ー本記事は2018年6月24日に公開済みですー
頭皮、臭っていませんか?
我が家、8歳ともうすぐ6歳の娘の頭がクサイのです!!
梅雨入りと同時に娘の頭の匂いが気になり出しました、スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
ちなみにうちの娘たちは、基本的にシャンプーはしません。
シャンプー、ないですから。
オリーブ油で作られた純石鹸はあるのですが、滅多にそれも使いません。
乳酸菌の湯船でザブンと潜って、ワシャワシャと地肌を洗って終わり。
これ、年頃になったらどう思うんだろう?
ちょっと考えたくないですね…。
そんな彼女たち、今まで何年もこの生活を続けてきて一切頭が臭ったことなんてなかったのに、
今年の梅雨はクサイ!
蒸れた半乾きの髪にカビや雑菌が繁殖したような臭い、というか、まさにそれが起きているのでは!?
さすがにこれはほっとけないので、同じレディーとしてなんとか娘たちを美髪、地肌美人に変身させようと、
【重曹シャンプー】なるものを作ってみることにしました。
ところが、調べてみるとどれも「重曹を水に溶いた液で髪を洗う」というなんとも地味なものばかり。
これでは、8歳ともうすぐ6歳の女子たちはテンションも上がらず続かないですよね。
ならばと、私なりにいろいろ考えて、8歳ともうすぐ6歳の女子たちの乙女心をくすぐるような、
それでいて効果効能もバッチリ期待でき、肌に優しい作り置きシャンプーを思いついたのです!
重曹シャンプーの3つの効果
【重曹】が、実はすごい効力を持った奇跡の粉だということは、こちらの記事↓↓↓にまとめています。ぜひ合わせてお読みくださいね♪
そんな重曹と少しの材料があれば、安価で簡単・安全なシャンプーが手作りできるんです。
しかし安い材料で簡単に作れるシャンプーに、一体どれくらいの効果があるのでしょう?
気になりますよね。
では、具体的に3点あげてみたいと思います。
⒈ 頭皮の余分な皮脂を中和して取り除く
今回の娘たちの頭に関して言うと、重曹シャンプーが、頭皮の皮脂汚れを落とすのに効果を発揮してくれると思いました。
頭皮が臭いというよりは髪の毛全体が臭いんですけど、頭皮も蒸れやすい場所だし、毛根には皮脂がたまりやすいですよね。
重曹は、その酸化した皮脂を中和して取り除いてくれる効果があります。
皮脂が酸化している状態では、皮膚が炎症を起こしたり、臭いを発する原因になるので、重曹がそれを緩和してくれることでしょう。
⒉ 重曹の乳化作用で毛穴の奥から汚れをかき出す
重曹には乳化作用があります。
水と油が混ざり合うことを乳化と言いますが、この乳化作用で毛穴の奥に詰まった皮脂を浮き上がらせる効果があります。
普通のシャンプーでは、これを界面活性剤が担います。
界面活性剤入りのシャンプーはとても泡立ちがよく、使い勝手はいいかもしれません。
しかし、体に及ぼす影響を考えると、やはり無害どころかいい効果しかない重曹を利用した方がいいですよね。
ただ、泡立ちはほぼないに等しいので、洗っている感が乏しく、髪が絡みやすくなるというデメリットがあるのも確かです。
また、必要な皮脂までも浮かして洗い流してしまう恐れもあるので、重曹シャンプーの場合は、毎日使わず、1週間に2〜3回使うくらいでも十分効果を得られます。
⒊ 毛根を蘇らせ抜け毛や薄毛を緩和
多量に分泌された皮脂は、毛穴を詰まらせます。
毛穴に詰まった皮脂が酸化すると、毛根周辺が酸化地帯となり、弱った毛根が活動を停止することもあります。
そしてそれが原因で、新しく髪が生えてこないという事態を招く場合もあるのです。
重曹がこの皮脂汚れをきれいに落としてくれることによって、
毛根が生き返り、ツヤもハリも十分な元気な髪が生えてくるかもしれません。
【簡単作り置き重曹シャンプー】の作り方と使い方
重曹をお湯に溶かしただけのものでも、もちろん効果は得られますが、
