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【親知らずが虫歯で抜歯】抜歯後の腫れも痛みもゼロ!その理由とは

ー本記事は2019年11月12日に公開済みですー

親知らずが4本とも正常に生えてしまっている、原始人のような42歳主婦、スー(@bacteria_suzu)です。

本日もお越しいただきありがとうございます。

親知らずは進化の途中で必要性がなくなり、次第に退化していった組織である、とでも思っていますか?

そうですね、そういう風潮がありますよね。

しかし実際は、クロマニョン人にも弥生人にも親知らずの埋伏や先天性欠損が発現していたらしいですよ。

むしろ、現代人においてこそ全ての親知らずが生える頻度が増加しているなんていう見解すらあるのですから、逆に最先端の新人類といえませんか!?

ただ、正直な話、この4本がたとえきちんと正常位置に生え揃ったとしても、あまり嬉しくない影響もあるのです。

親知らずという、あってもなくてもどっちでもいい歯と思われがちな歯、今回はこれを抜歯してきた体験と抜歯後の様子をレポートしたいと思います。

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親知らず抜歯はまったく痛くなかった!

「親知らずの1本が虫歯になっちゃってるね〜。抜きますか?それともとりあえずの処置だけにしますか?」

そう言われて私が選んだのは、『抜歯』です。

親知らずの抜歯というと、それはもう痛いし腫れるし大変、というイメージがあるのですが、

私の親知らずの抜歯は痛くないという保証があったのです。

私の右上親知らずが虫歯に!

先ほども触れましたが、私の親知らずは4本ともちゃんとまっすぐ生えてしまっているのです。

普通の顎の持ち主で、歯並びを邪魔することなく親知らずがすべて生え揃っている人、というのはいるのでしょうか?

私もややしっかりした顎の持ち主だとは思いますが、さすがに歯並びに影響しないで生え揃うことはありませんでした。

影響大です。

「この親知らずさえなければ、歯列ももっとマシやったんちゃう?」

と何度思ったことか・・・。

それだけではありません。口内の奥の奥にあの大きな大臼歯が4本もあるのです。これ、歯磨きするのは至難の技だと思いませんか?

歯科医の先生にも、

「よく今までこの4本とも虫歯にならずにこられましたね〜。ここに歯ブラシやフロスを当てるのは至難の技ですよね」

とお褒めに預かったのです。

そう、歯磨き大変なんです・・・。これさえなかったら・・・。

そう思いつつもなんとか頑張って奥の奥まで歯磨きをしていた私の歯ですが、ついに虫歯になってしまいました。

ここまできたら、32本の歯でどこまでいけるか記録を伸ばしたかったところですが、右上の第三大臼歯、とうとう抜くことになったのです。

抜歯しないで詰め物などの処置でも可能だったのですが、隣の第二大臼歯にまで影響が及んでも嫌だと思ったので、抜くことにしました。

そして、そう決断した最大の要因は、私の親知らずはとっても簡単に抜けると先生に太鼓判を押されたからです。

まっすぐに生えている親知らずは、他の歯と同様に簡単に抜くことができるそうなのです。

「親知らずの抜歯は痛くて辛い」

という世間のイメージは、「異常な生え方をしている親知らずの抜歯」のことなのです。

上の親知らず抜歯は痛くない!?

大人になって虫歯になるとは・・・。

なかなかの情けなさですよ。

ここの歯医者さんには旦那も娘たちもお世話になっているのですが、我が家みんなが虫歯ゼロだというちょっとした有名一家のようになっています。そして行くたびに先生がそこをイジってくれるのです。いい意味でね。

私の親知らずが虫歯だと発覚しても、「ここはしょうがないよね」という感じで、むしろここまで虫歯にならなかったのが不思議、くらいの勢いでお褒め頂くのです。いや、でも虫歯ですから〜。

