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生理前のイライラやひどい腹痛の原因はPMS?それを治す方法とは

ー本記事は2019年9月28日に公開済みですー

女性を取り巻くホルモン、これはもう女性に生まれてきた私たちの体にとってなくてはならないものであるのは当たり前のことですね。

このホルモンによって女性の心と体がゆらゆらと揺れてしまうことも当たり前のことなのです。

それを取り立てて、生理前がどうの、生理中がどうの、更年期がどうのと騒ぐのはなぜでしょう?

それは、私たちがあまりにも知らなさすぎるからではないでしょうか。スー(@bacteria_suzu)です。

本日もお越しいただきありがとうございます。

生まれてから成熟するまで、さらに老いていく過程のなかで、男性もそうですが特に女性は気性の激しい2つのホルモンと共に変動の中を生きていくのです。

世界の荒波?

そんなものより自らが抱えるホルモンの荒波の方が深刻だったりしませんか?

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女性ホルモンについて

性教育、これは性の教育というだけの話ではなく、人間が、男と女がお互いをもっと尊重し合い、本質を知りながら愛おしくなっていくための学びであってほしいものですね。

視床下部がどうしただ、

脳下垂体がどうするだ、

排卵とはこういうことだ、

もちろんこういった具体的な生態学も必要かもしれません。

しかし、それよりももーっともーっと大事なことが他に山ほどあるのに、それについてはあまり学ぼうとしないのが私たち自身なのかもしれませんね。

女性ホルモンとは、女性の月経周期や妊娠を支配するといっても過言ではない、自律神経にも作用する大事なホルモンです。

生理や更年期に対してちょっとでも不安や悩みがある方は、まずこの女性ホルモンについて一緒に考えてみませんか?

女性の一生は女性ホルモンによって左右されている

今まさに生理痛がつらくてどうにかしたい人や、生理前のイライラが激しくて自己嫌悪に陥ってしまうような人は、とにかく薬でもなんでもいいからその症状を抑えて楽になりたいと思いますよね。

それはとても自然なことです。

普段と同じ朝を迎えても、普段と同じように振る舞えない自分に嫌気がさすことが、女性の一生のうちでどれくらいあるか考えたことありますか?

生理前の1週間、生理中の1週間、それだけでも月の半分です。これが毎月ということになると・・・、

人生の1/3以上は、そんなホルモンの荒波をなんとか飼い慣らして生きているのです。

ときに、ヒステリックに見えたりうつ病っぽく見えたり、精神障害を持っているように見えるかもしれない女性の感情の不安定さは、誰もが持つ女性ホルモンの影響が大変強く現れているのではないでしょうか。

そして、それと同時に、そういう揺れ動く精神を抱えて生きている女性は、社会的に規律が厳しく融通が利かない現場でそれに従って働かなくてはいけない場合、やりがい以上に苦痛を感じることが多いと思います。

しょうがないことです。

女性の女性たる性の働きが出ちゃいますから。

毎月、ホルモンが山や谷を描きながら推移し、それによって体や心のあらゆる部分に刺激を与えてしまうのです。

もう、私たち女性は女性ホルモンによって生きていると言ってもいいくらいで、それをきちんと自覚していないから、当たり前のことがただの苦痛になってしまうのです。

結婚も出産も女性ホルモンが支配する

人が結婚するのも、実はホルモンがそうさせていて、妊娠するのもホルモンがそうさせているとしたら?

これはあながちデタラメでもない気がしませんか。

ホルモンとは言い換えれば「愛」ですけどね。

愛が人間に宿っているから、そうなっちゃうのではないでしょうか。

変なスイッチが入ってしまったので、言いたいこと言いますが…。

愛というホルモンが反応しあって男女が結婚を決定している、と言えなくもないですよね。

そして、結婚した夫婦が妊娠するためのサイクルは毎月やってきます。神様は妊娠するチャンスを月に1回ずつ設けたのですね。

そこに乗っかれた場合、妊娠・出産・授乳という期間を経ていきますが、その間当然ながら生理は止まります。

子どもを2〜4人産むとして、1人あたり2〜3年かかるので、約6〜12年間は生理がない状態です。

しかし、女性ホルモンという荒波は止むことがありません。

この10年前後の期間にも、女性の心と体は女性ホルモンの影響を強く受け続けるのです。

結局、女性ホルモンが女性の人生を創り上げているといってもいいくらいな気がしてきませんか?

生理の捉え方を転換してみる

そんな女性ホルモンを体に飼っている私たち、月経の始まりから次の月経の始まりまでの約28日間が月経周期です。

これ、「今月はお休みだよー」なんてことはなく、常に終わったら次終わったらハイまた次、と閉経するまで永遠に続いていきますよね。

外からは一切見えない体内のホルモンの変化、それが日々忙しく体内を駆け巡っているのです。

月に1回の排卵とそれに伴う子宮の準備、それが月経なのです。

女性ホルモン分泌量の変化
女性ホルモン分泌量の変化
引用:OMRON

約28日間で脳や神経にも影響を与えるホルモンがこれだけ上下するのですから、平常運転なんてできないでしょう?

