ー本記事は2018年4月3日に公開済みですー
きました、春。
新潟の春は本当に待ち遠しく、大人も子供も「やっと外で遊べるー!」って小躍りしたくなります、スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
2017年の春、秋田の親戚宅とついでの青森観光に行くためにひねり出した案、それがキャンプでした。
どういうこと?
→【『我が家がキャンプを始めた理由』それは能天気と好奇心と勢いだけ】
こういうことです(笑)
ゴールデンウィークの東北は、桜の最盛期だったので宿が取れなかったのですね。
キャンプを始める理由としては案外珍しいのではないかと思われる、必要があっての苦肉の策だったという我が家。
今では嬉々として旦那がキャンプ用品の沼にはまっていますが・・・。
当時は、ともするとこのキャンプがきっかけでアウトドア全般に拒否反応が出てもおかしくないような、
ちょっと残念な東北3連泊
だったのです。
それでもいまだにキャンプ大好きな私たち、何がそうさせるのでしょうか?
今回は、これからの我が家のキャンプがグズグズキャンプにならないために、ここで反省と課題をしっかり認識しながら、振り返ってみたいと思います。
・これからキャンプを始めようという方
・子連れキャンプされるご家族
へ、ちょっとしたヒントが提供できれば幸いです。
【東北3連泊】キャンプデビューは残念賞の数々
初めてのキャンプ、みなさんは覚えていますか?
普通のファミリーは初キャンプをどういう意気込みで挑むのでしょう。
我が家は残念ながら全く普通じゃない展開で始めたので、初キャンプはもはやサバイバルゲームのようでした・・・。
当時、6歳4歳1歳の3姉妹を伴って、しかも未踏の地である青森まで行ってキャンプ。
実は、出発の朝にはまだキャンプ場も決めていなかったのです・・・。
青森のキャンプ場、当日探す
旅行計画の当初は少しだけ、キャンセル空きが出た宿に泊まれる期待もしていました。
しかし、念のためと一旦キャンプ用品を揃え出した頃くらいから、
「なんか、むしろキャンプがしたいかも」
という淡い気持ちが芽生えていたことは否定できません。
そして、おそらく旦那に関しては宿のことなんて吹っ飛んでいたのではないでしょうか。
「もうキャンプはするだろうな」
と二人とも覚悟を決めていました、きっと。
当日、秋田の親戚宅を出てから墓参りをし、いよいよ青森目指すかーって、すでに17時!
能天気で構えていたので、キャンプ場でキャンプするには事前に予約をしておかないとダメということも考えておらず、そこからあわてて検索ですよ。
道中行きやすそうなキャンプ場に電話しまくり、やっと見つかったところに到着したのは午後8時過ぎ!
いやー星が綺麗だったなー・・・。
初キャンプで夜間のテント設営という悲劇
東北は南北に長い県が多いって知ってました?
秋田県から青森県ってお隣ですよね、ノンストップで車を走らせても3時間かかるという距離でした。
キャンプ場到着は、まさかの夜・・・。
そして、とっても人気で素敵なところだったようで(暗くてよくわかりませんでしたが)テントだらけ・・・。
そこは【あじゃらの森キャンプ場】というところで、設備がしっかりしているキャンプ場だったことは救いでしたね。
電話予約の際、受付の方が「21時までは灯りをつけておくのでそれまでに」と言われていたので、到着早々テント張りです。
テントとテントの隙間を利用して、できるだけ管理棟の灯りの近くに立てました。旦那が一人で・・・。
乳飲み子はおんぶだし、子供たちは暗くて不安がるし、私は照明をかざすくらいしかできませんでした。
初青森、
初テント、
初キャンプ。
なんともサバイバルな夜を迎えてしまいました。
そんな時刻でしたが、その後も続々とソロキャンパーやバイカーたちがやって来ていたので、相当東北が盛り上がっていた証拠ですね。
5月の青森の夜をなめんな!寒さに凍える新潟人
これが一番の残念賞でした…。
新潟を出るときも、秋田に入ってからも、日中は上着なしでいいくらいポカポカしていたんです。
夜、青森の高原でナイロン一枚の壁、普通のシュラフと薄いブランケットだけの装備、そして下はマット一枚隔てて土・・・。
そら寒いわー!!
