読み聞かせしていますか?効果よりも読んであげられる余裕と愛が大切




突然自慢ですが、うちの子供達、特に長女は本が大好きです。毎日毎日本を読んでいます。

もちろん本だけじゃなく、漫画やテレビも見ますが、ちょっとでも隙間時間ができたら本を読みます。

まさか本当にこんなに本好きになるなんて、毎週のように図書館に通っていた頃は期待していませんでした、スーです。

本日もお越しいただきありがとうございます。

本を読むことは良いことだ

読み聞かせは子供の成長に良い影響がある

そういう概念は随分定着してきましたね。

子供達ってほっといても絵本が好きですよね。あれば手にとるし、読んであげれば嬉しそうに聞いています。

わざわざ大人が絵本へ絵本へと誘わなくとも、ほっといたら良いのになと、思ったりしています。

我が家は、家での毎日の読み聞かせに加えて、毎週2回以上の図書館通いでの読み聞かせのおかげで、絵本が日々の生活に溶け込んでいます。

ただどうしても年齢が上がるにつれ、絵本よりもティーンズ文庫や漫画の比率が高くなっていきますよね。

私が下の子たちと一緒に絵本を読んでいても、長女は自分の好きな本を黙々と読んでいたりします。

では、読み聞かせって、子供が離れていったらもう辞める時期ということなのでしょうか。

読み聞かせの、子供の成長における影響と、親子の関係性における役割などをまとめながら、その意義を探ってみたいと思います。

「文字」「声」「絵」で語彙力アップ!


これだけインターネットが普及し、通信上でいろんなコミュニケーションが取れるようになった今、「語彙力」というものに、再び関心が集まっているようです。

自分の思いや考えをアウトプットするためには、語彙力が欠かせません。写真や動画での伝え方もいろんな場面で必要となってくると思いますが、最終的には言葉によって考えを整理できないと説明することができません。

そんな、大人になってからも大変重要な要素であると言える、「語彙力」、子供のうちに楽して身に付けられたら、その負担が軽くなり他のことにもっと時間を割くことができますよね。

語彙力とは

「語彙力」とは、どれだけ多くの言葉を知っているか、そして、その言葉をどれだけ適切に使えるかということです。

大人でも、きちんとした言葉使いができていない人が多いと言われていますが、成人し、就職しようという時にはこの「語彙力」が大変重要になってくると言われています。

これまでは仲間内や家族、学内だけのコミュニケーションで済んでいた言葉のやりとりが、全く知らない人に対して自分を売り込んでいかなければならないという試練にぶち当たるわけですから、一気にハードルが上がります。

ここで、素晴らしい語彙力が身についていれば、あなたのお子さんの将来が少し明るくなるかもしれません。

読み聞かせで記憶力がアップし、語彙力も高まる

子供に絵本を読み聞かせているだけで、自然と語彙力が鍛えられ、多くの言葉を理解することで、文章理解力もアップします。

学校の授業で、先生が話している言葉を誰よりも早く理解できる子に育つとしたら、親としては安心だし誇らしいですよね。結果、学力が上がることは必至でしょうし、コミュニケーション能力に長けた子になることが想像できます。

では、なぜそうなるの?

脳医学を勉強法にも応用している脳神経外科医によると、

脳は、情報が多角的に重なることで、より強く記憶する仕組みを持っている。

多くの言葉を記憶するのを助ける脳の神経細胞「海馬回」には、複数の情報が入ることで興奮し、その機能が高まるという特質がある。

「文字」「声」「絵」という多角的要因が揃うのが「絵本の読み聞かせ」です。

複数の情報を一度に取り込むことで、海馬回の機能を高めることができます。その結果、言葉を記憶する力が向上します。

1000回の説明より「1枚の絵」

「絵の力」について、イギリスには次のような諺があるそうです。

a picture is worth a thousand words

1枚の絵は1000の言葉に値する

昔話や外国のお話などでは、子供達が見たことのない生活用品や食べ物、知らなかった生活様式などがたくさん出てきますよね。

そんな言葉について1000回説明するよりも、絵を一回見てしまえば直感で理解してしまうのが子供です。また、後から親と一緒に辞書を引くこともあるでしょう。そうやって実感を伴って理解した言葉というのは、時間が経っても消えることなく残っていくのです。

