ー本記事は2021年8月2日に公開済みですー
ひまし油に関していろんな記事を書いてきて、いろんな処方を試してきた私ですが、一番要の「ひまし油湿布」はやったことがありませんでした。
必要性がなかった、というわけではなく、ちょっと日常的ではない、というか、なんとなくめんどくさい(言っちゃった)という思いが拭えなかったのです。スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
ところが、とあるきっかけを頂きひまし油湿布をやってみたいと本心から思えたのを確信し、やってみることにしたのです。
めんどくさいことでもちゃんと気持ちが向かえばやる気になるものです。
そしていろいろと準備をしている中で、偶然か必然か、めんどくさくない方法で今すぐにでもできそうな有力アイテムを発見!
即実践した私も、これなら皆さんにおすすめできると思ったので、そのアイテムと簡単なひまし油湿布のやり方をシェアしたいと思います。
準備ややり方に抵抗があって今まで手を出せなかったという方は必見です。
なんといっても、従来の方法に比べてひまし油の使用量が1/10以下にまで減らせるのですから〜。
【簡単ヒマシ油パック】画期的だけど効果は変わらないって本当?
ひまし油って何?温熱湿布って?という方はまずこちらを↓↓↓
>>【ひまし油は温湿布だけじゃない!髪や肌どこでも簡単に使える万能オイル】
ひまし油の効能は?という方はまずこちらを↓↓↓
>>【『ひまし油』に育毛効果も!?具体的な効能は?使い方と選び方に注意も】
先にこれらをお読みいただけると、よりスムーズに「簡単ひまし油パック」の実践に入れると思います。
私自身、ひまし油の効果効能は理解・実感していましたが、一度に150cc〜300ccものひまし油を布に染み込ませる、さらにそれを何度も繰り返す、その上それを温める温熱パッドも必要、そう思い込んでいたのでなかなかやれずにいました。
では、それらのちょっと面倒なことが払拭されても効果が変わらない簡単なやり方があると知ったら?
やってみますよね!
使用するひまし油の量が劇的に減る
従来のひまし油湿布では、用意した布にたっぷりのひまし油を染み込ませて使います。
その量は、先ほども触れましたがほぼ1カップです。
あのドロドロとしていてなかなかさっぱり落ちないオイルを1カップ・・・うまく扱えるといいですが不安がないと言ったら嘘になりますね。
また、それだけの量が体に入っていくわけですから当然効能も高い、と思っていましたが、その量が1/10に減ったとしてもきちんとした方法で浸透させれば効果は同じらしいのです。
ならば少ないほうがいいです。
寝具や衣服を汚す心配もないですし、なんといっても経済的に助かりますね。
フランネルも不要!薄いパックシート1枚で完結!
ウールフランネルという生地は確かに肌触りもよく、ひまし油をたっぷり染み込ませてもいい具合に徐々に肌へと浸透していってくれるのかもしれません。
しかし、大きなフランネルを何重かに重ねて折り、それも永久的に使えるわけではありません。
もしくはその辺の不要な布切れでもいいかもしれませんが、やはりケイシー療法でやるならと、フランネルに固執してしまう方も多いでしょう。
それが、1/3の生地量、しかも素材はクッション性のあるキルティング、となるとかなり親近感もわき扱いやすいと思いませんか?
