし、カレーによって何がどう違うのか気になります。辛いのも体験したいし!
そのほかのドリンクや、焼き菓子、サイドメニューも、ちょっとずつ試したいですね。
そしてこれらのメニューは、季節によっても変わるし、その日の仕入れ状況などによっても変わるそうです。
店内は狭いけどナチュラルで清潔
このお店、一見すると中がどんな風になっているのかちょっと分かりづらいので、入るのをためらう人もいるかもしれません。
私の感じ方ですが、外観はアジア飯屋というより近未来的サプリメントでも売られていそうな雰囲気が、なきにしもあらずです。
大きな窓がほぼ全面にあってよく見えるんですが、キッチン全貌(スタッフの方々)が抜けてるだけで逆にジロジロ見れないんですよね。
そして、その奥がイートインスペースになっていて、そこにお客さんがいるかどうかは全く見えません。
なので、ちょっと人見知り場所見知りしちゃう人はためらうかもしれませんが、大丈夫ですよ。
構いすぎられる感じの接客が苦手な人も、大丈夫ですよ。
いい感じの距離感で構ってくれます。
先ほどの店主さんの紹介では、ウエルカム感を出されているようなことを書きましたが、それが程よいので全く嫌味がないです。
ウエルカム感、なくても嫌でしょ?
そして、店内には価格やメニューがわかりやすく表記されていますので、安心です。
壁は全面木材の下地がむき出しですが、そんなに雑な感じはなく、小ぎれいにされています。
それがまた異空間チックで面白いというか、他にあまりないような雰囲気があります。
まとめ
うめやんkitchen、いかがでしたでしょうか?
新潟市中心部からはちょっと距離がありますが、食べてみる価値はありますよ。
テイクアウトの場合は、お昼時以外は要冷蔵になるそうです。
いろいろ買って帰って友達とカレーパーティーなんかも楽しそうだな。
だいたいカレーひとつが650円前後でした。
それにご飯とドリンクをつけると、1200円くらいのカレーランチになりますね。
ランチに困った時には【うめやん】に行ってみませんか?
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。