ー本記事は2018年6月3日に公開済みですー
あのとても小さな瓶に入った「精油」、魅力的ですよね。
いろんな種類があって、それぞれに芳醇な香りを蓄えている、神秘の小瓶。
その中身について漠然としか知識がなく、使い方もよくわからないのに、ひょんなことから立派なオーガニックエッセンシャルオイルを6本買うことになりました、スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
強引な勧誘にあったとかではないですのでご安心を。
精油の効能や使い方を調べる前に買うとは?
もともと香りには惹かれるものがありました。
ただ、「アロマテラピー」という言葉があまりにも一人歩きしているように感じていて、どこからどう手をつけたらいいのかよくわかりませんでした。
オイルの効能を調べて、自分の好きな香りとマッチした効能のオイルを使うといいのでしょうけど、どうやって使う?
そんな壁にぶち当たった人も少なくないでしょう。
各国、各社、様々な精油を販売していて、価格や由来もそれぞれに違います。
素人が一人では選び切れないちょっとハードルの高いものでよね。
私なんかは、体調を整えるためには、自分には自家製乳酸菌液の活用が一番だと思っているし、
それが今の生活になくてはならないものとして存在していたので、他に何か手を出すという必要性もありませんでした。
そんなとき、信頼できる友達からエッセンシャルオイルを使った手作り化粧水をもらう機会があり、使っているうちに香りと効能に心から癒され気持ちいいなと感じたんです。
植物の渾身の1滴、濃縮された偉大な生命のしずく、
そんな精油を、自分で扱うことができれば面白い世界が広がるんじゃないかなと素直に思えるようになったので、思い切ってスターターキットを購入することにしました。
これは確実に楽しめると思ったからできましたが、普通はあまりしない冒険ですよね。
でも、アロマの世界は奥が深すぎて、ひとつひとつ調べ出すとキリがありません。
効果・効能を知るためには使っていくことが一番の近道ではないかなと思いました。
そこで、何も知らない素人の私が、知りたいなと思うことを調べてまとめてみました。
良かったら参考にしてみて下さいね♪
精油とは
そもそも、あの小さな瓶に詰められた液体って一体なんだろう?
植物から抽出したものだということはみなさんもご存知かと思いますが、なぜそんな大変な苦労をしてまで植物から液体を絞り出す必要があるのか。
植物の力といえば、昔から日本でも、その辺に生えてる野草をいろいろな場面で活用してきました。
植物の葉や茎を煮出してお茶として飲んだり、直接患部に刷り込んだり、乾燥させて粉にして飲んだりと、今でもその薬効は重宝されていますよね。
また「お香」や「お線香」といった、火をつけて煙を出して香りを楽しむ習慣もありました。
ただ「香り」の効能に特化した利用方法は、古来日本ではあまり馴染みがなかったように思います。
「油」ではない?植物に含まれる「香」の部分だけを抽出したもの
エッセンシャルオイルとも呼ばれ、オリーブ油やゴマ油のような「油脂」の一種という印象を受けるかもしれませんが、一般的な「油脂」とは違って、植物の「精、精髄」という意味で「精油」と呼ばれているそうです。
また水より軽く、水に溶けやすい性質で、油には良く溶ける(親油性、脂溶性)ので水に入れると油のように浮きます。そのため「精油」という名前になったとも言われています。
植物の、
- 花
- 葉
- 茎
- 果皮
- 樹皮
- 根
- 種
- 樹脂
などの様々な部位から抽出された100%天然の「揮発性の芳香成分」で、ほとんどの精油は液体です。
アロマオイルなどと混同されがちですが、合成香料を使用して大量生産されるそれらとは区別されています。
ある植物の組成が常に一定であることはあり得ないことで、概ね同じ香りの精油であっても、成分組成が異なると薬効が異なる可能性があります。
香りのある「芳香植物」は、約3500もの種類があると言われていますが、精油が抽出されているのは200〜300種類ほどです。
精油の3つのグレード
精油製品にはわかりやすく規格化された3つのグレードがあります。
ひとことに「精油」といっても、販売店や通販サイトには数えきれないくらいたくさんありますよね。
その中でも、この【オーガニックグレード】に的をしぼって選んでみるというのは、初めての方には有効かと思います。
なぜ植物は芳香を放つのか?
