ー本記事は2018年4月10日に公開済みですー
どんな温泉よりも気持ちよく温まることができ、しかも美肌の湯。
そんなお風呂が毎日自宅で堪能できたら最高ですよね。スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
冒頭の写真、これがまさに噂の美肌の湯乳酸菌風呂です♪
自宅で、よもぎや玄米をもとに培養している乳酸菌液を入れているお風呂です。
一部ネット上では「ヤバイ」「腐ってる」などと非難されているこの怪しい乳酸菌風呂。
我が家の風呂レポを読んでから、
そのヤバイがどっちのヤバイか、
判断してみませんか♪
お風呂はもう乳酸菌風呂以外考えられない!
長女のアトピーがひどい頃、薬なしでの自宅療法に限界を感じていました。
ちょうどそのとき「乳酸菌を知る」という大きな転機が訪れ、
本当に、運命というのはこのことか!
ってくらい、そこからの我が家の歩みは劇的に変わりました。
それは、お風呂を乳酸菌風呂にしたということが大きいと思います。
お風呂に使用するには、乳酸菌をタンクで20リットル×2つ以上、常に発酵状態で待機させておくという重要な任務が発生します。
そのおかげで、ちゃんと真正面から乳酸菌と向き合っていくという覚悟ができたと思います。
おおげさですけど、ここは運命の分かれ道ですよ。
たまに、私の乳酸菌道を知って興味を持ってくれる家族や友人が、作り方を教えて欲しいと言ってきます。
でも、やっぱりお風呂までやる人はほとんどいませんね。
生活の場面、あらゆるところで大活躍の自家製乳酸菌ですが、
お風呂で使ってこそ、体の中からも外からも、全身効果があると思います。
これ以上のお風呂があるの?
と常々密かにイラっとしています。
イラッとしてもしょうがないので、実践編を貼っておきます。
さあ、あなたはどちらの道に進みますか?
ちょっと躊躇するその言い訳とは
わかります。
私も最初っからタンク仕込みに何の躊躇もなく挑めたわけではありません。
だいたい、うちはアパート、黒っぽい20リットルタンクを玄関先にデデーンと置いてたら、
他の住人から苦情が来そうじゃないですか?
今ではそのデデーン感、かっこいいくらい堂々としてますが…。何事も慣れです。
ま、作り方自体はそこまで複雑じゃないので、
そこで、「できない」「難しい」と言われればお手上げです。
家族が嫌がる
うちのように、家族の誰かに治したい病気があって、
それをみんなで支えようという自然な団結力があれば、何の問題もなく始められますよね。
その家族が健康になるなら、誰かがいいと思うものをやってみる。
そういう家族の結束は大事です。
食を変えるとか、何かライフスタイルをガラッと変えることは、
一緒に暮らす人たちの理解がどうしても必要になります。
ましてや、お風呂は一家にひとつじゃないですか!
しかもこの乳酸菌風呂は、長くて1ヶ月以上お湯を変えないんです。
ここが大きな壁なんですね。
食や趣味や交友関係でたとえ家族に理解してもらえないことがあっても、自分で責任を持って実践するのであれば、家族を強制的にそれに巻き込まなくても生活は滞りませんよね。
でも、このお風呂は超巻き込みです。
ですので、ここは最大の難関になるでしょうね。
めんどくさい
乳酸菌風呂は、普通の大きさのお風呂なら、浴槽に10リットルの液を入れます。
そして、基本はそのまま2週間から1ヶ月間、そのお湯は抜きません。
毎日新しい乳酸菌液を500cc足していくんです。
もちろんもっと多ければなおいいですが、毎日なのであまり多いと大変ですね。
どうですか?
無理無理無理無理ー!って、聞こえてきそうですね…。
これだけじゃないですよ。さらに、
1ヶ月後にお湯を張り替えましょう、ってなったとき、
すでにバンバンに発酵した生き生き乳酸菌液が、
10リットル+継ぎ足し用10リットル以上、
は出来上がっていないといけないのです。
天気のいい暖かい日は、日光に当てれば一週間でだいたい発酵しますが、
冬場や寒い日、雨の日などがあると、日光に当てられずなかなか発酵が進みません。
もう絶対無理!!って?