体が車だとして、お酒を飲んだら正常運転できないのと同じくらい、生理中や女性ホルモンの影響が強いときに、自分の言動を全てきっちりコントロールできる人なんていないんじゃないでしょうか。

ふわふわっとしてるんですよ、女性は。
それが女性の良さだったりするんです。

そして、それを縛って緊張で固めてしまうと、体が様々な抵抗を起こしても無理はないです。

体を動かしたり支配しているものを内観して見つめてみると、案外そういうことがすんなり理解できて、苦しみが少しは減るのかもしれませんね。

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つらい月経を幸せな月経にする方法とは

今のあなたのつらい月経、これどうやったら解決するかわかりましたか?

私も若いときは生理痛や精神的な不安定さで、月経がとてもつらかったです。

結婚する前に受けた婦人科検診で「子宮腺筋症」という診断も受けました。

しかし、今そんな月経がウソのように楽になったのです。

さて、一体どうしてそんなふうに転換できたのでしょう。

自律神経を整える

これはもうどこでも言われることですが、やはり生活習慣を見直し、自分の体の調子にもっと関心を持っていろんなことを改善していくということがまず最初の一歩です。

生理中や生理前の症状が極端につらい人って、おそらく9割がた生活が乱れていると思うのです。

  • 夜更かし・遅くに起きる
  • ご飯をしっかり食べていない
  • お酒やタバコを常習している
  • 運動をしていない
  • 薄着をしている
  • 冷たいものをよく飲む
  • お風呂にしっかり浸かっていない

例えばこんなことが普通になってしまっているのでは?

女性ホルモンは自律神経にも作用します。

そのため、月経前は体の免疫力が低下しやすくなるのです。

月経前症候群【PMS】の原因の多くも、この免疫力の微妙な低下が原因じゃないかと思うほど、自律神経からの影響は無視できません。

心地よい生理を迎えるために、体の巡りを整えてあげることは最低限の必要事項です。

女性ホルモンに従って生きてみる

実はこれが一番有効な治療法なのではないでしょうか。

女性ホルモンによって気分が変動したり、感情の起伏が生じたりしているのであれば、できるだけそれを受け入れてみてはいかがでしょうか。

もちろん女性ホルモン自体が狂ってしまっていては、この方法もいい結果を生まないと思いますが、今までは無視したり抑え込んだりしていた感情が、ただホルモンの波によってもたらされているのだとすれば、その波に乗っかる方がいいでしょう。

そうすると、例えば今までは、

「なんか無性に彼氏(旦那)がムカつく」

といった、自分でも理由がわからないイラつきに悩まされていたのが、

「イライラするけど、あーこれホルモンが来たか、そうか、来たか・・・、なんかアイツ(旦那)が悪いことしてるわけじゃなくて、私の体の中で荒波が立ってるだけなんだな」

というふうに、少しだけ気持ちに変化が現れると思うのです。

そして、そのことを相手にもシェアすれば、もっとお互いの関係が良くなると思いませんか?

「今は私のホルモンが荒波だっているから、なんでもないことがイライラするんだよね、ごめんね」

と、先に謝っておくのも2人の関係をこじらせない手ですね。

感情のままに外にぶつけていてはこっちの身がもちませんよね。

できるだけそれらを女性ホルモンのせいにして、もっと気持ちを楽にしてみませんか?

妊娠してみると意外と解決!?

気持ちの不安定さを女性ホルモンのせいにして、なんとか前よりも感情に流されなくなったとします。

しかし、月経前の腹痛や月経中の腹痛などはそう簡単に治らないかもしれません。

当然私のように子宮に一物を携えている場合だってあると思います。

月経という、子宮内膜が厚くなったり薄くなったりという変動のたびに、その一物が痛みを助長するということもあるのです。

女性には、その人それぞれの生き方や考え方があり、さらに如何ともしがたい事情というものもあるでしょう。

でももし、そういったものが許すのであれば、妊娠することこそが、それらの症状を格段に抑えることができる最も大きな影響力を持っているかもしれません。

出産前後の生理が2年ほどなかった期間に、私の腺筋症がなくなったのも事実です。

良性の筋腫などは、生理に伴って成長するといってもいいくらい、生理と切っても切れない関係にあるので、それを食い止めることができる妊娠が大きな効果を上げるのは想像できます。

あなたのなかの女性ホルモンと子宮の声に素直に従ってみると、結婚・出産という流れもまたとても自然にできていくのかもしれません。

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まとめ

生理痛を抑えるために薬を飲み続けている人は、そうせざるを得ない立場であったり環境であったりしたのだと思います。

しかし、残念ながらその状況では体の中で女性ホルモンが正常の機能を果たせていないかもしれません。

昔に比べて、こんなにも女性特有の病気が増えていることが常識になりつつある現代ですが、女性の生き方、働き方、考え方がもう少し昔のように穏やかになればいいなと思います。

キャリアや評価や実績などは、あなたの体を癒してくれるでしょうか。

あなたの体は常にあなたと共にあり、あなたの女性ホルモンはいつでもあなたに愛をもたらすのです。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

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