ー本記事は2018年4月30日に公開済みですー
2018年度初の車旅は、毎年恒例の秋田の親戚宅訪問へ。
ゴールデンウィーク前半の4月28日から1泊2日で行ってきました、スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
昨年は何を思ったか、新潟から秋田へ行って親戚のお宅を訪問し、その足で青森まで弾丸走行。
さらにキャンプ場をその間の車中で探すというおバカな無計画旅を実行した我が家ですが、
今回は新潟→秋田stay計画を立てて、秋田を満喫して帰ってくる予定で出発しました。
しかし縦に長い県が続く道中ですから、退屈しないようにしっかり途中休憩を取りたいところです。
私たちが利用した【道の駅鳥海ふらっと】は、山形県と秋田県の境にあって、美味しいものがたくさんでおすすめですよ!
新潟〜山形〜秋田走行のルートは?
我が家は、山形にご縁があり、新潟に嫁いでから何度となく足を運んでいます。
今の私たちのライフスタイルの中心である、乳酸菌道の始まりも山形からでした。
さらに、先述の通り秋田には親戚もいるので、この【新潟〜山形〜秋田】ルートは、私たちにとって特別なロードなんです。
数年前まではこの区間に高速道路がなかったので、下道をえんやこらと進んでいたそうです。
今では、途切れ途切れではありますが高速道路が開通し、とても便が良くなりましたね。
新潟県を抜ける前に下道へ
私たちが住んでいる新潟市からは、日本海東北道という高速道路が走っているので、まずはそこから旅が始まります。
新潟市から新発田市へ入り、そこを抜けると村上市に入っていきます。
その村上市の朝日というところで一旦高速が終わるんですよね。
そして、大型連休などの移動でそこを通ると、朝日の降り口でだいたい渋滞に遭遇です。
村上市の朝日まほろばインターチェンジを降りると、【道の駅 朝日まほろば みどりの里】という大きめのトイレ休憩場があります。
ここからしばらくは本当に単調な下道が続くので、私たちはここで物産品を物色したり少し体を動かしたりして、まず1回目のトイレ休憩をとります。
村上市からは、綺麗な小川の流れに感動したり、山々の新緑をうっとり眺めたりしながら、自然豊かな下道をどんどん進みます。
ゴールデンウィーク中は、農家さんにとっては超繁忙期!
窓から見えるのどかな田園風景は、田植えの準備に大忙しのトラクターや、苗植え機で賑やかです。
さらに新緑も芽吹き始めて緑が目に鮮やかなんです。
春の風を大いに感じながら延々と車を走らせます。
そうして途中でグッと海側に入り、そこから山形県に突入です。
日本海独特の景色がここからずーっと続きますよ。
山形県に入ってからまた高速へ
山形県鶴岡市の手前からまた、日本海東北道が再開します。
これは3年前くらいまではなかった道なので、とってもありがたいです。
日本海の景色、嫌いじゃないですが、何時間も代わり映えしない海沿いの景色を見るとなると、ちょっと苦痛に感じることも、なくはないです。
ただ、天気がいい日の夕陽の素晴らしさは、本当に見応えあります。
遮るものがなくずっと見ていられると最高ですよ。
鶴岡市の手前から酒田市までこの高速道路が続きます。
ここまで休憩なし、渋滞なしで来ると、新潟市から3時間弱くらいです。
高速を降りたらいよいよ【鳥海山】
この辺りから、まだまだ雪の衣装をまとっている、白くて綺麗な鳥海山が見え始めます。
今回は晴天に恵まれて空気も澄んでいたので、かなりくっきり山の形が見えました。
改めて、かっこいいなーと感動!