片面だけに丸い穴が開けられている特別なチャック付きポリ袋にそれを入れて使用するので、体に当てる面以外からは基本オイル漏れはありません。私はちょっと漏らしちゃいましたけど…。
それも何回も繰り返し使用することができるので、やはり経済的ですね。
湯たんぽがあれば温熱パッド不要
ひまし油湿布の特徴は、体に当てたフランネルを温め続ける必要があるということです。
そのため、電気で繋ぐヒートパッドを使用するというのが従来のやり方でした。
ホットマットのようなものですね。
でもこれ、電磁波の影響が直撃ではないでしょうか…。
ホットカーペットの電磁波が嫌でホットカーペットを捨てた私、ヒートパッドはちょっと遠慮したいところです。
その点、簡単ヒマシ油パックではこの電気マットは不要です。というか、従来のやり方でも電気マットでなく湯たんぽで十分使用可能なのでした。
お腹に乗せるので曲線に沿って肌に触れてくれる素材のものがいいですね。
湯たんぽって1〜2時間は余裕で保温してくれますよね。蓄熱式の充電して使う便利なものもありますが、私は湯たんぽで十分だと思います。
しかも、私が使っているのは金属製の湯たんぽです(笑)
これは少々肌フィットがぎこちないですが、それでも保温力抜群で重みもありいい感じです。
開発者のフィル・トーマス氏について
この画期的な「簡単ヒマシ油パック」を開発された方は、エドガー・ケイシー医療リーディングに忠実なツールを開発することで知られる、フロリダの自然療法家であるフィル・トーマス氏です。
70年代に、ケイシー治療器のパイオニア、レスター・バブコークに師事してノウハウを取得。従来の治療機に重要な欠陥を見出してから、リーディングに忠実な機器や調剤の製造を志し、開発に20年を費やした。その成果はラジアルデバイス、ウェットセル・アプライアンス、無毒原子状ヨウ素、各種マッサージオイルやトニックになって結晶している。
クシロ薬局:「簡単ヒマシ油パックスターターセット」
トーマス氏らによるリーディングの詳細分析によって、従来のように大量の油を使う方法は正しい排泄に有効ではないとわかったそうです。
ケイシーのリーディングにおいて排泄をよくする記載としては、ひまし油を少なく染み込ませその上にシートを置き熱を加え重量を加えたら良いと書かれていたのです。
これに基づき簡単ひまし油パックが作られたそうです。
今現在はあまり浸透していないかもしれないですが、これは画期的といえますよね。
- 不便さ
- 不経済さ
- 漏れや汚れ
- 電磁波の心配
は解消され、同時に
- すぐできる
- 経済的
- 終わった後のスッキリ感
- 疲労回復効果もバッチリ
- 解毒作用もしっかり確認
となれば、さぁどちらを選びますか?
【簡単ヒマシ油パックのやり方】思い立ったらすぐできる!
では実際にやってみた私がその感想をまとめてみますね。
ただし、従来のやり方を経験していないので比較ができないのが残念です…。
とにかく思っていた以上に簡単だったというのが第一印象です。
「簡単ヒマシ油パック」で必要なものは?
まず、全てを家にあるもので準備できる、というわけではありませんでした。
一応必要なものを取り寄せて、準備が整った状態になって初めて「思い立ったらすぐできる」が有効です。
我が家にはひまし油自体はすでにありました。
湿布後に汚れを拭き取る重曹水も常備。
あと湯たんぽも、本当は柔らかい素材のものがあればベストですがとりあえず家にあるものでやりました。
★ 低温圧搾オーガニック・ヒマシ油↓↓↓
★ 私が使用している金属製の湯たんぽ↓↓↓
★ おすすめは肌にフィットしやすい柔らかい素材ものもの↓↓↓
★ 湿布後に汚れを拭き取るためにアルカリ性の水溶液が必要です↓↓↓
2%濃度の重層水を用意すればいいかと。
では何を購入したかというと、
① 【ヒマシ油パックシート大】もしくは【ヒマシ油パックシート小】
これも最初はどんなものか分からなかったので購入ましたが、もしかしたら市販のジップロック、さらに良質の野菜保存用チャック式保存袋エンバランスなどを使ってもできるのかも?と思いました。
公式情報ではこのシートは20回は使えるそうです。
② 【簡単ヒマシ油パック説明書】
クシロ薬局:ヒマシ油パック説明書・マッサージ説明書
この説明書は、簡単ヒマシ油スターターセット開発元サイトでしか購入できないみたいです。
③ 低温圧搾オーガニックオリーブオイル
ひまし油とは別に、湿布後の飲用とマッサージ用に良質のオリーブオイルを用意しました。
解毒作用の仕上げにオリーブオイルを飲んだり全身をマッサージしたりするのですが、酸化率ができるだけ低い低温圧搾絞りのオーガニックオリーブオイルがおすすめです。
以上のものがあれば、基本的にすぐ始められます。
もし何も家にない、という方は一式全てがセットになった「スターターセット」もありますので、チェックしてみてください。