臭いが嫌
これは環境や原料、水の性質、温度などが関係してくるので一概には言えませんが、確かに、
独特の臭い、
あります。
私が感じるに、
玄米で作った乳酸菌液は、発酵臭がヌメッとした感じ、
よもぎで作った乳酸菌液は、スーッとメントールのような爽やかな臭い、
という違いがあるかな。
我が家ではよもぎ乳酸菌液をお風呂で使っています。
ただ、作り方が玄米よりもはるかに複雑で工程も多いので、ここから挑んだ場合、挫折しやすいのでご注意を。
玄米乳酸菌液を簡単によもぎ乳酸菌液のような爽やかな香りにする方法は、こちらの記事↓↓↓を参考にして下さい♪
まだまだ、この他にも、
- 色が嫌、湯船に付きそう
- 追い焚き機能がない
- 家族と一緒のお湯に入りたくない
- 毎日掃除しないと気持ち悪い
- 来客が泊まることがあるから無理
などなど、ちょっと異常な感じがするっていうのもわかります。
だけど、ここに来てくださっている方はきっと、
乳酸菌風呂の良さを感じたい!
と多少なりとも興味を持たれていると思うんです。
乳酸菌風呂で得られる代償ははかり知れない!?
こんな素晴らしいお風呂、なんでみんなやらないんだろう…、
とまでは思いません。
前章であげた、ぶつかる壁があるのも事実です。
でも、それを乗り越えた先にある素晴らしい恩恵の数々をしっかりと自分の中にイメージできたら、
やらざるを得ない衝動にかられると思うんですよね。
具体的にあげてみると、
温まり方が違う
「っぅあ〜〜〜〜」っていう、あのなんとも言えない獣のような声、
特に冬の寒い日のお風呂に入った瞬間、出ますよね。
その声が明らかに体の底から絞り出すような声になるほど、気持ちいいんです。
まとわり感、ピリピリ感、あったかみ、
まるで高級温泉並みです、おおげさにいうとね。
生きた乳酸菌の生命活動のたまものではないでしょうか、おおげさにいうとね。
肌がしっとりすべすべ
アトピーに効くというメカニズムは、全身の毛穴から乳酸菌を取り込んで、
それが腸内環境を整えることにあると思うんです。
ただ、もちろん肌にも直接作用しますよね。
本当にまとわりつくんですよ!保湿いらずです。
さらに体に付着した病原菌、病原性ウィルス、レジオネラ菌、などは元気な乳酸菌が退治してくれる、と思ってます。
髪がサッラサラ
我が家には6年前からシャンプーを置いていません。
だけど、みんなツヤツヤサラサラの元気な黒髪をキープしています。
それは、
乳酸菌風呂に頭まですっぽり潜っているからでーす。
「潜ってね」これが我が家のお風呂タイムの合言葉です。
初めに塩素除去ヘッドをつけたシャワーで、全身と髪をさっと洗い流します。
大人は子供よりベタつく皮脂が多いので、頭皮は石鹸で洗っておくといいかもしれません。
そして全身を乳酸菌に預けます。
髪は、本当にびっくりするくらいサラサラになるんです!
私、トリートメントしたっけ?って本気で思ってしまうくらい。
リラックス効果
入浴すること自体、体が緩んで自然にほぐれますよね。
一日の疲れがフーッと抜けていく感じがします。
乳酸菌風呂の場合は、さらに体の芯からあったまるし保温効果も高いので、よりリラックスできる気がします。
温められたよもぎの香りも効果的です。植物が持つ秘めた力でしょうか。
我が家のお風呂は狭いのに、下手したら4人で入ったりもします。
それでも乳酸菌のおかげで、疲れも取れリラックスできますよ。
掃除が楽
はい、1ヶ月放置なので、楽ですよ。
ただ、乳酸菌くんは酵母さんと仲良しなので、黒カビが生えやすいです。
黒カビって酵母らしいです。
それを知ってから私はそんなに毛嫌いしなくなりました。
以前気になって、カビ◯ラーを使ったことがありました。
そのせいかどうかわかりませんが、一気に乳酸菌風呂が弱ってしまいました。
せっかくできていた発酵環境が、殺菌されて発酵力が低下したのでしょうか。
やっぱり強力ですね。
湯船は基本的に毎日の掃除が不要ですが、洗い場や壁、排水溝など湯船の外は普通に掃除します。
まだまだまだあるんですが、キリがないのでこのくらいに…。
【乳酸菌風呂】まとめ
我が家の次女は1歳から、三女は生まれる前から、この発酵環境にどっぷりです。
そのおかげか、二人ともお肌つるつるで今のところトラブルなしです。
沐浴ももちろん乳酸菌風呂です。うらやましー。
世間の常識ではちょっと考えられないことや自分では無理だと思い込んでいることって、全く違う視点から自分のアタマで考えることができたら、実はすんなり受け入れられるのかもしれません。
家族を頑張って説得する、
作り方も効率よく習慣化してしまう、
ニオイが気になったらレモンなどの柑橘の汁を垂らす、
などいくらでも手段はあります。
挫折しそうになったら、こちらまでご相談くだい。
解決できるかどうかわかりませんが、何かしらのヒントはご提案できると思います。
つい力が入りすぎて長くなってしまいましたね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。