【ケトン体質】って何?糖質制限をして脂肪の分解によるエネルギー供給

からだの事


糖質制限って、現在どのくらい浸透しているのでしょうか?

言葉やその意味自体はかなり浸透しているけれど、実際にそれを実行している人はどのくらいいるのでしょうか?

あなたは糖質制限していますか?

あなたの周りで糖質制限している人はどれくらいいますか?

これ、リアルに気になります。スーです。

本日もお越しいただきありがとうございます。

糖質を摂り過ぎてきた現代人にとっては、とても有効で実際に健康効果もある食事法だとは思います。

しかし、この糖質制限には、体のエネルギーシステムをガラリと変えるくらいの影響力があるのを知っていましたか?

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糖質エネルギーシステムから脂肪エネルギーシステムへ

まずは私も知らなかった、エネルギーシステムのハイブリッド型についてまとめてみたいと思います。

私たち人間は、2つのエネルギー供給システムを持っていると考えられています。

⒈ 糖質によってエネルギーを作り出す

生体にとって糖質は、自動車における「ガソリン」の役割に例えることができます。

私たちが摂取する炭水化物に含まれているデンプン、これをブドウ糖に分解して吸収することによって血液に供給され、脳をはじめとするいろんな器官の原動力となるのです。

もちろん糖だけでなく、タンパク質や脂質も同じように体にとってのエネルギーとなりますが、比率としては炭水化物からのデンプンが最も多いですね。

さらに、だけは、脂肪、タンパク質はもちろんのことブドウ糖以外の糖質を受け付けないと言われています。

脳の活力の源は炭水化物などの糖質によるところが大きいといえますね。

⒉ 脂肪によってエネルギーを作り出す

もうひとつのエネルギー供給システムは、本来飢餓などによる緊急の場合に発動するとされている「ケトン体」による脂肪代謝です。

これはハイブリッド車の電気によるエネルギー供給のようなものですね。

ガソリンがなくなったとわかった体は、脂肪細胞を分解し脂肪酸を生成します。それが肝臓に運ばれてケトン体となるのです。

肝臓からケトン体が血液中に放出されることによって全身に運ばれるので、余計な筋肉などを使わずにエネルギー供給を行うことができます。

普通はこのケトン体は、ブドウ糖エネルギーのサブ的要素と考えられていますが、昨今の糖質制限の広まりによって、このケトン体こそが人体にとって効率の良いエネルギー源だという説も浮上してきています。

また、脳関門という非常に受け入れの厳しい狭き門を、このケトン体はブドウ糖に代わってスルリと通過できるといいます。

結論:糖質制限ダイエットとは

これら2つのエネルギー供給システムを理解することができたら、自ずと答えは出てきますね。

「糖質制限ダイエットとは?」

【体をケトン体質に変えるということ】

と言えるのではないでしょうか?

脂肪を分解する、という耳障りのいいことだけにとらわれず、

そうすることのメリット・デメリットをよく理解し、自分がそれで良しとするならば、

糖質制限でスリムなボディを手に入れることを選択しても間違いではないかもしれません。

しかし、今の体のシステムをアップデートどころか乗り換えするといってもいいような作用をするわけですから、この先の人生のことも踏まえてよく考えるべきですね。

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糖質制限による『ケトン体質』によって何を得たいのか

では、小さい頃からご飯やパンを食べ、それが当たり前だった今までの生活を一掃してまで行う糖質制限によって、ケトン体質になった先に何があるのでしょうか

とある産婦人科医はこう言っています。

「糖質制限は、人類が農耕を始めてから実に1万年ぶりの『体内エネルギー源の大改革』ともいえるのではないか」

引用:EMIRA

要するに、

人類が誕生した時代は狩猟採集生活だったと考えられるため、低糖質・高タンパクの食事だった。精製した糖質を主食とするようになったのはほんの1万年前からである。
本来、人の体は糖をたくさん摂ることに対応できないために様々なトラブルが生じる。

出た!狩猟採取生活論!

なんか、もっともーっと変えないといけないことがあるように思うのは私だけでしょうか・・・。

とにかく脂肪を減らしたい?

肥満気味で、明らかに脂肪がつきすぎている体は、ケトン体による脂肪燃焼によってみるみるスリムになっていくでしょう。

短期間で痩せられる!

なんていい響きでしょう。

体ってすごいですね。ブドウ糖が来ないとなると、こうしてちゃんとシステム変換して命の危機を乗り越えようとするんです。

でもこれって、危険回避緊急システムが発動しているとは思えないでしょうか。

あくまでも、飢餓や病気などによってブドウ糖が摂取できなくなったときのために、人体の活動をストップさせないように装備されているシステムだったとして、

何かの拍子でケトン体を作り出す成分が入って来なくなったら?

運動によるダイエットからの解放?

ケトン体質になった体は、目に見えて痩せるので頑張って運動しなくてもいいと思う人も出てくるかもしれませんね。

今まで習慣にしていなかった運動を、毎日ある程度の時間継続しないと脂肪が燃えないという従来のダイエット方法が少し苦痛と感じている人は、それをしなくても痩せるならしませんよね。

しかし、運動からの苦痛はフリーになったとしても、食事内容をこれまでとガラリと変えることには抵抗がないのでしょうか?

これもまた毎日の習慣で、今までとまったく違うメニューで食事をしなければならなくなるのです。

日本人がご飯を食べなくなるという新たな歴史を刻んでいくのでしょうか。

糖尿病やガンになるリスクをなくしたい?

糖尿病というのは、インシュリンの作用が効かなくなり、血液中に糖があふれかえる病気です。

血糖値は上がりっぱなし、

インシュリンを生成する膵臓は疲弊し、

十分に活用されなかった糖はどんどん体に悪さをし、

ついには、様々な合併症を引き起こします。

これはまさに間違った食事による自業自得の病気といえますね。

予防策として糖質過剰にならないようにすることは大変有効ですね。

また、ガン細胞糖をエサにしてどんどん増殖していくと言われています。

これがケトン体に置き換わった場合、ミトコンドリアを持たないガン細胞はこれを活用することができず増殖もできないのです。

糖尿病やガンになると、その後の人生がかなり辛いものになると予想できる私たちは、ついそのことに関する甘い情報に流されてしまいがちではないでしょうか?

もちろん間違いだらけだった食事内容を、健康的なものに変えることはとても大切です。

しかし、食べることにがんじがらめにならないようにすることはもっと大事ではないでしょうか。

人は、食のことを考えるのに人生の大半を費やすべきではないですもんね。

バランスの良い生き方、こだわりのない視点。

目指したいです。

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まとめ

ある視点で見ると、確かに糖が悪者に思えてくるかもしれません。

しかし、何万年も前の人類の食生活を参考にするより、ご飯を食べていてもガンや糖尿病にならなかった私たちの近しい祖先たちの食生活を参考にする方が自然なことだと思いませんか?

自分が生きてきたこの何十年という人生の中で、糖によるエネルギー変換をケトン体質に置き換えることよりも、もっとたくさんの整えるべき事象はあるはずです。

低糖質と書かれているからといって、手を伸ばしてしまう食べ物よりも、食べるという行為そのものをもっと見直すことが大事かもしれません。

病気になってしまった体を、薬に頼らず回復させるためには、こういった過激な方法を活用することは有効なことかもしれません。

しかし、一度体の中の仕組みを変えてしまうと、元に戻すということはとても難しいということも頭に入れておかないといけませんね。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。



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