そして、

「上の歯の親知らずはなんともなく終わるから、全然大したことないですよ」

と言われて安心しました。

抜歯の難易度は上顎より下顎が難しく(顎部、特に下唇部の神経が近いため)、まっすぐ生えているものより横向きに生えているものの方が難しい。

引用:wikipedia

下の親知らずを抜く際に下歯槽神経を傷付けて唇や顎にしびれが出ることも稀にあるが、通常は1ヶ月半から半年ほどで元に戻る。

引用:wikipedia

ただ、下に2本も親知らずを抱えている身としてはちょっとゾッとしますね・・・。歯磨きと定期検診を怠らずにやるしかないなと、身が引き締まる思いがしました。

本当に5分で終わった親知らずの抜歯

虫歯が発覚してから約1ヶ月後に抜歯というスケジュールになりました。

その間、痛くないと聞いていても不安でしょうがなかったです。

あってもなくてもいいとはいえ、永久歯を抜くこと自体が初めてですから。

抜歯もそうですが、麻酔注射とか抜歯後の腫れや痛みとか、そんなことも不安でした。

そして、いよいよ抜歯当日、オレガノオイル でしっかりうがい↓↓↓をし、

【オレガノオイル】が一家にひと瓶必要だと気づいた歯医者帰りの歯肉炎
アラフォー以降の世代の方は歯茎も弱っていて歯周ポケットが下がってきていませんか?さらに歯茎の下まで歯石がついている場合は、その歯石自体が炎症の原因になるというのです。歯医者での処置の後歯茎が腫れたことがある方はオレガノオイルを試してみませんか?

お昼前の予約だったのでしっかりと腹ごしらえも済ませて挑みましたよ!

  1. まずは歯の周辺歯茎に麻酔のクリームを塗布
  2. 「蚊がチクっと刺すと思ってください」の麻酔注射を何本か打つ
  3. 一旦うがい後、コットンを詰められる
  4. 「強めに押しますよ」でグイグイ歯を押される
  5. 「もう取れるわ」が聞こえる
  6. 「終わりました」

えー!!

もう!?

これからやと思った!!

なんか、展開のドラマチックな波もなく平坦なまま突然終わったのでした。

最後にコットンをあてがわれ、そこをしっかりと噛み締めたままをキープで1時間と告げられました。

見せてもらった歯は、確かに黒くやられていてそれが歯茎の中にもちょっと埋まっていたようです。

抜いてよかった〜。

押した後に抜くって、ちょっと不思議やなぁ、と思いましたけどね。

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親知らず抜歯後はこれを注意すべし!

あまりにもあっけなく終わった私の親知らず抜歯体験でしたが、抜歯はその後が大変ですよね。

麻酔が効いている間は痛みもないですが、麻酔が切れたらさすがに痛みもあるでしょう。

痛み止めの頓服もしっかり処方されましたから。

ところが、この抜歯、1時間後にコットンを外しさらに2時間経過して麻酔が切れてからも痛くなーい!

どこまでも優秀な親知らずだったのねぇ。

では、抜歯後は普通に生活できるのか、というと、さすがに簡単とはいえ「手術」をしたということは紛れもない事実です。

いくつかきちんと守らなければならない点があるので、見ていきましょう。

いつものうがいは禁物!

痛みも腫れもなかった抜歯後ですが、右上の歯茎全体がちょっと熱を帯びているような感覚はありました。

発熱や吐き気を発することも珍しくないらしいので、これくらいのことは当然あるでしょう。

そして、飲食も一応控えていましたが、お腹空きますよね〜。

できるだけ噛まなくてもいいものを食べてみました。

どうしても左ばかりで噛んでしまいます・・・。

そして、食後のうがいもしたくなりますが、これができないのです。

【重曹うがい】でお口スッキリ!簡単で虫歯や歯周病にも効果的!
酸性の口内は虫歯菌が喜ぶ環境で歯のエナメル質を溶かしていきます。その状況を作らないように酸性に傾いた口内をすぐにアルカリ性にしてくれるのが重曹うがいなんです。お口の悩みは自己判断は難しいですよね。でも、まず「重曹うがい」してみませんか?

