ー本記事は2-18年9月20日に公開済みですー
アヒージョ、アヒージョ言うてますね。
もうぼちぼち言うてないか。
一体どこからどうやってこの日本に「アヒージョ」が流行っていったのでしょうか?
話題になった時から気になっていましたが、なんせ使うオイルの量が尋常じゃないので、すぐに飛びつく気になれずにいました。スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
日本にも「天ぷら」という、大量に油を使うとても美味しい食文化があります。なのに「アヒージョ」って…。
しかも、そのオイルごと食卓に並べて食べるって、どうなっとるんや?
そんなことをほざいていた私ですが…
つい先日、お友達家族とキャンプをした時に、そのお友達の提案で噂の「アヒージョ」を作って食べることになったんです。
自分で作るのは抵抗あるけど、友達と一緒ならなんだかワクワクします♪
しっかりと作り方を覚えて、しっかりと味わわないとね。
アヒージョって何?
では、【アヒージョ】としっかり向き合うために、その由来から見ていきましょう。
アヒージョはスペイン料理
オリーブオイルが豊富に作られているスペイン、その首都マドリード以南の代表的な小皿料理「タパス」の一つとして供されるのが【アヒージョ】です。
もちろんマドリード以北でも【アヒージョ】を提供するバルは少なくないそうです。
とにかくスペインの代表的な”おつまみ”なんでしょうかね。
【アヒージョ】というのは、スペイン語で【ニンニクの】という意味だそうです。
そこに加わる素材によって料理名は変わってきます。
日本で広まる時に【アヒージョ】というわかりやすく言いやすい呼び名になったのでしょう。
アヒージョは【カスエラ】でグツグツする料理
出典:メキシコ料理ドットコム
アヒージョは、【カスエラ】という耐熱性の陶器で熱し、そのまま供されます。
とてもアバウト。
オイルが熱々で器も熱々、かなり危険度の高い料理ですので、小さい子供がいるときはしっかりと注意して見て下さい。
アヒージョはニンニクとオイルで煮込むだけ
基本的には、
小さめの鍋でニンニクとオイルをグツグツ熱し、その中に出汁となる適当な具材を投入して旨味を移していく、オイルを食べる料理です。
なので、具材を食べてから、残ったオイルとバケットを楽しむという日本で流行りのスタイルとは異なり、まずはオイルにバケットを付けて、そのいろんな旨味が染み込んだ味を堪能する方が先なのです。
そのあと、具材もバケットに載せたりして頂き、それでも余ったオイルはパスタに使ったり、全く別の料理に使ったりして再利用します。
これは、オリーブオイルが大変美味しく、豊富に取れるからこそ出来るレシピですよね。
ワインにもぴったり♪
簡単!ニトリスキレットで激うまアヒージョ
「アヒージョ、アヒージョ」言われたら、料理初心者の人や、滅多に洋食を作らないシニア世代の人にとっては、大変ハードルが高く感じてしまう響きがありますが、
なんてことはない、ただのオイル熱し料理です。
オリーブオイルと耐熱鍋があれば、その辺に余ってる食材を一緒にグツグツするだけで、立派な【アヒージョ】が出来上がるんです。
こんなにシンプルな料理だと知っていたら、もっと早く取り入れていたなーとつくづく後悔しました。
だって、めちゃくちゃ美味しいから〜!
キャンプ飯にも最適!
キャンプではご飯を炊くのが億劫な時に、パスタやバケットを利用することが多々あります。
そんな時のお助けメニューになること間違い無しなのが、この【アヒージョ】ですよ。
【カスエラ】の代わりは、あのキャンプグッズの定番【ニトスキ】があるじゃないですか!
形もちょうどいい深さで、耐熱は申し分ありません。
ここに、オイルと具材を投入して、グツグツやるだけで美味しい一品が簡単に出来上がります。
アヒージョにおすすめの具材は?
ニンニクと唐辛子を入れてオイルで煮るのが一般的ですが、唐辛子は一緒に食べる人によって入れたり入れなかったりですよね。
あとは、スペインではエビ、ホタテ、イカ、あさり、牡蠣、タコなどの魚介類から、マッシュルームなどのキノコ類、ブロッコリー、ミニトマト、パプリカなどの野菜類、鶏肉などがよく使われます。
そのほかに、子供がいればソーセージやお餅、ナスやジャガイモなどもいいですね。
そこにしっかりと塩を効かせて熱するだけでいい出汁が出るはずです。
アレンジとして、ジェノベーゼソースを入れたり、アンチョビペーストを加えると、ガツンとパンチが効いた味に仕上がります。
アヒージョ簡単レシピ
用意するものは、
- スキレット
- 塩・・適量
- オリーブオイル・・具材ヒタヒタ
- ニンニク・・好きなだけ
- 唐辛子・・お好みで
- 具材・・お好みで
作り方
- ニンニクはみじん切り、唐辛子は輪切りにしておく
- 具材は食べやすい大きさにカットしておく
- ニトスキに⒈と⒉を入れ、ヒタヒタになるまでオリーブオイルを加えます。
- 弱火にかけじっくりと火を通していきます
- グツグツしてきて、具材に火が通れば出来上がり♪
事前に材料をカットしておくと、あとは火さえ起こせばすぐに出来上がりますね。
鋳鉄製のたこ焼き器でやるのもオツですね。
まとめ:アヒージョはオイルでニンニクと具材をグツグツやるだけだった
特にクセもなく、好き嫌いが分かれないと思われる【アヒージョ】は、友達や仲間とのキャンプ飯にもってこいです。
子供はパンが食べられて嬉しいし、大人はワインが進んで嬉しいですからね。
今回初めて体験した【ニトスキアヒージョ】ですが、これは我が家のキャンプ飯の定番メニューになることでしょう。
今回はシンプルに、パプリカとミニトマト、ソーセージと塩だけで作りましたが、本当にびっくりするくらい美味しかったです。
またいろんな素材を試すことができるので、飽きそうにないですね。
【アヒージョ】を、名前だけ聞いて敬遠していた人は、ぜひ一度騙されたと思って作ってみて下さい。
キャンプじゃなくても今晩のおかずの1品にいかがですか?
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。