ー本記事は2019年4月27日に公開済みですー
春といえば、植物や動物がどんどん成長してくる時季ですね。
緑が萌え、花が咲き、虫の声が聞こえ、風があたたかい、そんな春がやってきました。
同時に、女たちはそわそわしませんか?
山菜を採らないと!
野草を摘まないと!
ハーブを植えないと!
外でやることが一気に増えて大変です、スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
春も秋もあっという間に終わってしまう新潟、毎年春は特に慌ただしく過ぎていくように感じます。
去年初めて摘んだ『スギナ』をお茶にして飲んでみたら意外と美味しかったので、今年はもっとたくさん摘んできました!
今回は、
ケイ素って何?雑草のスギナをどうやってお茶にするの?
そんな疑問を解決していきましょう!
スギナの【ケイ素】
去年初めてそのすごさを知った「スギナ」ですが、やはりあまりメディアなんかでは流れませんね。
→【『スギナの秘め過ぎた効能』雑草という仮面の下はこんなにすごかった!】
簡単でしかもタダ、それが体に効くことはあまり知られたくないのかもしれませんね。
まぁ、知ったとしても摘みにいこかってなる人も少ないでしょうけれど・・・。
スギナに含まれるケイ素という成分は本当にすごいのです。
ケイ素とは?
爪、皮膚、血管、毛髪、骨といった、あらゆる老化現象に関わるものを形成してくれているので、できるだけ不足することなく摂取したい成分ですね。
とはいえ、毎日せっせとケイ素、ケイ素と、不自然なサプリメントなどを摂取しなくても、日本の伝統的な食事でほとんどは補えているといいます。昔ならそうかもね…。
ケイ素を摂るには?
そんな体にとって重要な成分ですが、日本の伝統食で賄えているというのはどういうことでしょう?
いかがですか?
日本食はケイ素摂取に何の心配もなさそうですよね。
ところが、実はそうでもないんです!
昔々の大昔のように、まだまだ大地や海が農薬や工業廃水で汚れていなかったとき、それはケイ素が豊富だったことでしょう。
今はどうでしょうね。
海藻や穀物にも含まれてはいますが、きっとその量も質も下がっていると考えるのが妥当かもしれません。
さらに、キビや海藻類、お茶などを毎日食事に取り入れているでしょうか?
なかなか日常的には難しいところがあるのが現代人ですよね。
スルーしているスギナを見直そう
スギナ茶こそ健康食品として有名ですが、雑草のスギナは相変わらず厄介者扱いですかね。
雑草とともに畑仕事をしていた時代には、おそらくその時代に生きた人の感覚で、スギナもヨモギやドクダミと同様に薬草として扱われていたことでしょう。
実際に、いろんな文献であらゆる疾患の治療に使われていたという記述も少なくありません。
そして、
もちろんケイ素だけではなく、各種ミネラルもたくさん含んでいるからすごいのです。
自分の体内でカルシウム原子を作ることまでできるのですから、やっぱりすごいのです。
手軽にスギナの効能を
私たちの普段の食事で満足する量のケイ素やミネラルを摂取できていないのであれば、サプリメントなどで手軽に補えばいいという方もいると思います。
実際に欧米でそういった習慣がすでに定着しつつあるようですね。
やはり、知っている人は知っているのです。
しかし、そこは野山の豊富な日本です。
摘みましょ、スギナ。
スギナを摘んで
都会の緑が少ないところに住んでいる方も、たまには少し遠出して近くの里山まで出かけてみませんか?
スギナは山菜などと違い、すぐに見つけられる簡単な草です。
つくしと一緒に生えているか、つくしの後に生えるのであたり一面スギナ、というところも少なくないでしょう。
できるだけ排気ガスや農薬、ワンちゃんの排泄物の影響のないような場所で採取して下さいね。
私も3女との散歩時に、娘を巻き込んでせっせと採りました。
スギナをよーく乾かして
採ってきたスギナは、日光に当ててよーく乾かしましょう。
よく晴れていれば数時間でカラカラになりすぐに水分が飛びます。
干してるそばから風で飛んでしまいそうになるので要注意ですよ。
平置きで広げるだけで簡単に乾くので、なんの手間もいりません。
干す前にきれいに洗ってもいいし、そのままでもいいと思います。
特に自然豊かな野山で採れたものなら、洗う方がもったいないような気もしますね。
スギナ茶にして飲みましょう
カラカラに乾いたスギナを、お茶にして飲みましょう♪
私は乾いたスギナを少し取って、瓶に入れ焼酎漬けにしました。
これは2ヶ月もすれば、抗炎症剤として色々と使えます。
あとはちびっこがチョキチョキとハサミでいい具合にカットしてくれましたー。
こっちはスギナ茶にして飲みますよ。
まとめ:スギナを摘んで豊富なケイ素を毎日頂こう!
地球が与えてくれる宝にもっと目を向けてみるとそれがそのままあなたの健康につながる
という、単純な仕組みになっていることに気づくかもしれませんね。
最近では「つくしって食べられるの?」なんていう人もいてちょっとびっくりします。
その辺の空き地に一面生えているつくし、今年も誰にも採られることなくその命を静かに閉じていったのかもしれません。
せめて、自宅の庭に生えたつくしやスギナ、よもぎなどはその主人の口に入ることが一番の効能のような気がします。
毎日主人の様子を陰で見ている植物は、主人に必要な成分を自分の体内いっぱいにためて、あなたに採ってもらうことだけを夢見ていると思います。
緑の生命力って私たちの想像をはるかに超えたものなのかもしれませんね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。