リノベーションって何?モリタ装芸さん主催【住宅についての講座】へ | suzukinblog
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リノベーションって何?モリタ装芸さん主催【住宅についての講座】へ

リノベーション

ー本記事は2018年4月25日に公開済みですー

始動してます、家探し、家づくり。

失敗もしながら、自分たちらしさを形にすべく動いております、スー(@bacteria_suzu)です。

本日もお越しいただきありがとうございます。

先日、住宅についての面白そうな講座があったので、家族みんなで行ってきました。

といっても、3人娘はスタッフの素敵なお姉さんに2時間半預けっぱなしでしたが…。

おかげさまで、夫婦二人でじっくりお話を聞くことができました。

【リノベーション】について、みなさんも一緒に脳みそを刺激していきましょう♪

リフォームとリノベーションの違いについてはこちらのnote記事↓↓↓にまとめていますので、よかったら覗いてみてください。

新築or中古リフォームorリノベーション?違うようで実は紙一重!|スー
みなさんにとって「家」とはなんですか? 今住んでいる家、 これから買う家、 将来手放す家、 「家」といっても人それぞれ、人生におけるタイミングによっても随分違う意味を持ちますよね。 我が家にとっての「家」とは、無理なく維持していける住みかで...
追記(2020.6):この後紆余曲折を経て、まったく家探しを中断してしまったり、気まぐれで物件リサーチしてみたりを繰り返していました。
しかし、この【リノベーション講座】を受けたことは大変有意義であったし、いまでもこのリノベーションという家のあり方は、もしかしたら自分たちの住まいに一番近い形かもしれないと思っています。
家を持つとしたら、ね。
家づくりが進まない原因はキャンプにあった!?我が家の軸がキャンプに?
今の我が家の空気はこの「家いる?」風が吹きまくっています。もし希望の場所に希望の額でとてもいい物件が出てきたらどうするか...、それすら危うい感じになってますよ。私たちには十分な住まいがここにある、そう思って過ごせることの幸福さにようやく気付きました。
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リノベーション講座にて

たまたまご縁があってお世話になったことがあった建築会社モリタ装芸さん主催の

「実例のビフォーアフターから学ぶリノベーション講座」

に行ってきました。

今回は、そこで教えて頂いたとても為になる情報やこれからの住宅環境についてを、自分なりにまとめてみたいと思います。

日本の「お家」事情は?

現在も日本のあちこちで新築物件がどんどん建っている…と思っていましたが、実際は1996年から下降傾向にあります。

バブル崩壊がきっかけですかね。

それまでの、持ち家至上主義が大きな顔をしていた潮流もジワジワと影を潜め、

今ではその持ち家が超高齢化社会のお荷物として、次世代を悩ます種となっているのではないかと思います。

2017年では持ち家は半数に、未来予測で2030年にはさらにその数の3/4にまで減っていくんじゃないかと言われていました。

この流れは妥当だと思います。

大きく俯瞰で見てみると、空き家がたくさんあって誰も住んでいないのに、そこを利用せず新たに地面の上に人工物をデーンと建てる、こんな無残なことないですよね。

自然豊かな日本という島国の土を、これ以上コンクリートで埋めたくないなと思ってしまいます。

きっと土を埋めるという行為がもたらす副作用も多大にあるでしょう。

アナスタシアが描く愛と自由に満ちている家は今すぐ誰もが建てられる⑬
つい最近、我が家の家づくりについての記事を姉サイトで書きました。 そうしてアウトプットしていくうちに、自分でも自覚がなかった「家」に対する思いが明確になった気がします、スー(@bacteria_suzu)です。 本日もお越しいただきありがと
アナスタシアが型どる!ロシアの菜園が世界を救ったことを祝う日を㉙
この世界の本質、地球が平和で明るいままに生き続けられる方法、大災害などを起こさなくても私たち一人ひとりがきちんとそれに気づける方法。 きっとそれは、そんなに難しいことではないのでしょうね。 今日から、今から、誰にでもできることのはずなんです

具体的な数値を見てみると、今や、7.5戸に1戸が空き家だという事実だそうです。

これは表面化している数値で、実際には2戸は超えてるんじゃないかと私は思ってしまいます。

さらに、1968年から住宅数が世帯数を上回り始めました。

高度成長期からの核家族化ですね。

これからは、少子化超高齢化未婚率の増加に拍車がかかり、

空き家問題中古マンション劣化問題がえらいことになりそうだとブルっとなったのは私だけではないはずです。

そんな日本に比べて世界の住宅事情はどうなっているのか?

