ー本記事は2018年7月6日に公開済みですー
私は関西育ちなので、よく家でお好み焼きをしていました。
関西じゃなくても、今や全国どこでも、日常に食べられる粉もんのひとつかもしれませんね。
そうは言っても、うちの新潟生まれ新潟育ちの旦那は、家でお好み焼きを作って食べるという習慣がなかったようで、結婚前に何気なく作ったお好み焼きが旦那のハート(胃袋)を射止めたみたいですよ、スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
私の実家は兵庫県の片田舎ですが、大学時代に大阪で下宿暮らしをしていた父親が、本場の味さながらの自慢のお好み焼きを作ってくれます。
当時はとても美味しくて1人で2〜3枚は食べていました。
しかも、お好み焼きを焼き終えたホットプレートでは、必ず焼きそばか焼うどんを焼いてくれてそれがまた美味しかったのです。
結婚して、今度は私がお好み焼きを作るようになりましたが、父が作ってくれていたものとは少し違うお好み焼きになりました。
今回はそんな私が作る、我が家の米粉お好み焼きをご紹介いたします。
お好み焼きは粉もん?いえいえ野菜がメインですよ!
私はお好み焼きの生地があまり得意じゃないので、作るお好み焼きの生地は極力最少に抑えて、あとはたーっぷりの野菜!
例えて言うなら、唐揚げはメインが鶏肉ですよね?粉はあくまでその衣の域を超えませんよね?それと同じなんです。
お好み焼きはウチでは、キャベツともやしとニラとネギを食べるためのもので、粉はそれらを繋ぐ衣のようなものなんです。
ちょっと前までは天かすを結構使っていましたが、いまではそれも入れなくなりました。
軽めの生地を目指して米粉でサクッと
とにかく生地が軽いのが好みなので、米粉メインで少しの小麦粉と水で仕上げます。
天かすを入れると、油の効果でカリッとなって美味しいですが、なかなか美味しい天かすが手に入らないので無理してまで入れません。
卵は5人家族で1個。
これは完全に自己流で、関西の他の家庭のお好み焼きってどんな感じなのかな?と興味があります。
ふっくらふわふわ〜とかよく言われますよね。山芋入りとか、卵も多く入れたり。
お店のものは、美味しいところはソースにこだわっていたり、外カリ中ふわだったりとうまく作ってるなぁと感心しますが、家庭のホットプレートの火力では生地があまり美味しくできない気がするんですよね。
その点、生地が少ない方が火力が弱いなりの美味しいお好み焼きができると思います。
おそらくうちの親が私のお好み焼きを食べたら、物足りないのでしょうね。
お肉は入れる?入れない?
お肉はあれば入れるし、なければ入れない、くらいのスタンスです。
もちろん入れるなら豚さんが美味しいですね。
栄養学のカラクリに色々目覚めて目からウロコがボロボロ落ちていた時は、
「肉も魚も卵も牛乳もいらない!」
という、トンデモ勘違いの偏った食生活をしていて、肉なしお好み焼きが当たり前でしたが、自分の殻がいい具合に剥けたのか、
「肉があった方が美味しいよね」
と、素直に思えるようになってからは、このようなスタンスでやってます。
ソースはオタ◯ク?いえいえ一番オススメは酢醤油です
はっきりいって我が家、お好み焼きソース難民です。
いろんなメーカーのものを試しましたが、さっぱり…。
旦那や子供達は全然いいみたいですが、オタ◯クはやっぱり甘過ぎる…。
キャベツの甘みがものすごいですから、甘いソースは合いません。
でもお好み焼きにはソースが欲しいし、自家製で作ったりもしていましたがめんどくさい・・・。
あれやこれやとちょっとずついろんな素材を入れないと味が決まらないので、ソースを作ろうと考えると負担になるんです。
簡単で失敗知らずの絶品自家製お好み焼きタレ
お好み焼きにポン酢や醤油はないわーと思っていました。
こってりソースだからこそ美味い!