そもそも、なぜ植物は「精油」を産み出し、芳香を放つのでしょうか。
植物も私たちと同じ、命を宿した生き物です。しかし、生体の特長として、一度根付いたら私たち動物のように自由に動き回ることができません。
永続的に自身の生活圏の安全を維持するために、「精油」によって自分の身を守り、子孫の繁栄を可能にしていったと言われています。
自分の身を守るため
植物は他の生物の育成を阻害する為に、殺菌効果のある精油ミスト「フィトンチッド」を発しています。
フィトン=植物
チッド=殺す
他の植物に養分を取られないように、または、有害な菌やウィルス、昆虫や草食動物に食べられないようにするためです。
森林浴を気持ちよく感じるのは、緑の美しさと風や木々や葉の揺れる音、それに加えて抗菌作用のあるこのフィトンチッドを浴びることによって、体が浄化されるからだと言われています。
子孫を残すため
自らが動けない植物は、香りを放って昆虫や鳥を引き寄せています。
花が受粉するためや遠くへ種子を運んでもらう為に、花の色と形の視覚効果とともに、精油成分を揮発させる臭覚的効果で、これらの生物を呼び寄せるのです。
他にも精油には、自身にできた傷の治癒、人間でいうホルモンのような情報伝達、体の調節、乾燥を予防する働きもあると言われています。
精油によるアロマテラピーという療法
精油を用いる「アロマテラピー」は、植物療法あるいは「ハーブ医学」から派生したものですが、単純に、人が意思を持って香りを利用していたという最も古い記録は古代エジプト時代まで遡ります。
ミイラを作る際や様々な儀式に使われていたそうです。
中世には「錬金術」の研究が盛んになり、その中で「水蒸気蒸留」によって植物から精油を取り出す方法を確立したと言われています。
1990年代以降に世界的に普及していった「アロマテラピー」は、精油または精油の芳香や植物に由来する芳香を用いて、病気や外傷の治療、病気の予防、心身の健康やリラクゼーション、ストレスの解消などを目的とする療法です。
現在日本では、美容や癒しを目的とした行為、ただ精油の香りを楽しむ行為も含めて、女性を中心に広がっています。
こうした民間中心での人気の一方、アロマテラピーは医学として用いるにはエビデンスが不十分であり、医療の場で採用するには満たされていない条件が多いため、他の代替医療と比べても医学の側からの関心はさほど高くないような風潮があります。
スピリチュアルな側面を持つアロマテラピー
精油を使って心身だけでなく、魂、霊体の健康を目指す施術者もいます。
ヨーロッパなどでは現在でも、精油を植物の力や波動を宿す神聖な医薬品と見なす考え方があります。
- ヨーロッパ伝統医学における占星術的な身体感や植物の解釈
- アーユルベーダのチャクラや中国医学の五行といった理論
- 宝石療法や波動理論
などを取り入れた、スピリチュアルな癒しとしてのアロマテラピーもあります。
まとめ
精油には、お香や香水とはまた違う、少々危険を孕むほどに薬効が高いものもあります。
病や傷を癒すという反面、副作用を引き起こすものもあります。
使い方を間違って、癒しどころか悪化させる結果を招かないように気をつけないといけませんね。
薬事法のような法律での規制がないため、いろんなメーカーがさもナチュラルなものであるかのように謳っていて、明確な基準がないともいえます。
だからこそ、よく調べてなるべく出所のはっきりしたオーガニックの製品を選びたいですね。
精油について調べたところで、今度は、実際に私が購入した初心者でも扱いやすくて効能が豊富な幾つかの精油について掘り下げてみました。
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本日も最後までお読みいただきありがとうございます。