ー本記事は2019年11月2日に公開済みですー
2年前の年越しは、悲惨な帰省旅行となりました。
体調の些細な不調をごまかし続けたことによって、結局は自力でどうすることもできないくらい扁桃腺が腫れてしまったのです。
実家でひたすら寝ていたにもかかわらず、一向に良くならない扁桃腺の腫れ。
極力医者に行きたくない!というしょうもないプライドをやっと捨てることが出来たのは、新潟に帰る途中の車中でした。スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
こちらの記事↑↑↑で、新潟に到着するまでの扁桃腺の暴れっぷりをまとめました。
さすがにこれは病院に行きたい!と思った私の
- 救急病院での診察
- 翌日の耳鼻科での診察・治療
をまとめていきます!
怒り狂った扁桃腺たちは、病院と薬の力で無事に沈静化されたのです。
扁桃腺の腫れが引かずに救急病院に!
兵庫県から新潟市に帰ってくる途中で、もう喉は地獄の様相です。
実家で寝ていたときはまだここまで暴れていなかったのですが、それは表面化していなかっただけで、喉の細胞は刻一刻とやられていたのでしょうね。
まさかの耳鼻咽喉科が閉まっている!?
お正月ですからね、夕方には内科と外科以外の診療は終わっていたような気がします。記憶が曖昧・・・。
そして、患者の多いこと。
専門の先生に診てもらえないとなると、本格的な診察は明日以降です。
この痛みに今晩一晩耐えられるのか!?
いやいや、それは無理なんです!
「扁桃周囲膿瘍ですね〜、明日手術かなぁ」
専門ではないとはいえ、喉だって立派な免疫器官です。
内科の先生の診断もかなり信用できるものだと思います。
そこではっきりと、
と言われてしまったのです。
その治療法は、第一に膿汁を取り出すという方針になり、一般的には注射針で膿汁を吸引、または麻酔後患部を1〜2センチほど切開して摘出する
というとんでもなく怖いものなのです。
最終レベルまでいってるやん!
ネットである程度は調べていたので、その難しい病名が意味するところはすぐにわかりました。
そうかもな、と予想はしていましたが、実際にはっきりと言われてしまうと、怖過ぎです。
点滴と抗生剤で一旦地獄からは解放
運が良かったのか、悪かったのか、内科の先生はこの症状についての明確な診断ができません。
なので、この夜間急患センターでは、一旦痛みを緩和する処置のみをしてもらいました。
- 点滴で抗生剤を打つ
- 錠剤の痛み止めと抗生剤を処方
通常時の私の感覚では、「抗生剤?いらんなぁ」と一蹴しかねませんが、ここはされるがままにありがたく享受いたしました。
ベッドに横になり、かなりゆっくりと点滴をしてもらっていると、気持ちよくなってウトウトさえしていたと思います。
痛みが少しおさまったところで、なんとか家に帰れたのです。
家族には正月から迷惑かけっぱなしなのに、明日から入院・手術かもしれないとなると、それはもう今の比じゃないくらいもっともっと迷惑をかけることになります。
旦那も子供たちも葬式のときにする顔になってました・・・。
ただ、薬を飲んでもしばらくは寝付けなかった私も、ようやく朝方痛みが引いてきたのです。
薬って効くよね〜。
ああ、地獄から解放された〜。
と、ちょっとだけホッとしました。
耳鼻科にて【扁桃周囲炎】確定!
翌朝には、完全に痛みが引いてちょっと元気が戻ったので、ネットでどんな手術になるのか調べてみたのです。
・・・。
怖さに震えそうになりました。
でも震えていてもしょうがないです。
食べたり飲んだりできていれば最悪入院は免れるかもしれないという情報も得たので、
うどん食べとこ。
そしてこれが、幸い苦なく食べられたのです!
食べられたことで少し冷静な自分を取り戻せたような気がします。
どんな治療になるの?
覚悟はしてきたつもりですが、やっぱり怖い・・・。
で、そんなことおかまいなしの冷静沈着な女医先生は、こう言ったのです。
えー!!え?え?えー!!マジ??
いや、逆になんか心配になるんやけど!
この女医先生は、ズバッとした物言いで冷たく感じる人もいるみたいですが、聞いたことにはきちんと詳しく答えてくれるので私はそれが良くて、ちょっと遠くてもわざわざこちらを利用していました。
ここはしっかり聞いとこ。
「昨日の急患センターでは手術かもって言われたんですけど・・・?」
先生曰く、
そうは言われても・・・みたいな不安な顔をしていたのでしょうね、先生が、
と言って、小さい管を鼻から通して喉の奥の見えない部分まで見てくれたのです。
とのことだそうです。
これはどういうことかというと、
ということです。
扁桃周囲膿瘍の一歩手前といえる、扁桃腺の広範囲の炎症で留まっていたのです!
ナイス!!
通院・点滴・ゆっくり休む
なんとか、家族をひどく巻き込むことは避けられましたね。通院の際はおチビさんは義母宅へ預けました。
あんなに大暴れしていた扁桃腺も、次第に鎮静していき、私もやっと通常生活に戻ることができたのです。
しかし、抗生剤の連続投与という非日常の強い刺激が全身に影響しないはずはありません。
吐き気があったり、フラフラしたりはありました。
普段よりもこまめに横になるようにして、体の疲労を最小限にすることは大切ですね。
この喉騒動が年末年始をまたいだことは、不幸中の幸いだったかもしれませんね。
仏の旦那様が子供たちのケアや家事を本当によくこなしてくれました。
そして、私の体もこのときを狙って暴れたのかもしれませんね。
医者嫌いの自分と向き合うきっかけ
今回の私のケースは、年末に向けてバタバタと忙しくしていたり、大雪が続いて連日雪掻きしたりということもあって、
免疫力がかなり下がっていたところへ喉がやられたんだろうと思います。
医者嫌いの人は、ひどくなる前にきちんと気づくこと!
自分の体と向き合えないくせに、医者に行くことを毛嫌いしていては、周りに迷惑がかかるだけだとよくわかりました。
気付けたら、そこでゆーっくり寝る!
気づいても休めない場合は、仕方ない、早めに病院へ行きましょう!
まとめ
扁桃腺が腫れるということは、そこでウィルスとの戦争が始まったということ。
全ての物資や優秀な免疫細胞を戦場に送り込むために、じっと体を休めて他の器官を停止状態にすることが最優先です。
今回はなんとか手術を免れて抗生剤で散らすことができましたが、抗生剤の力とは、早急に痛みがおさまり治っていくという強烈なもの、やはりどうしても副作用があります。
できれば使用しないで自然に治したいですよね。
そのために、今回の私のケースを参考にして、どこでどうすればよかったかをあなたなりに見出していただけるといいなと思います。
今回の事例を踏まえたのどケアのお話↓↓↓も書いてます。よかったらのぞいてみて下さいね♪
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。