ー本記事は2018年6月10日に公開済みですー
美白肌をスッパリ諦めて6年目。
年中スッピンでどこでも出かけます。
毎年恒例、夏の実家帰省で、こんがり焼けた3人娘と私が歩いているのを見て、
妹が放った一言、
「いや…、東南アジアから来た親子にしか見えへんで」
なんとも複雑な反応しかできませんでした。スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
東南アジアは大好きだし、ベトナムには行った事もあって現地の人たちの人懐っこさに感動した覚えもあります。
ただ、美白神話に一度は傾倒していた身として、そこまでズバリ被ってしまうと苦笑いという反応になってしまうんですね。
みなさんは日焼け止めを塗っていますか?
ファンデーション、のせていますか?
「焼けたくない!」から「焼けてもいい」
に変換できたら、いろんないい事があるのをお伝えしたくて、今回は日焼けとは何かという観点から、
肌と体の健康について書いてみたいと思います。
化粧をしなくなった話はこちらの記事↓↓↓を覗いてみてくださいね♪
色白神話と皮膚ガンの関係
「肌の白いは、七難隠す」
とはよく言ったものですね。
お肌の白さが気品や美しさを助長しているかのように思えなくもないです。
もちろん一概には言えませんが、昔からお姫様のイメージは色白美人、やや頼りない感じが王道です。
色白の可憐さを幼い頃から刷り込まれてきた私たちは、色白イコール美人くらいの威力ありますよね。
日本人は黄色人種でしたよね?
日本人女子は「地黒」というだけでなんだか総合点から減点されるような感覚、ないですか?
私はあります。
もともと色白の方ではないので、よく女子の間で交わされる、「肌が白いや、黒いや」談義が超苦手でした。
いつからそんな風潮が当たり前になったんでしょうか?
テレビや映画の影響も大きいですね。戦後の欧米文化襲来による白人至上主義も影響しているかもしれません。
透き通るような白い肌に、スラッとした長い手足、目鼻立もくっきりと、黄金に輝く長い髪をなびかせて…、書いてて虚しくなるくらいどうでもいい事ですが。
そんな至上主義がまかり通っている日本人には、認めたくないことかもしれませんが、
日本人、黄色人種ですが、何か?
肌の色は基本的に日照時間に比例します。
常夏のような年中太陽の日差しが降り注ぐ地域は、当然肌の色も濃くなりますよね。
これに関して言うと、日本は四季の変化に富み、さらに縦に長い島国です。
太陽の恩恵に預かれる時間が全国でまちまちです。東北や北海道と、沖縄では日照時間の差も大きいでしょう。同じ日本人、同じ黄色人種でも、肌の色には幅があって当然なのです。
小さい子供が肌の色なんて気にせず、真っ黒に日焼けして外で遊んでいるのは清々しいですよね。
それがいつの間にか、メディアや大人の常識の影響を受けて、「日焼けしちゃダメ」「色白がいい」と思うようになる、それと同時に生き生きとした健康美も手放してしまう、そんなもったいないことあります?
肌の色が濃いほど皮膚ガンになりにくい
私も紆余曲折を経て、肌の色は気にしないようになりました。
それよりも肌が健康に保たれていてターンオーバーが正常に行われるように体質を整えていけば、体全体が若返って生き生きしてくるのがわかりました。
肌の色の濃さはメラニン色素が原因です。
メラニン色素が増えるのは紫外線を浴びるからです。体には決して無駄な機能はないです。
このメラニン色素を生成するのも、紫外線からの害を受けないようにするためです。
これが完成すると、次からの紫外線を肌表面で反射してくれるので、皮膚の奥には到達しにくくなるんです。
小さい頃からきちんと太陽の光を浴び、体内でメラニン色素を生成する仕組みが整っていると、強い紫外線による火傷のような症状や、皮膚ガンさえも予防する事ができます。
近年叫ばれている、
「オゾン層破壊による紫外線量の増加と皮膚ガンの関係」
にも盲点があって、もともと日照量が少ない地域に住んでいる白人に限った現象だそうです。
白人が、10万人に600人の皮膚ガン発症率というのに比べ、日本人などの黄色人種では、10万人に5人という割合にすぎません。上昇傾向も見られないそうです。
それにしては、「皮膚ガン、皮膚ガン」と叫びすぎではないでしょうか。
日焼け止めは健康止め
日に焼けたくないというより、肌を白く保ちたいという目的の方が強くなっている日焼け止め信仰ですが、市販の日焼け止め製品の99.9%に有害な化学物質が使われていると言われています。
それはそうでしょうね、本来なら褐色になるはずの肌を真っ白に保つわけですから、それ相応の化学の力が必要でしょう。
敏感肌の方は特に日焼けを懸念されるかもしれませんが、実は適度な日焼けの方が肌には負担が少ないのではないでしょうか。
ナノ化された化学物質は数分で血管に到達!?