今回私は、我が家のオシャレ女子たちにも認めてもらえるものという意識を持って作ってみました。
用意するもの
- プッシュ式ポンプ容器
- 重曹:大さじ1
- 米ぬか粉石鹸(肌に優しい粉石鹸があれば用意、なくても大丈夫):少々
- 精油(お好みでブレンド可):5〜6滴
- ミネラルウォーター:適量
私は、ラベンダーとペパーミントという、誰もが心地よく感じる香りの精油にしました。
これが功を奏して、お風呂場が、乳酸菌の甘酸っぱい香りから一気に「爽やかお花畑」に変わりましたよ♪
作り方
- 容器に米ぬか粉石鹸を入れ、少量の水で溶かします。
- そこへ重曹も加えてさらによく混ぜます。
- お好みの精油を5〜6滴加えます。
ラベンダー、ミント系、柑橘系など、香りが爽やかなものがおすすめです。 - 容器の9分目まで水を注ぎ入れてよく振ります。
- 全体がよく混ざったら完成です♪
シャンプーはこれで完成なのですが、これをさらに8歳ともうすぐ6歳の女子たちが飛びつきそうなものにする為には、
可愛いキャラクターのボトルに入れたり、ポンプ式の容器に入れるという事が欠かせません。
「家にも可愛いシャンプーがキター!!」
と思わせたらこっちのもんです。
使い方
- シャンプーの前にしっかりとブラッシングをしましょう。
髪表面のホコリや汚れが浮き上がり、よりしっかりと汚れを落とすことができます。 - シャワーのお湯で髪と地肌をしっかりと濡らします。
実はこの時点で大体の汚れは落ちます。
お湯だけでシャンプーする【湯シャン】派が少なくないのも理にかなっているからでしょうね。 - いよいよ【重曹シャンプー】の出番です。
サラサラとした粘性のない液体ですので、両手に受けて、素早く頭皮めがけてすり込みます。
もしくは、シャンプーボトルごと頭皮めがけてプッシュプッシュでも構いません。こちらの方が無駄なく使えます。ちょっとワイルドですけど…。
泡立ちがない為、この時かなり「??」な感覚になりますが、化粧水を肌に擦り込むように、優しく円を描きながら頭皮をマッサージしていきます。 - 全体にマッサージできたら、しっかりと洗い流します。
従来のあわあわシャンプーに慣れてしまっている人は、最初その手応えのなさに戸惑うかもしれません。
でも大丈夫ですよ。
しっかりと汚れは落ちているので、不安だからといってつけ過ぎ、ゴシゴシこすり過ぎには注意して下さいね。
重曹の研磨作用で頭皮や髪に傷をつける原因になってしまいます。
重曹シャンプーを使った娘たちは!?
案の定、8歳ともうすぐ6歳の女子たちはこの【重曹シャンプー】に飛びつきました!
もうワクワクが止まらないといった様子で喜び勇んで、我先にとお風呂場へ。
そして、いざ頭につけてみると…、
やはり最初は泡が出ないことを不思議に思っている様子でした。
でも優しくマッサージするように促してあげると、小さな手で頑張ってやっていましたよ。
そして、洗い流してさっぱりしたところで湯船に入った彼女たちは、驚くべき行動をとったのです。
ついいつもの癖で・・・まさかの・・・、
乳酸菌風呂の中に頭からすっぽり潜ってしまうというミステイク!
いや、別に間違ったことをした訳ではないですし、なんなら酸の効果で中和されて髪がサラサラになるかもしれません。
でもでも、せっかくのお花畑感が…、ドボンでオジャン…。
チャンチャン♪
いいオチがついたところで、肝心のクサイ髪はどうなったかというと…、
相変わらずややクサイ…。
少しはマシになりましたが、完全ではないです。
やはりお風呂上がりにドライヤーで髪を乾かさないのがいけないのかなぁ?
100%それやろっ!!
良い子の皆さんは、お風呂上がりにドライヤーで髪を乾かすことをお忘れなく〜。
大人の頭皮のベタつきや臭いにはちゃんと効果がありましたよ。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。