富士山みたいに綺麗な稜線ではないけれど、カッコよく威厳があるその姿に惚れ惚れしました。
毎回、途中で立ち寄る道の駅なんて決めずに出かけますが、今回は旦那がしっかりリサーチしてくれていたので、この先にある【道の駅 鳥海ふらっと】で比較的ゆったりとお昼休憩を取ることにしていました。
酒田市やもう少し秋田に入ってからの休憩は何度か経験済みですが、鳥海山付近で立ち寄るのは初めてでした。
【道の駅 鳥海ふらっと】で最高のお昼ご飯
車旅の重要なポイントは、やはり1日3食の食事をいかに自然なものにするかというのが我が家にはあるのです。
だからこそキャンプを始めたと言っても過言ではありません。
キャンプ場なら煮炊きはできるし、自分の家の味付けで食べることができます。
今回はその自炊をすっぱりと諦めたので、できるだけ産直の野菜や魚介を食べられるところを意識して食事したかったんです。
で、【道の駅鳥海ふらっと】
最高の海の幸、山の幸が満喫できました!!
鮮魚直売所【元気な浜店】
まずは鮮魚店へ。
ここは入り口からすぐのお土産コーナーから奥へ進んだところにあります。
もうお土産売り場まで浜焼きのいい香りがプンプンです。
ちょうど11時過ぎに着いたので、お昼の大混雑というほどではなかったですが、浜焼きの前だけは常に人が並んでいました。
季節によっていろいろな海の幸が楽しめるみたいですが、この日も大盛況だった銀カレイの浜焼き↓↓↓は、通年を通して味わえるそうです。
この銀カレイ、30分待ちでしたが迷わず並びました。
県漁協女性部のおばちゃんたちがテキパキと仕事をこなされていました。
夏には「天然岩牡蠣」が登場してさらに大行列ができるそうですよ。
ここではさらにイカ天と海老の唐揚げを購入しました。
銀カレイの華やかさに押されて影を潜めていましたが、食べてびっくり!
この海老の唐揚げ、超超おすすめです!
カッリカリで、頭から尻尾まで何一つ残すところなく食べられて、旨味が半端ないです。
こちらにお越しの際は、浜焼きや天ぷらに心を奪われてスルーしてしまわず、ぜひこの海老の唐揚げをお試しください。
地産地消食堂【ふらっと】は持ち込みOK!
浜焼きの浜店からお土産売り場を通り抜けて、ファーストフードコーナーへ行く手前にあるこじんまりとした食堂、それが持ち込みOKの地産地消食堂【ふらっと】です。
いろんな定食や単品料理があって、ご飯は全て地元産特別栽培米のひとめぼれを使用しています。
このご飯と味噌汁とお漬物がセットになった「ご飯セット」なるものが300円であるのですが、
浜店で購入した魚や天ぷらを持ち込んで、自分でカスタム定食を作ることができるんです!
これは子連れファミリーにも優しい配慮ですよね。
定食だと食べきれない複数の魚介惣菜をみんなでシェアすることも可能ですね。
我が家はここで、最高の銀カレイ定食と、サラダと、ファーストフードコーナーで買った玉こんにゃくとかき揚げを堪能しましたー。
ファーストフードといっても、もちろん巷でいうそれとは全く違い、手作りで地産地消の作り置きおかずといった感じです。
どれも本当においしかったです。
この他にも、
- 海鮮の串焼き
- うどん・そば
- たこ焼きに唐揚げ
- パン屋さん
- ラーメン屋さん
- ソフトクリームもラフランス味やだだちゃ豆味
など、ここでしか味わえないものが盛りだくさんです。
農産物直売所もあり、山菜から長芋、きのこにお米にお餅に調味料まで、安くて新鮮なものがいっぱいありました。
ここでも買うのを我慢した自分、偉いと思います。
ふらっとなんて言わず、山形、秋田を訪れた際にはぜひ、がっつりと、こちらへ寄ってみて下さい。
海も近く、道路を挟んだ海側には大きなキャンプ場もあります。夏には多くの人で賑わっているでしょうね。
まとめ
外食が苦手で、できれば食事は家で作って食べたい派の私にとって、最高の道の駅でした。
秋田へはおそらく毎年行くと思うので、ここは絶対外せないスポットになるでしょうね。
水、空気、土がキレイで、おばちゃんたちの朗らかな雰囲気も、さらに食材のおいしさを引き出しているような気がしました。
この後、我が家の車旅は秋田の車中泊へと展開していきます。
そちらもよろしかったらのぞいてみて下さいね〜。↓↓↓
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。