ー本記事は2018年4月17日に公開済みですー
我が家の長女7歳の再発アトピーが、ようやく下り坂になってきました。
改善の秘訣は、365日食べている自家製豆乳ヨーグルトかも?スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
乳酸菌がいいだの、
腸内フローラが大事だの、
ステロイドは絶対ダメだの、
少食がいいだの、
ストレスが原因だの、
いろいろと情報が飛び交っているアトピー界ですが、
長女の症状と向き合った結果、
私自身のアトピー経験も踏まえていろんな情報からいいとこ取りで、できることを無理なく続けてきました。
1ヶ月経過したので、報告がてら考察してみました。
アトピーと腸内の関係とは?
娘の症状に対して、
ことで、改善を図ってきました。
そもそも娘のアトピーが再発するずっと前から、我が家は乳酸菌ハウスなんですが、
なぜ、このようにカユカユ症状が出てきたのか?
肌を見ないで腸を見る
「肌症状は体内からのサイン」だとわかっている私でも、
赤く掻きむしった肌の症状を見るとそわそわして、その変化に一喜一憂してしまいます。
その関連性に気付けていないアトピー患者の方もしくはご家族の方々は、より
と、焦っちゃいますよね。
ものすごくわかります。
でも、外的要因で肌が傷ついた訳でないのであれば、
それを前提に、正しい対策・ケアを施してあげればいいんです。
・学ぶ姿勢
・信じる力
これらがとても大切です。
お医者さんじゃなくては治せない病気、ではありません。
むしろ、薬をちゃんと排泄していかないと、人間の細胞は元気になりません。
薬が腸内を乱す
ここからは私の経験と学びでの考察になります。
これが絶対正しいとは言い切れませんが、少なくとも改善という結果をもたらしたことは確かです。
こちらでも書きましたが、長女は幼児期のアトピーを治して順調に成長していました。
それが、3年後の春からの見事な再発。
要因のひとつに、
がありそうだと思いました。
もともと乾燥肌体質で、冬にはカサカサ肌になりがちでした。今回も乾燥してきたなーと思っていたけど、何事もなく冬は越えられたんです。
そのあと、暖かい日が続くようになった途端、症状が出てきました。
のではないでしょうか。
腸内細菌には、善玉菌、悪玉菌、日和見菌、がいますね。
普段はこの菌たちがいいバランスを保っています。
↓
アンモニアやアミンなどの毒素が放出
↓
この毒素に腸管免疫が反応
↓
それを知らせるため目で見てわかるものを皮膚に作り出す
それが「今、腸内大変だよー」
のサインですね。
そう考えると、アトピーになる人の腸内免疫細胞は優秀だと思えますね。
実際、アトピー性皮膚炎の患者は、免疫バランスは崩れているけど、免疫そのものは強い傾向にあるということがわかっています。
小麦製品が腸内を傷つける
小麦や乳製品、卵、肉などは過剰に取らないように気をつけています。
アレルギーはないものの、
と、なんとなく思っていました。
私は、長女妊娠中、産婦人科や保健センターの保健士さんの言われるがまま、牛乳や卵などを取るようにしていました。
カルシウム神話ですね。
しかしその娘がアトピーになり、
そのあと自分で調べて、玄米菜食、マクロビ、ナチュラルハイジーンなどを実践するなかで授かった、次女と三女は全くのツルツル肌で出産しました。
そんな経験からも、
と思います。
それはわかっていたはずなのに、私の酵母育てが発端となり、この冬は小麦製品をかなり食べてしまったのです・・・。
自家製天然酵母でも、
いい材料で作っていても、
またまたここでも、優秀な娘の免疫細胞がサイレンですよ。
小腸の壁を壊す要因が小麦グルテンとカンジダ菌です。
小麦グルテンのグリアジンという物質に小腸壁を壊す作用があります。
さらに、小麦グルテンが大好物のカンジダ菌がこれをエサにして増殖するのです。
しかし、これが増えすぎると、カンジダ菌が分泌する毒素の影響で、小腸壁の細胞に傷がついてしまいます。
健康な小腸壁ではきちんと要・不要を判断してくれていたのが、センサーが壊れた状態になると、不要なものまでどんどん侵入してきます。
そうなると、体内の免疫が過剰な反応をしてしまい、アレルギーやアトピーを発症します。
まさにこの状態を招いたんだと思うと、胸が痛いです。
アトピー症状に乳酸菌ケアで改善
肌の症状だけを見てそれにフタをしてしまうことは、アトピー治療ではありません。
目に見えないだけになかなか信じることが難しいかもしれませんが、アトピーってそうなんです。
だって、痒くなることって虫刺されでない限り内側からきますよね。
原因が内側にあるんだと一旦飲み込んでみて、そこにアプローチしていってみませんか?