多少は想像してましたが、あそこまで寒いとは、完全になめてました。
足が冷えすぎて、大人はほとんど眠れなかったです。お酒を飲んでも寒かった・・・。
これも幸い、疲れたせいもあって子供たちがすぐ寝てくれて、トイレ以外で起きなかったのは助かりました。
初キャンプで、ここまで身にしみて寒さを痛感する体験ができたことは、その後のキャンプにものすごく役立ちました。
【セダンプリウスで5人家族キャンプ】のメリットは
こんな調子で、岩手、宮城でも
当日予約、
遅めの到着、
乳飲み子がおんぶばっかり
なキャンプを敢行して、無事予定通り新潟に帰ってきました。
キャンプ場はどこも最高の場所でした。
もう名前すら出てこないし、ほぼ無名の超穴場ばかりを攻めていたことも奇跡ですね。
やばいですよね、こんな無計画キャンプが無事に成立しちゃったら。
これはビギナーズラックなんだと肝に命じておかないと。
でも、こうして一年経ってから振り返ってみても、
胸がワクワクしてくるくらい最高の思い出になっているし、
キャンプがしたくてうずうずしてきます!
シンプルに自然を感じることができる
我が家はなるべく低予算でと決めていたので、
今流行りのグランピングも、区画分けサイトキャンプも、コテージも考えていませんでした。
なので、自然のままに近い野放しなキャンプができました。
不便もありますが、キャンプするならこうでなくっちゃとも思います。
土の上で寝るって、すっごいワクワクするんです!
夜の星空、朝の鳥の声、雨や風などの自然、全部がすぐそこにあるんです。
これを体験してしまうと、もう病みつきになってしまいますよ。
遠出旅行をしてもお金がかからない
上述した通り、我が家のポリシーは低予算で自然を楽しむなので、
宿泊費用は1,000円以下がほとんどです。
その分、ガソリン代や買い出しの材料費などはケチらず、
普段よりちょっとリッチな食事をするのも楽しむ秘訣ですよね。
欲を言えば、温泉か銭湯が近くにあれば寝る前か翌朝に入れてベストです。
日中と夜の温度差が激しい時期、場所などでは、寝る前に近くのお風呂屋さんを利用して、体をあっためてから寝るのが寒さ対策にもなります。
温泉旅館に家族5人で泊まることを考えたら、めちゃくちゃ節約できるし、相当贅沢な体験もできるのです。
家族のみんなが近くなる
5人乗ってもギュウギュウなのに、そこにさらにキャンプ用品を詰め込んで、何時間、何日もかけて車移動。
密着度、ハンパないです。
セダン、初代プリウス、それはそれは頑張ってくれました。
さすがにこの半年後にはプリウスにさよならしましたが、
いけますよ!
セダンでキャンプをあきらめているご家族がいらっしゃったら、
ぜひ一度検討してみてください。
うちでもできたんですもの。
そして、テントの中もいい具合にギチギチ!
うちのテントは一応、
リビングスペースがあって、その奥に寝間がある仕様の物ですが、
道具やら荷物やら、子供やらがうじゃうじゃなって、狭苦しいです。
まだ乳飲み子がいたので、座卓で食事をしていたし、
家にあるもので利用できるものは利用するという方針なので、
キャンプしてても、アパートの部屋みたいでしょ。そこがまたいいんですけど。
まとめ:初キャンプはゆるめの計画の方が楽しめる
いいとこも悪いとこも全部ひっくるめて、キャンプっていいですよ。
やった人にしかわからない、と言ってしまえばそれまでですが、
今流行りのオシャキャン(お洒落キャンプ)やグランピングを見て、敷居が高いと思っている方、
うちみたいに、日常の延長からスタートすればいいんだと考えてみて下さい。
気が楽だし、重い腰も上げやすくないですか?
もちろん、必要最低限の装備と、前準備、下調べはとっても大切ですけどね。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。