効果も大事だけど「親子の時間の確保」という余裕と愛


子供が成長するにつれて、だんだん絵本の読み聞かせ時間は減っていきます。

子供と頬を突き合わせて、ハラハラしながらページをめくるあの幸せな時間は、一生のうちで本当にごくわずかです。

忙しさに追われた日々の中では、そのかけがえのない時間でさえも軽視しがちですよね。

確かに絵本の読み聞かせを小さいうちから習慣にして、継続していくことは高い効果が期待でき、本が大好きな子供に成長するという利点もあります。

しかし、そのことに囚われすぎて、こなさないといけないという強迫観念にまで至ってしまったら、子供にとっても親にとっても、読み聞かせが苦痛でしかないものになりかねません。

ほんの数分、数十分の親子の密な時間。

そこには心の底からリラックスした愛の時間が流れていてほしいですよね。

ママやパパの声による安心感

大好きなママやパパの声で物語を読んでもらえる、この上ない贅沢な時間。

親が思っている以上に子供にとって、親がしてくれる絵本の読み聞かせというのは、特別な時間でとっても大好きな時間なのではないでしょうか。

いつもは怒ってばかりいるママも、絵本を読む声というのは、きっとどんな時より優しく穏やかで、耳に心地いいものに違いありません。

機嫌が悪い時には、私は絶対読み聞かせはできませんから。声って感情が出ますもんね。

そんな愛情たっぷりのママやパパの声に包まれた子供達は、「オキシトシン」という別名「愛情ホルモン」のシャワーをたっぷり浴び、IQやストレス耐性能力がアップすると言われています。

また、「オキシトシン」の分泌が増したママは、幸福感でいっぱいになるという、どちらにとっても心が満たされる時間になりますね。

感情を共有することで信頼感が増す

絵本を読み聞かせるということは、読む側にとっては「音読」をしていることになりますよね。

「音読」というのもまた、非常に脳にとって効果的であるということが証明されています。

思考力や判断力を司る前頭前野を中心に脳全体を活発に働かせます

前頭葉は感情のコントロールをしている部分でもあります。親子で一緒に絵本を見ながらハラハラドキドキしているということが、お互いに感情のコミュニケーションをしていると言えるのではないでしょうか。

頬を寄せ合っていろんな感情の変化を感じ取る、リアルなコミュニケーションというより想像力を働かせながらの感情の共有、それは絵本を通じて行う独特のものだと思います。

大好きなママやパパと同じように、怖い思いだったり、悲しい思い、嬉しい思いを共有しているという満足感が、子供に安心と信頼を与えるのではないでしょうか。

ちょうどいいスキンシップ

3〜4歳までは抱っこしたりおんぶしたり、寝かしつけをしたり手を繋いで歩いたり、時にはぎゅーっとハグしたりと、なんの抵抗もなくスキンシップをとることが多いですが、成長とともにだんだんと減ってきますよね。

お互いに照れ臭くなったり、忙しさにかまけてつい触れ合う時間が取れなくなっていたり…。

もう抱っこ抱っことせがまなくなった子供にこそ、絵本を読み聞かせるときの密着度というのは有効になってくると思います。

1冊の本を挟んで肌と肌を触れ合う時間。

口には出さない子供の悩みや感情まで、もしかしたら感じ取れることもあるかもしれません。

普段は憎らしいことしか言わないような年齢になったとしても、絵本を読み聞かせている時間というのは、案外幼い子供のようなキラキラした目で夢中になっていることが多いはずです。

わざとらしいスキンシップは逆効果になってしまうこともありますが、絵本の読み聞かせへとうまく誘うことができれば、親子の絆が深まることが期待できるでしょう。

まとめ


読み聞かせは、幸せな時間の象徴ですよね。

膝にちょこんと乗っかって、ワクワクしながらママやパパが呼んでくれる絵本に夢中になる子供。そこには義務期待強制ルールなんてあってはおかしいはずです。

読む側も思いっきり楽しみ、聞いている子供達はそれによってさらに本が好きになり、親子の絆が一層深くなっていく、そんなかけがえのない時間ではないでしょうか。

もちろんうまくいくことばかりではなく、子供が質問ばかりしてきて鬱陶しかったり、ページをめくりたがって集中できなかったり、一生懸命読んでいるのに聞いていなかったり…、

そんな時は、読み聞かせをさせてもらえているんだ、という方向へ考え方をシフトしてみるのも一つの方法かもしれません。

読み聞かせをしている側の「音読効果」もかなり高いと言われています。

大人になってからは「音読」なんてしないですよね、それを子供に絵本を読み聞かせるという行為によって自然と「音読」ができているのだから、子供に感謝ですよ!

そんな機会があるという幸福を噛みしめて、できるだけ長い期間読み聞かせをしていきたいと思います。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。



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