弱った腸に乳酸菌を届ける
バランスが崩れた腸内は、
ことが先決です。
私たちが毎日食べていた豆乳ヨーグルトには、乳酸菌がたくさんいたと思うんですが、それらが負けちゃったのか、そもそも乳酸菌がいなかったのか….。
そうは思いたくないですが…。
乳酸菌をちゃんと届けてあげましょう。
我が家は、
- 玄米
- 自家製乳酸菌液
- ヨーグルトの乳清
などを種にして、豆乳ヨーグルトを作っています。
それでもやっぱり、うまくできたかどうかは味ですよね。子供は正直で、
「まずいー!」
って叫ぶときがあるんです。味というか風味ですね。毎日違いますから。
美味しくできたときは、そのまま食べますよ。きな粉だけかけて。
ジャムやはちみつなんていらないんです。
そして、
それよりも、今頑張って存在している自分の善玉菌のエサとなる菌体外多糖を継続して摂取することが重要です。
そうして善玉菌を元気にしてさらに増やし、腸内細菌のバランスを整えていくんです。
乳酸菌、乳酸菌。
と、そればかりにとらわれて、せっせとヨーグルトを買ってきて、砂糖たっぷりのジャムやソースをかけて食べたりしてませんか?
そこ、視点を変えてみましょうね。
いいものを摂る前に悪いものを避ける
善玉菌、増やしたくなりました?
そうですね、それは本当に大切なことです。
でもその前に、悪玉菌の好物をたくさん摂っていませんか?
うちの長女のように、腸の免疫細胞が正確に警鐘を鳴らしてくれればまだいいですが、
腸を汚し続ける生活をしていても一向にサインを送ってくれない、ということも多々あります。
そして、気付いた時には・・・。
アトピーやアレルギーどころか、もっと深刻な膠原病やガンを患っていてもおかしくないんです。
- 悪玉菌が大好きな油物や甘ーいもの
- 添加物や化学物質たっぷりの加工食品
- 簡単にすぐ食べられて濃い味付けのファーストフード
などを、口先が美味しいと感じてつい食べ過ぎていませんか?習慣になってしまっていませんか?
なっているかも・・・。
そういうものをやめるというのも対策の要です。
ここを甘く見ていると、せっかく善玉菌が増えたり腸内細菌がバランスを取り戻してきても、
自分の嗜好が邪魔をして再発したり、どうしても治らない箇所が出てきたりします。
せっせと乳酸菌を摂取するよりも簡単にできます。
まだ実践していない人は、ここから始めてみませんか?
長女の肌が変わってきた
7歳の娘が急にそう言い出しました。
5月29日までに治りそうな予感がしたんでしょうね。
私もそれならいけそうな気がしました。
ずっと掻いて掻いて過ごしてきた3週間を過ぎたあたりから、明らかに肌が変わってきました。
湿疹の範囲がどこまで広がるか、見ている私も不安に駆られる日がありました。
それでも、掻かないように言うのをやめて、
と言い続けてきました。
精神的にも安定したのか、掻き方自体も落ち着いてきましたね。
あとは、腸内環境が整ってきたんだと思います。
たまに血で服が汚れても黙って洗う、
鼠蹊部が特にひどかったので私のおパンツをそっと渡して履かせる(ブカブカで履く)、
お風呂上がりだけは保湿をしっかりする、
など乳酸菌以外のケアも、思いつくことはやっています。
あと1ヶ月もすればまた元の肌に戻りそうだなぁ。
まとめ:再発アトピーは腸内ケアで明らかに改善!
腸には、体全体の免疫細胞の7割がいると言われています。
免疫が過剰になる症状は、まず腸内環境を整えることに着目してみるといいかもしれないですね。
そして、バランスが大切です。
悪玉菌だって、ゼロになったらビタミンを生成する役割がなくなってしまいます。
いいバランスを保ちながら、共存していくことが理想ですね。
我が家でも常々、あまり周囲との隔たりができない程度に気を遣いながら、体に優しい生活を心がけています。
それでも今回のように、娘に症状が出て反省したり、良くなかったことを改善したりして試行錯誤しながら学んでいます。
考えて、やってみる。
大事なプロセスですね。
皆さんもぜひやってみてください!
そして、娘の経過もアップしていきますよ!
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。