リノベーションって何?モリタ装芸さん主催・住宅についての講座へ




始動してます、家探し、家づくり。

失敗もしながら、自分たちらしさを形にすべく動いております、スーです。

本日もお越しいただきありがとうございます。

先日、住宅についての面白そうな講座があったので、家族みんなで行ってきました。
と言っても、3人娘はスタッフの素敵なお姉さんに2時間半預けっぱなしでしたが….。
おかげさまで、夫婦二人でじっくりお話を聞くことができました。

リノベーション講座にて


こちらの記事にある、たまたまご縁があってお世話になっている建築会社「モリタ装芸」さん主催の

「実例のビフォーアフターから学ぶリノベーション講座」

に行ってきました。

今回は、そこで教えて頂いた、とても為になる情報やこれからの住宅環境についてをまとめてみたいと思います。

日本のお家事情は?

現在も新築物件はどんどん建っている…と思っていましたが、実際は1996年から下降傾向にあります。バブル崩壊がきっかけですかね。
それまでは、持ち家至上主義が大きな顔をしていた潮流もジワジワと影を潜め、今ではその持ち家が超高齢化社会のお荷物として、次世代を悩ます種となっているのではないかと思います。

2017年では半数に、未来予測で2030年にはさらにそこから3/4まで減っていくんじゃないかと言われていました。

この流れは妥当だと思います。

これは完全に私見ですが、この自然豊かなニッポンという島国の土を、これ以上コンクリートで埋めたくないなと思ってしまいます。

大きく俯瞰で見てみると、空き家がたくさんあって誰も住んでいないのに、そこを利用せず新たに地面の上に人工物をデーンと建てる、こんな無残なことないですよね。

そこだけ見たら、ですよ。

でも、きっと土を埋めるという行為がもたらす副作用は多大にあると思います。

今や、7.5戸に1戸が空き家だという事実!
これは表面化している数値で、実際には10戸は超えてるんじゃないかと私は思ってしまいます。

さらに、1968年から住宅数が世帯数を上回り始めました。高度成長期からの核家族化ですね。

これからは、少子化超高齢化未婚率の増加に拍車がかかり、空き家問題中古マンション劣化問題がえらいことになりそうだと、ブルっとなったのは私だけでしょうか?

そんな日本に比べて、

世界の住宅事情は?

これはご存知の方も多いと思いますが、ヨーロッパなどでは数百年前のお城でさえ住む人がいるくらい、超長期優良住宅が基本ではないでしょうか。

メンテナンスDIYがひとつの文化・習慣として根強くあることが大きいですね。

旧物件:新物件の比率が、

  • フランス・・・67:33
  • イギリス・・・89:11
  • アメリカ・・・78:22
  • 日本・・・・・14:86

こんなに歴然とした違いがあるんですね!驚きでした。

さらに、家屋の寿命はといえば、

  • アメリカ・・103年
  • イギリス・・141年
  • 日本・・・・30年

これじゃあ、2、30年経ったら壊して、新しい家を建てるほうがいいという流れになりますよね。

THE スクラップ&ビルド

こういう話を聞くたびに、ああヨーロッパの古いアパートに住みたいなぁと思ってしまいます。

政府も動き出した

やはりこれだけ空き家が増え続け、さらにこの先経済回復も見込めず、人口が増える要素もない、となれば政府も動かざるを得ません。

今、リノベーション・リフォーム界には追い風が吹き始めている、いや吹いてますよ、すでに!

政府の補助金(住宅ストック支援事業)

対象は次の3つです

  1. 住宅のエコリフォーム
    ・・・「エコリフォーム」とは断熱性能の向上・太陽熱の利用・水回りの節水化など、住宅や設備を省エネ、エコ仕様に変えること。これらを一定条件満たせば、最大40万円の補助金を受けられます
  2. 良質な中古住宅の購入
    ・・・40歳未満の若者が、購入した物件にホームインスペクション(建築士が住宅の劣化状況・欠陥の有無などを調査すること)を行う場合、5万円の補助金が、さらにエコリフォームを行えば最大50万円の補助金が受けられます
  3. エコ住宅への建て替え
    ・・・現行の耐震基準を満たしていない住宅を解体し、新たにエコ住宅を建築する場合、最大50万円が補助されます

これ以外にも各地方自治体でも、リフォーム・リノベーションの補助制度を実施しています。

リフォーム・リノベーション減税

対象となる工事を行えば、以下の税金控除が受けられます

  1. 投資型減税・・・現金一括・ローン支払いに関わらず受けられる所得税控除
  2. ローン型減税・・・5年以上のローンを組むと受けられる所得税控除
  3. 住宅ローン控除・・・10年以上の住宅ローンを組めば受けられる所得税控除
  4. 固定資産税の減税
  5. 贈与時の非課税