クシロ薬局さんのスターターセットはこちらからどうぞ↓↓↓
>>「簡単ヒマシ油スターターセット」
「簡単ヒマシ油パック」のやり方
基本的には従来のひまし油湿布と同じやり方です。
ただ、トーマス氏が新たにリーディングを紐解いて系統立てられた詳しいやり方は、ぜひ「説明書」を購入してご一読ください。
また、クシロ薬局の薬剤師の方がスターターセットの使用方法の動画をアップされているので、そちらを観られると割とすんなり理解できるかと。私も何回も観ました。
ひまし油の使用量が減り、
生地も小さくて済み、
バスタオルやサランラップも不要、
腹巻も温熱パッドも不要。
それらを先ほどご紹介したもので代用したり省略したりします。
① 普通の布団やマットにそのまま寝ても大丈夫ですし、気になるようならバスタオルなどを敷きます。
② 湿布は従来のように右脇腹から背中に回るように貼らなくても、お腹の真ん中に貼って十分な効果があるとされています。
パックシートの大は、肝臓にかかるようにはしますが、おへその上からお腹全体真ん中に貼って大丈夫です。
パックシートの小は、肝臓のあるお腹の右下、おへその右あたりに貼ります。
③ その上から湯たんぽを乗せて1時間ほど休みます。もちろんスマホやテレビはオフでね。
きっとすぐに深い眠りへと入っていかれると思います。
オイル漏れが心配な方はシートの上にタオルなどを一枚敷くといいですね。
④ 終わったら湯たんぽと湿布を外して、肌に残っている油分を重層水(キッチンペーパなどに染み込ませて)で拭き取ります。
⑤ ひまし油パック後はコップに1〜2杯の水をしっかりと飲みましょう。
⑥ 湿布後、マッサージオイルで腹部も含め足先から手先まで十分なマッサージをするとなお良いそうです。(しなくても可)
以上です。
ひまし油パックをする日は、食べるものや行動言動にもよく注意をはらい、できるだけ安静に、そして過剰にならないように優しい食事を心がけると良いですね。
その辺りの詳しいアドバイスも説明書に書かれています。
この一連の流れを3日間繰り返します。最後3日目にオリーブ油を大さじ1〜2杯飲みます。
その後4日間は湿布をお休みし、可能であればマッサージは行います。
これを1サイクルとして4週間繰り返し、できれば3ヶ月継続します。
【簡単ヒマシ油パックをやってみて】感想
初めてのひまし油パック。
ほんの大さじ2杯程度のオイルで本当に効果あるの!?
とちょっとだけ半信半疑でしたが、効果はあったように感じています。
まだ3ヶ月やり切ってはいませんが、最初のサイクルは終えました。
湿布後すぐはとてもスッキリと良い気持ち。
眠ってはしまうのですが、いい時間に自然と目が覚めます。
この気持ちよさはやはりやってみないと分かりませんね。
さらに、この湿布のせいなのかなんなのか、ちょっとはっきりは分からないのですが、謎の蕁麻疹が出ました。
しかも結構強烈に。
腕と膝裏に時間差で出ましたね。
暑くなってきた気候とかぶっていたので、汗疹か温熱蕁麻疹かな、程度に思っていましたが、その後の引き方もものすごくスッキリと短期間で引いたので、解毒だった可能性も高いですね。
お通じは良好(笑)
好転反応のようなこういった症状は人によって様々だと思います。
- 倦怠感
- 眠気
- 便秘
- 下痢
- 吐き気
- 腹痛
- 湿疹
- 吹き出物
- 痺れ
- 発熱
- 痛み
などなど、いろいろありますが、判断の目安として「不快な症状と良好な症状が並行している」「急に症状がバッと出て急におさまる」というところでしょうか。
不調が長期間続いて改善の傾向が見られない場合などは他の病気の可能性もあるので、医師にご相談くださいね。
まとめ:ひまし油湿布に抵抗がある方は「簡単ヒマシ油パック」がおすすめ!
気になってはいるけど二の足を踏んでいることって、結構ありませんか?
それをそのまま放置することも否定しませんが、やはり気になっているということは本心ではやりたい気持ちが少なからずあるということ。
ならば、やってみたらいいのです。
自分がやれる範囲で工夫をすることもまた新鮮で楽しいですね。
今回はたまたま知らなかった画期的な方法を探し当てることができラッキーでしたが、やはりひまし油の効果はすごいなという実感を深めることができる体験でした。
肝臓という体内の解毒を担う大事な臓器とその周囲の腸や膵臓、胆嚢、胃などをしっかりと機能向上させることは、現代の私たちには必要な作用ではないでしょうか。
ひまし油は温めて浸透させることで人体の構成分子との共鳴波動が起こり、より染み込みがスムーズに行われるそうです。
ひまし油を肝臓付近に塗り塗りするだけでも多少の効果は得られるかもしれませんが、できればこの温湿布という方法を手軽に取り入れて体内毒素の活発な排出を体験してみてください。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。