皮膚は体の中でも面積が広い器官です。肌につけるものの粒子が細かければ細かいほど、数分のうちに血流に取り込まれていくことはすでに証明されているのです。
白さを保ちながら、ナノ化された化学物質をせっせと血流に乗せて体中を巡らせ遺伝子を傷つけている、とは思いたくないですよね。
肌からの排泄を日焼け止めでストップさせてしまう
さらに、皮膚は大事な排泄器官です。
新陳代謝によって生まれる古い角質を垢として排泄する役目を担っています。
それを日焼け止めやファンデーションで塞いでしまうと、肌本来の吐き出す力や新陳代謝を弱めてしまうことになります。
見た目は白く保たれるかもしれませんが、「肌の便秘」を起こしている肌、健康といえるでしょうか?
太陽ではなく日焼け止めがガンを引き起こす?
ほぼ全ての日焼け止めに含まれている「酸化チタン」、これは非常に有毒性を秘めているそうです。
また、太陽に当たることが皮膚ガンを引き起こすと思われがちですが、皮膚に塗った日焼け止め成分を太陽光線が捕え、そこに作用してガンを誘発するとも言われています。
体内に蓄積された毒素や酸化物にも反応して、それを太陽光線という見えないレーザーのようなものが、肌表面へ引っ張り出してきて、ガンを誘発するそうです。
これは太陽が悪さをしているわけではなく、体内の毒をガン細胞によって処理しようとしてくれているのかもしれませんね。
元来、地球上に存在しなかった、化学物質まみれの日焼け止めに、太陽も困惑しているかもしれません。
体にとって大切な【ビタミンD】を吸収できない
先ほど言いましたが、メラニン色素を生成して、紫外線から肌を守ることも大切ですが、
過度に太陽に当たって肌を黒くしてしまうと、今度は紫外線を反射しすぎて太陽からの重要な恩恵「ビタミンD」を受けられなくなります。
それがどれだけ大事なことかがよくわかる現象が、日照時間が少ない地域に住む人たちの肌の白さです。
カメラのレンズで言うと、絞り全開といったところでしょうか。
ですから、そのままの状態で、強烈な日差しを浴びると一気に肌にダメージを負い、白い肌が火傷のように真っ赤になりますよね。
【ビタミンD】の役割
「ビタミンD」の主な働きは、
- カルシウムやリンの吸収促進
- 骨の形成と成長促進
- ガン、糖尿病、うつ病、自閉症を含めた数多くの病気の予防、改善
など、私たちには欠かせない栄養素です。
実際、【ビタミンD欠乏症】は様々なガン、感染症、高血圧、などの免疫疾患のリスク増加と関係していると言われています。
古代エジプト、古代ギリシャの時代から太陽を利用した【日光療法】が行われてきました。
それが次第に、薬を中心とした「現代医療」に取って替わられて、現在では日光は悪者扱いにまで成り下がってしまいました。
しかし、太陽からの「ビタミンD」の吸収が大事だということに専門家たちも気付き始めています。
いくつかの研究の中で、日光浴がアルツハイマー病や認知症、高血圧、ガン、糖尿病、近視、黄斑変性症、多発性硬化症、のリスクを低減するのを手助けすると説明しています。
もちろん、食品からの摂取も心がけるといいですね。
- さば
- サーモン
- うなぎ
- イワシ
- マグロ
- 舞茸
- 干し椎茸
- 卵
- 穀物
などに含まれています。どれも優しい日本食でいただけますね。
日光浴のススメ
さあ、あなたも明日から日焼け止めを捨てて直接日光を浴びましょう!
- 日焼け止めを塗らずに、毎日10〜15分日に当たる
- 調子が悪い時は、30分から1時間でも良い
- 冬場は2倍量当たる
まとめ
日焼け止め、やめたら楽になりますよ。
節約はもちろん、出かけるたびに塗る手間もない、クレンジングで落とす必要もない、野外活動も躊躇なく出来る、そして、体の中もクリアになる。
肌を塞がず、排泄をきちんとしていたら、ターンオーバーがスムーズになるので、自然と顔色も明るくなってくるはずです。
化粧しなくても、ある程度白さを保てる肌、憧れますよね。
夏にはしっかり太陽を浴びて、冬の風邪やインフルエンザに打ち勝つ免疫力をつけましょう!
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。