気になりますよね。では見ていきましょう。

世界の住宅事情は?

これはご存知の方も多いと思いますが、ヨーロッパなどでは数百年前のお城でさえ住む人がいるくらい、

“超長期優良住宅が基本”

ではないでしょうか。

メンテナンスやDIYがひとつの文化・習慣として根強くあることが大きいですね。

旧物件:新物件の比率が、

  • フランス・・・67:33
  • イギリス・・・89:11
  • アメリカ・・・78:22
  • 日本・・・・・14:86

こんなに歴然とした違いがあるんですね!驚きでした。

さらに、家屋の寿命はといえば、

  • アメリカ・・103年
  • イギリス・・141年
  • 日本・・・・30年

これじゃあ、20〜30年経ったら壊して新しい家を建てるほうがいい、という流れになりますよね。

【THE スクラップ&ビルド】

こういう話を聞くたびに、ああヨーロッパのボロいアパートに住んでみたいなぁと思ってしまいます。

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これからの日本のリノベーション政策とは

これだけ空き家が増え続け、さらにこの先経済回復も見込めず人口が増える要素もない、となれば政府も動かざるを得ません。

今、リノベーション・リフォーム界には追い風が吹き始めている!?いや吹いてますよ、すでに!

政府の補助金(住宅ストック支援事業)

無駄に新築物件を増やすのではなく、いまある物件をうまく活用する方向に政府も注目しています。

そして、物件の条件が揃えば政府から補助金が出るのです。

対象は大きく次の3つです。

  1. 住宅の省エネリフォーム
    ・・・「省エネリフォーム」とは断熱性能の向上・太陽熱の利用・水回りの節水化など、住宅や設備を省エネ、エコ仕様に変えること。これらを一定条件満たせば補助金を受けられます
  2. 良質な中古住宅の購入(長期優良住宅化リフォーム推進事業)
    ・・・40歳未満の若者が、購入した物件にホームインスペクション(建築士が住宅の劣化状況・欠陥の有無などを調査すること)を行う場合、さらに省エネリフォームを行えば補助金が受けられます
  3. エコ住宅への建て替え
    ・・・現行の耐震基準を満たしていない住宅を解体し、新たにエコ住宅を建築する場合も補助金が出ます。

これ以外にも各地方自治体でも、リフォーム・リノベーションの補助制度を実施しています。

リフォーム・リノベーション減税

対象となる工事を行えば、以下の税金控除が受けられます

  1. 投資型減税・・・現金一括・ローン支払いに関わらず受けられる所得税控除
  2. ローン型減税・・・5年以上のローンを組むと受けられる所得税控除
  3. 住宅ローン控除・・・10年以上の住宅ローンを組めば受けられる所得税控除
  4. 固定資産税の減税
  5. 贈与時の非課税

リフォーム済み住宅購入での減税

  1. 住宅ローン減税
  2. 登録免許税の軽減税率
  3. 不動産所得税の控除

簡単にあげてみましたが、結構ありましたね。

リノベーションで何十万円補助が出たり減額したら、結構大きいと思います。

この辺は実際対象になるときには、しっかりと調べて適用したいですよね。

補助金の条件や新たな取り組みについては今後も変動がありそうです。随時チェックは必須ですね。
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リノベーションの保証について

『リノベーション住宅推進協議会』

初めて聞きました?私もそうでした。

今から約10年前に設立された一般社団法人です。

最近巷では、“ビンテージ”という響きで若い人を中心として、古い家屋やマンションを手入れして楽しむ人が増えている傾向があります。

大変いいことですが、それに乗じて問題も出てきているようです。

リノベーションという言葉を乱用したり、情報が不明確でトラブルになったり、住んでから不具合が発覚したり…。

こちらの協会は、そのようなことが起こらないように、誰もが安心してリノベーション住宅を選べるように、既存住宅がきちんと流通する世の中にしていくというビジョンを掲げて活動されています。