リフォーム済み住宅購入での減税

  1. 住宅ローン減税
  2. 登録免許税の軽減税率
  3. 不動産所得税の控除

簡単にあげてみましたが、結構ありましたね。

この辺は実際対象になるときには、しっかりと調べて適用したいですよね。
こういった取り組みは今後も変動がありそうです。随時チェックは必須ですね。

リノベーションで何十万円補助が出たり、減額したら、結構大きいと思います。

リノベーションの保証

『リノベーション住宅推進協議会』

初めて聞きました?私もそうでした。

今から約9年前に設立された一般社団法人です。

ビンテージという響きで、若い人を中心として古い家屋やマンションを、手入れして楽しむ人が増えている傾向があります。
大変いいことですが、それに乗じて問題も出てきているようです。
リノベーションという言葉を乱用したり、情報が不明確でトラブルになったり、住んでから不具合が発覚したり….。

こちらの協会は、そのようなことが起こらないように、誰もが安心してリノベーション住宅を選べるように、既存住宅がきちんと流通する世の中にしていくというビジョンを掲げて活動されています。

協会による認定保証

『適合リノベーション住宅』

協議会がきちんと検査をした上で、必要な改修工事を施し、その記録を住宅履歴情報として保管します。記録があるので点検やメンテナンスがしやすく売却するときにも役に立ちます

また、万が一の不具合に対してもアフターサービス保証がついてくるので、安心して選べます。

『安心R住宅』

不安・汚い・わからないを払拭した販売物件であって、リフォーム等について情報提供が行われる既存住宅に対し、国の関与のもとで事業者団体が表彰(安心R住宅)を付与する仕組みです。

不安・・・耐震性・構造上の不具合
汚い・・・従来の古い・汚いのイメージ
わからない・・・設計図書、点検の記録、保管状況が記載された書面の有無

実際に物件を内覧しただけでは素人にはわからない、このような見えない不安が、きちんと提示されることによって、買う方も安心して選べます
それは買うのをやめるということではなく、それを分かった上で購入して、きちんと対処した施工ができるという安心感につながると思いました。

モリタ装芸さんが目指すリノベーション


私たちは、以前直接お話を伺う機会があって、このような話をくだけた感じで聞かせてもらいました。そのときに、リノベーションというかっこいい響きだけにとどまらない、確固たる意図を持っての流通を目指しておられるんだなと、そんな印象を受けました。

今回の講座でもおっしゃってました、リノベーションを増やしていくことは、住宅そのものの選択肢を増やすことにつながる、と。

「家を建てる」

そう決断する人は、今の住まいの問題点可能な限り多くの選択肢を知ることが大切だと。

本当にそうですよね。
私も、リフォーム・リノベーションについて、それほど現実味を持った考えはなかったです。
言い方は悪いですが、所詮お古直しても劣化が早い家全体に統一感がなくなる、などのイメージも正直ありました。

ですが、これから紹介する2つのとってもワクワクする素敵なビジョンを聞くと、

「リノベーションの方が断然いい!!」

くらいまでアガりますよ、きっと。

ではそのビジョンとは・・・

1. 手の届く良質なリノベーション

際限なくお金が使える状況だったら新築を建てるか….と言われても、私はリノベーションの方が魅力的に感じます。

実際、予算は限られているわけで、どちらかというとかなり低めな設定だと思います。だからこそ、こう言っていただけるとほっとしませんか?

計画資金の範囲でリノベーションを楽しむ!
アイデアで生活を豊かに!

モリタ装芸さんのリノベーション部門の施工例はとってもかっこいいです。かっこよすぎて見栄えだけなんじゃ…..なんて思う人もいるかもしれないくらい。ですが、講座でも言われていましたが、デザインの前にその人の思いやライフスタイルを考えて、それを実現させるためにデザイン・設計すると。

デザインとは、価格以上の価値を見出す手段なのではないでしょうか。

2. 新しくないリノベーション

「classicaL」こちらがリノベーション部門のブランド名です。

その名の通り、新品なのにどこか懐かしい、がコンセプトだそうです。

古着大好きの私にはビンゴなフレーズです。

新築の代わりにリノベーション、ではなく、
新築では得られない価値が得られるリノベーション。

実際スライドで見せていただいた実例も、フルリノベーションで全体的にほぼ新品同様なのに、何年も前から住まわれているような空気感があるお家が多かったです。

センスの部分も大きいとは思いますが、やはり、設計の意図がしっかりと反映されているからだと思いました。

自分たちの思いがアイデアとして形になるって、何だかワクワクしませんか?

最後に


我が家の家づくりも一進一退を繰り返していて、本当に思いが形になる時が来るのだろうかと不安になります。でもこうして積極的に動いて、家づくりとは直接関係ないかもしれない話もどんどん聞いて、いろんな選択肢を視野に入れることは大事だなと思いました。

叶うか叶わないか….何とも言えないところですが、ぜひモリタ装芸さんのような、ワクワクするような提案をしていただける出会いがあれば嬉しいなと思います。

まだまだ止まらず動いていこうと思っています。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。