カレールーを使わないカレー!?簡単に作れるカラダに効くカレーとは?

からだの事

 

日本の家庭で、お母さんがせっせとスパイスを調合してインドカレーを作っている家はどれくらいあるでしょう。

おそらく私が子供の頃(バブル前後)またそれ以前には、ほぼ皆無ではなかったかと思います、スーです。

本日もお越しいただきありがとうございます。

もし日本にカレールーがなかったら…、

もし日本にレトルトカレーがなかったら…、

日本人がカレーを食べることがあったのだろうか、

それくらいなくてはならないモノであるのは確かだと思います。

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カレールーで作るカレーはインスタント味噌汁

やれ風味がない、やれ手抜きだ、やれ邪道だ

などという議論ではなく、作る工程を身近なお味噌汁に例えてみました。

インスタントってどういうこと?

出来上がったものの味自体はそんなに遜色なく仕上がるけれど、元となる素材が加工品自然物かによっての違いにより、体に取り入れたときの効果・効能は同じではないものであると思います。

味噌もスパイスも体に多大な影響を及ぼす食品であり、どちらも保存食として昔から産地の人々の工夫や知恵によって、その活用方法などが長く引き継がれたものです。

それを、その産地だけでなく、どこででも食べられるようにしたのがインスタント食品ですよね。

インスタント化するということは、それだけ需要が高いということでもあります。

インスタント味噌汁

インスタント味噌汁は、あらかじめ調合された味噌に加え、本来なら野菜や具材を煮込むことによって生まれる旨みやコクを加工調味料などで補い、乾燥させた野菜や乾物と一緒にお湯をかけて出来上がり〜。

誰が、いつ、どこで作ってもほぼ安定した味になりますよね。

カレールーもインスタント?

カレールーには具材は入っていないですが、あのの中に油や化学調味料、スパイスなどがブレンドされて含まれていて、お湯で溶かせばカレーの出来上がり〜

カレールーはインスタント食品じゃない?

確かにレトルトカレーがインスタント食品だとしたら、カレールーで作るカレーは家庭料理の範疇だという意見もあるかもしれません。

でも、レトルトカレーは完成した食品だと思うんです。お湯をかけるわけでもなく、そのまま食べられる完成食品です。

カレールーはそのままは食べないけれど、具材が柔らかく煮てあれば何に溶かしても大丈夫ですよね。その具材や下準備の仕方によっては味が変わるので、「家庭の味」のように言われますが、インド人からすればインスタント以外の何物でもないと思います。

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スパイスカレーは日本の味噌汁

上述の説でいかせていただくと、こうなりますね。

インドの家庭に様々なスパイスが常備されているように、日本の家庭には自家製味噌が1年分確保されている…。

今は主にスーパーにありますが…。

インドでのカレー習慣

インドは常夏の国です。毎日摂取するスパイスの効果で、一気に体を燃焼させて汗を出し、その後で体温を下げるという理にかなった習慣と言えますね。

ほぼ毎日のようにスパイスを調合してカレーを作っているインドの習慣とは、日本に例えるとまさに「味噌汁」なのではないでしょうか。

日本の発酵文化

一方日本は、高温多湿でじめじめとした日も多いです。

味噌や醤油などの発酵調味料をうまく利用して、内臓機能が低下しないように温め、さらに発酵の過程で増殖する乳酸菌を腸に届けて免疫機能を高めていると言えます。

昔から変わらず食卓に上ってきたものには、必ずその効果効能があるんですね。

日本も夏にはカレーが美味しい!

日本でも、やはり夏のアウトドアキャンプで食べるカレーは格別に美味しいですもんね。

暑い暑いと汗をかいているときこそ、スパイスたっぷりのカレーが体を冷やしてくれるのです。

これが、年がら年中ルーカレーを食べている状態では、やはり少しずつ冷えやすい体になっていくのかもしれません。

特に女性の場合、生理前後に刺激の強いカレーなどを食べて、月経が重たくなるという経験をしたことがありませんか?

その土地その土地で昔から食べられてきたものには、きちんと理由があるんですね。

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カラダに効くカレー

インドからイギリスへ、イギリスから日本へ、海を渡ってやってきたカレー。

明治維新の頃に黒船とともにやってきたのかどうかはさておき、インド植民地時代にスパイスカレーを知ったイギリス人、その合理的な人種は、いちいちスパイスを調合してその都度カレーを作りたくない!とでも思ったのか、

カレー粉なる魅惑の調合スパイスを作ってしまった!?

その香りと色とミステリアスな雰囲気に魅了された日本人が、切磋琢磨して今度は日本の家庭でも気軽に食べられるように、

カレールーなる魔法の塊を作ってしまった!