協会による認定保証

『適合リノベーション住宅』

協議会がきちんと検査をした上で、必要な改修工事を施し、その記録を住宅履歴情報として保管します。

記録があるので点検やメンテナンスがしやすく、売却するときにも役に立ちます。

また、万が一の不具合に対してもアフターサービス保証がついてくるので、安心して選べます。

『安心R住宅』

不安・汚い・わからないを払拭した販売物件であって、リフォーム等について情報提供が行われる既存住宅に対し、国の関与のもとで事業者団体が表彰(安心R住宅)を付与する仕組みです。

  • 不安・・・耐震性・構造上の不具合
  • 汚い・・・従来の古い・汚いのイメージ
  • わからない・・・設計図書、点検の記録、保管状況が記載された書面の有無

実際に物件を内覧しただけでは素人にはわからない、このような見えない不安が、きちんと提示されることによって、買う方も安心して選べます。

それは買うのをやめるということではなく、それを分かった上で購入して、きちんと対処した施工ができるという安心感につながると思いました。

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モリタ装芸さんが目指すリノベーション

私たちは以前、今回の講座の講師を務められた方と直接お話をする機会があって、このような話をくだけた感じで聞かせて頂けたのです。

そのときに、リノベーションというかっこいい響きだけにとどまらない、確固たる意図を持っての流通を目指しておられるんだなと、そんな印象を受けました。

今回の講座でもおっしゃっていました、

リノベーションを増やしていくことは、住宅そのものの選択肢を増やすことにつながる
「家を建てる」そう決断する人は、今の住まいの問題点可能な限り多くの選択肢を知ることが大切

だと。

本当にそうですよね。

私も、リフォーム・リノベーションについて、それほど現実味を持った考えはなかったです。

言い方は悪いですが、

  • 所詮お古
  • 直しても劣化が早い
  • 家全体に統一感がなくなる

などのイメージも正直ありました。

ですが、これから紹介する2つのとってもワクワクする素敵なビジョンを聞くと、

「リノベーションの方が断然いい!!」

くらいまでアガりますよ、きっと。

ではその大事なビジョンを見ていきましょう。

⒈ 手の届く良質なリノベーション

実際、リノベーションといえども予算は限られているわけで、どちらかといえばうちはかなり低めな設定だと思います。

だからこそ、

手の届く良質なリノベーション
計画資金の範囲でリノベーションを楽しむ!
アイデアで生活を豊かに!
こう言っていただけるとほっとしませんか?

モリタ装芸さんのリノベーション部門の施工例はとってもかっこいいです。

かっこよすぎて見栄えだけなんじゃ…なんて思う人もいるかもしれないくらい。

ですが、講座でも言われていましたが、

「デザインの前にその人の思いやライフスタイルを考えて、それを実現させるためにデザイン・設計する」

と。

デザインとは、まさに価格以上の価値を見出す手段なのではないでしょうか。

⒉ 新しくないリノベーション

「classicaL」(クラシカル)こちらがモリタ装芸さんのリノベーション部門のブランド名です。クラシカ-エルとも呼べます。

その名の通り、『新品なのにどこか懐かしい』がコンセプトだそうです。

古着大好きの私にはビンゴなフレーズです。

新築の代わりにリノベーション、ではなく、新築では得られない価値が得られるリノベーション。

実際スライドで見せていただいた実例も、フルリノベーションで全体的にほぼ新品同様なのに、何年も前から住まわれているような空気感があるお家が多かったです。

センスの部分も大きいとは思いますが、やはり、設計の意図がしっかりと反映されているからだと思いました。

自分たちの思いがアイデアとして形になるって、何だかワクワクしませんか?

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最後に

我が家の家づくりも一進一退を繰り返していて、本当に思いが形になる時が来るのだろうかと不安になります。

でもこうして積極的に動いて、家づくりとは直接関係ないかもしれない話もどんどん聞いて、いろんな選択肢を視野に入れることは大事だなと思いました。

叶うか叶わないか…何とも言えないところですが、ぜひモリタ装芸さんのような、ワクワクする提案をしていただける出会いがたくさんあれば嬉しいなと思います。

まだまだ止まらず動いていこうと思っています。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

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