でもそれは美味しいお好み焼きソースならではの話で、ソースが甘すぎたり濃すぎたりすればやはり美味しくはないです。
うちのお好み焼きは普通より生地が少なく野菜が主役だから、なおさら市販のソースだとバランスが悪いんだということに最近気づきました。
思い切ってソースじゃなく醤油ベースで攻めてみることに!
しかも酢を思いっきり効かせて、風味付けにごま油やコチュジャンを入れると、合うー!
これって、韓国料理のチヂミに近い感覚かもしれないですね。
※詳しいレシピは後述します
その他のアレンジは?
お好み焼きにいろんな具材を入れたりはあまりしないですね。
とにかく野菜をたくさん食べるというスタイルなので、野菜の種類は多い時がありますが、その他はお肉か、小エビ、納豆、くらいかな。
出来上がりに、ソースやタレに合わせて、からし、マヨネーズ、青のり、をのせます。
ごく普通です。
ではレシピにいってみましょう♪
野菜たっぷり米粉入りお好み焼きのレシピ
❶ まず、大きなボールにいっぱいの野菜を用意します。
好みの大きさに刻んでおきましょう。みじん切りでも細切りでもOKです。
野菜はなんでもいいですが、
- キャベツ
- もやし
- ねぎ
- にら
- 白菜
- 小松菜
- 玉ねぎ
くらいは入れたことあります。
野菜は蒸されてかなり量が減るので、結構多めで大丈夫です。
野菜をボールに入れたらよく混ぜておきましょう。
❷ 次に中くらいのボールに粉と卵を混ぜていきます。
- 卵:1個
- 米粉:100g
- 小麦粉:50〜80g
- 粉がつお:大さじ1
- 塩:ひとつまみ
- 水:2カップ
- 豆乳or牛乳:1カップ
泡立て器でよーく混ぜます。
結構シャバシャバするかなくらいでOKです。
ホットケーキをよく作る人は、その時の生地の感じよりゆるめです。
野菜の水気にもよるので、小麦粉の量や水や豆乳などで後で調整しても大丈夫です。
❸ ❶と❷をドッキングさせます。
始めは混ぜにくいので、❶の容器はかなりオーバーサイズでいいくらいです。
混ざったらすぐに焼き始めましょう。
❹ テフロン加工のホットプレートに、油なしで豚肉を焼いておきます。うっすら焼き目がついたら端に寄せ、❸をオタマですくって置いていきます。
丸く平らに成形できたら、豚肉や具材、あれば天かすを上に乗せます。
中火くらいの火加減でじっくり焼いていき、裏に焼き目がついたらひっくり返します。
この時が一番気合が要りますよ!生地が少ないので野菜がピョンピョン飛び出てきますので、大きめのフライ返しを使うか、フライ返し二刀流でやってみて下さい。
❺ 後は両面ともいい色に焼き上げたら、出来上がり〜♪
おすすめタレのレシピ
簡単ですが、一応参考までにタレのレシピもいっときましょ〜。
用意するもの
- 醤油:大さじ4
- 酢:大さじ3
- みりん:小さじ2
- ゴマ油:大さじ1
- すりゴマ:大さじ1
- お好みで、ニンニクや生姜のすりおろし少々
- お好みで、コチュジャンやラー油少々
ソース味に飽きた時や、夏場の蒸し暑い時などは、このサッパリダレがいいですよ!
最後に
このお好み焼きは、とにかくヘルシーで美味しいですからオススメです!
こんなに生地の割合が少なくて食べ応えあるの?と思われるかもしれませんが、
あるんです!
結構おなか膨れますよ。まー、ビールがすすむせいもあるか…。
米粉の効果もあるかもしれないですね。腹持ちもいいです。
そして、生地と野菜をドッキングさせない広島風クレープ生地状態でも作ったことがありますが、やっぱりそこは関西風に軍配が上がりますね。
混ぜて焼く方が美味しいと思います。
皆さんもいろいろアレンジして楽しんでみて下さいね♪
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。