この時点で、インドでのカレーによる食習慣の効果・効能などほぼ無視され、ただ美味しい、香りがいい、白ご飯に合うカレーライスに変容していると言えます。

カレー粉と味噌で作るカレー

そんな経緯でカレーを知ってしまった日本人に、今更ルーカレーをやめてスパイスでカレーを作りましょう、と言ってもハードルが高く感じてしまいますよね。

そんな時に重宝するのがカレー粉と味噌です。

把握しきれないほど多種類あるスパイスの、効果や効能をひとつひとつ調べて実際に購入し、あれこれ試行錯誤してみる、という手間が苦にならない人はやればいいのですが、

その手間が煩わしいからカレールーで済ませる。だけどカラダに本当にいいのかは疑問。

そう思っているのなら、ぜひカレー粉と味噌でカレーを作ってみてください!

カレー粉の効能である発汗作用と、味噌の効能である整腸作用、このダブル効果でカラダにも効く、そしてカレーを食べたいという欲求も満たされる、一石二鳥カレーなんです。

体を冷やしやすいスパイスと、さらにはラードやバターがたくさん入っているカレールーで作ったカレーを、糖質たっぷりの白ご飯にかけて食べるというのは、あまり体が喜ぶ食べ物ではありません。

口先と脳だけは大喜びですけどね。

作り方

日本のカレーのルーツ、カレー粉、その原点に帰ってみましょう。

カレー粉の中身は?

カレー粉に配合されているスパイスの多くは、漢方では生薬として用いられています。

  • ターメリック・・ショウガ科の根茎。日本ではウコンとして知られています。黄色い色が特徴で、この成分が胆汁の分泌を促し、肝臓の解毒機能を高めます。体内の血の巡りを良くし、利尿・鎮痛作用も期待できます。
  • チリペッパー・・辛味の主成分カプサイシンが新陳代謝を活発にして、体内の脂肪を燃やす効果があります。唾液や胃液の分泌を促進し、健胃・整腸・食欲増進効果の他に、抗酸化作用、老化防止などの効果もあります。
  • コリアンダー・・香菜・パクチーと呼ばれ、近年身近に出回るようになりましたね。体内に蓄積された有害重金属を排泄する効果が注目されています。
  • クミン・・カレーの香りの重要な香辛料です。古代エジプトでは、ミイラの防腐剤として用いられたと言います。消化促進、整腸作用があり、腸内にガスが溜まるのを防ぐ役割もあります。
  • フェネグリーク・・母乳の出が良くなる効果があります。血糖値の上昇を抑えたり、滋養強壮、食欲増進、解熱などの効果もあります。
  • ペッパー・・辛味付け防腐効果があります。健胃作用・新陳代謝促進作用も知られています。

主なスパイスはこのくらいで、あとは陳皮やクローブなどが入っているものもあります。

もちろんパウダーになっているので、粒のままから挽き立てを使う場合よりも、香りや効能は弱くなっています。

それでも余計な油や添加物は入ってないので、カラダには優しいと思われます。

少し手間がかかりますが、辛味成分を省いたブレンドを自分で調合すれば、小さいお子様でも食べられる本格インドカレーができますね。

レシピ

いたって簡単です。

だいたい味噌汁、豚汁を作る感覚でいいと思います。

① ニンニク、生姜のみじん切りを少量のオイルで炒める

② 季節の野菜(なんでも)とお肉魚介を加えて炒める

③ カレー粉を加えて炒める(とろみをつけたかったら小麦粉も加える)

④ 塩とスープをひたひたに入れて煮る

⑤ 煮立ったら蓋をして、具材が柔らかくなるまで弱火でコトコト

⑥ 火を止めて、味噌や醤油を加える

味見をしてよければ完成!

味噌とカレー粉の配合がミソです。

ただのカレー風味の味噌汁にならないように、試行錯誤してみましょう。

ポイント

★ 野菜やお肉をごく弱火で蒸し煮にすれば、時間はかかりますが、旨味が十分に引き出されて断然美味しくなります

★ カレー粉と一緒に酒粕を加えるとよりマイルドになります

★ スープは水でもいいですが、鶏がらスープ和風だし、豆乳やココナッツミルクなどいろいろアレンジしてみましょう

★ この作り方に慣れてきたら、自分でスパイスを足してみたり、隠し味を足してみたりしてみてください

★ 分量は、ご家庭によって味噌汁の加減が違うように、初めはそれぞれの感覚でやってみるとわかりやすいと思います

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まとめ

カレールーを使ったカレーは、小さい頃からの母の味、体も頭もしっかり覚えていて、食べると一気に故郷に帰った気分になれますね。

その郷愁の味もとっても大切です。

今、スパイスの効能を知って、そういうカレーを食べてみたいと思ったら、ぜひ一度チャレンジしてみてください。

これからカレーを食べていく年齢のお子さんをお持ちの方は、このスパイスカレーがおふくろの味になるかもしれませんね。

スパイスカレーは辛くて刺激が強すぎると思っていたら、そのイメージは変えられるかもしれません。

インドやタイ、ベトナムなどの暑さが厳しいところのカレー、ではなく、今この日本の我が家で食べるカレー、その感覚を大切に、先入観にとらわれずに作ることをお勧めします。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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