抜歯後の歯茎は、コットンを1時間しっかりと噛み締めたことで止血され、そこから新たに肉芽組織が増殖していって他の歯と同じくらいの高さまで成長するというのです。

その間、血の塊のような血餅といわれるものがそこにできるのですが、激しいうがいをしてしまうと、それが取れてしまうのだそうです。

【血餅(けっぺい)】とは・・・虫歯の治療や抜歯後の穴に血液が溜まり、その血液がゼリー状になったものをいいます。血餅はゼリー状であれば良好だが、血餅が流れ骨が見えていたりする状態だと痛みが出ることもある。血餅は傷口をふさぐかさぶたの役割をしており、血餅がないと骨の再生に欠かせない細胞や成長因子が生存できないことになります。

引用:歯科用語辞典

血餅が安定するまでには2〜3日かかるので、この間はよく注意しなければいけません。

万が一、安定する前に血餅が取れてしまったら、痛みが続き傷口からバイ菌が入って化膿することもあります。

新たに血餅を作るための処置をする必要も出てくるので、本当にこの期間だけは、

  • うがい
  • 歯磨き
  • 刺激物の摂取
  • 激しい運動

を控えるべきですね。

肉芽組織が活発なときはその周辺に熱を帯びるので、なんとなく熱っぽい症状が出て当然ということです。

やはり、安静にして細胞活性に集中すべきかもしれませんね。

納豆水をたっぷり与えてやりました♪↓↓↓

ささくれを剥いたら肉芽腫で激痛!クエン酸じゃなく納豆菌で見事完治
肉芽腫、これは自分で作った腫瘍のようなものです。ついつい剥いてしまうささくれの罠にさえはまらなければ、こんな痛い思いをしなくても済んだと思います。そんな腫瘍も絆創膏と納豆水だけで、1ヶ月もしないうちに完治しました。

歯茎や頬の内側を噛む確率が高まる!

幸い、私は、翌日には歯磨きも平気、二日後には普通に食事しても全然平気な状態になりました。

血餅が落ち着いたのでしょうね。

しかし、それと同時に歯が1本なくなったところがまだ空洞に近いので、食べ物を噛むたびに歯茎や頬の内側を噛むのです!

わかっていながら、注意しながら噛んでいても、「あほなんか」と思うくらいに噛みまくるのです。

これはしばらく付き合っていかなくてはいけない「噛み地獄」かもしれません。

1ヶ月かけて完治へ

では、この空洞は一体どうなるのでしょう?

このまま空洞なのかと思いきや、ここがなんと盛り上がって他の歯と同じくらいの高さにまで成長するというから、気持ち悪いですよね・・・。

歯茎も生きた細胞だということです。当たり前か…。

肉芽組織がそれぞれの組織に分かれていき、歯茎になったり、仮骨になったり、個々の組織となっていくのです。仮骨とは骨の元で、骨としてのカルシウム分が少ないものですが、時間の経過とともにカルシウムが多くなり、になっていきます。

参考:ハ・ピ・ス・マ

ここまでに大体1ヶ月以上かかると言われました。

「噛み地獄」は続くのです・・・。

これも歯茎の成長のためです、噛み合わせを意識しながらあわてずゆっくりと噛むように心がけたいと思います。

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まとめ

親知らずの抜歯は怖い!

そんな恐怖もただの一面に過ぎず、私のように普通の歯と同じくらいのダメージで済むということもあるのです。

親知らずのない感覚を初めて味わってみると、あらためて私の歯磨きの努力とは結構すごかったんやなと実感しました。

ここに大きな歯があるとないでは全然違うと思いました。

さらに奥歯は磨き残しが懸念される箇所です。磨きにくいといっても手抜きせずにちゃんと磨かないと、いつ虫歯になってもおかしくないですね。

残る3本のまっすぐな親知らずたち、ケアは大変だけど、できるだけともにくたばるまで一生一緒にいられたらいいなと思います。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

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