自家製乳酸菌液の材料に向いている植物って?ヒントは【内生菌】 | suzukinblog
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自家製乳酸菌液の材料に向いている植物って?ヒントは【内生菌】

ー本記事は2019年10月15日に公開済みですー

我が家は年中茶色いお風呂、乳酸菌風呂です。

3週間から1ヶ月ごとに入れ替えるのですが、そのために常に発酵完了状態の乳酸菌液が20リットル×2つがストックされている必要があるのです。

そして、それを仕込む際には、粗塩と純黒糖とフレッシュな乳酸菌が必要なのです。

フレッシュな乳酸菌?

そう、それは植物の秘めた菌力といってもいいかもしれません。スー(@bacteria_suzu)です。

本日もお越しいただきありがとうございます。

これまでは一番有名な乳酸菌植物である「よもぎ」を活用していたのですが、このよもぎを常に用意するのも大変なのです・・・。

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摘むには極端な早起きが必須だし、購入するとしてもよもぎにしろ乾燥よもぎにしろ、そのへんのスーパーには置いてありません。

たまたまうちの近所の産直で、お茶用の乾燥よもぎが売ってあったのですが、これがもう売られなくなっていたのです。

さて、フレッシュな乳酸菌、どうしましょ?

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どうして植物から乳酸菌が抽出できるのか

これまでいろんな材料を使って乳酸菌液を仕込んできました。

  • よもぎ
  • 玄米
  • モリンガ
  • ココア
  • 酒粕
  • 甘酒

などなど。

教えてもらった情報や、自分がこれはいけそう、美味しくなりそうだと思ったものですね。

しかし、これらの何が乳酸菌なのかについては、ただ表面に付着している菌、としか考えていませんでした。

もちろんそれも間違いではありませんが、色々調べてみると実はそれだけではなかったのです。

植物の内に秘めた菌力がすごかったのです!

植物内部にひそむ【内生菌】

植物の生命の源は、細胞ではないかと私は思います。

血の通っていない植物たちは、切断したらもちろんいずれ枯れますが、それがいわゆる人間でいうところの「死」というものではないのではないでしょうか。

切るということにより、水を吸い上げることができなくなったものは命を終えるかもしれませんが、さらに別の方法で水を与え続けたものは生き生きと蘇ったりしますよね。

そのシステムを可能としているのが、植物の体内で生息し、病原性のないものである【内生菌】なのです。

内生菌とは・・・内部共生体の一種で、少なくとも植物の生活環の一時期に宿主の体内で生息し、かつ病原性がないことが明らかなものである。内生菌は普遍的な存在であり、今日まで、地衣類や藻類を含むあらゆる植物のあらゆる部位から発見されている。
引用:wikipedia

【内生菌】の活動で生かされる植物

植物の外側に付着している酵母や乳酸菌はみなさんも良くご存知だと思いますが、植物の体の中共生している微生物がいるということはあまり知られていないことかもしれないですね。

【内生菌】を宿した宿主は、その働きにより水分や栄養素の取り込みを増加させることができます。

栄養素が増加した植物体内では二次代謝産物の生産が開始もしくは強化されるので、昆虫や動物などによる食害を防止することができるのです。

さらに、病原菌やストレスによる損傷も軽減してくれるといいます。

これを宿主が死ぬまで続ける傾向にあるという尽くしっぷりです。

その対価として、宿主は光合成産物を内生菌に与えるそうです。

このように、静かで物言わぬ植物の内部では共生する菌たちによっていろんな活動が行われているんですね。

あの有名なブルガリアヨーグルトも・・・

玄米やよもぎ、米のとぎ汁、米ぬかなどなど、その植物の表面に付着していると思われる菌を増殖させることができれば、良い乳酸菌液ができると思っていましたが、実はその内側、中に潜んでいる「微生物」たちもせっせと働いているんですね。

ヨーグルトといえば、朝・昼・晩とまるで主食のようにそれがテーブルに並ぶブルガリア」が有名ですね。

市販ヨーグルトのネーミングにもなっている国、ブルガリアでは、

木の枝朝露だけをミルクに入れてヨーグルトを作る

引用:言葉・その周辺ーこころとことば

というツワモノがいるそうです。

植物の外だけじゃなく、内、さらには森や林という土のある環境で生まれる水や空気にまで微生物が息づいているということかもしれませんね。

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植物の力を信じてみると案外何でも発酵するのでは?

だいたい巷で有名な乳酸菌発酵の種菌は先にあげたもの(玄米やよもぎなど)ですが、味や風味が嫌いじゃなければどんな植物を使っても乳酸菌液やヨーグルトが作れるのかもしれないですね。

というか実際作っている人はいるのです。

そして、そんなことはわざわざ言われなくても私たちのDNAがすでに承知のことなのではないでしょうか。

遠い昔のご先祖様たちはきっとその無限の力を最大限利用して共生していたはずです。

そのDNAを目覚めさせさえすれば、直感というか、相性というか、自分の中から湧き出る反応で植物の力を見いだすことができると思います。

今回の私のひらめきもDNAが目覚めた証拠なのでしょうか!?

それともただの貧乏性で、都合のいいものを取り入れてみようとしているだけなのでしょうか!?

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まとめ

ということで、よもぎが手に入らなくなった現状を嘆く必要は全くないということですね。

玄米はあるのですが、これは匂いのクセが強いのです。

では培養の際に加えるフレッシュな乳酸菌の次なる担い手は?

これは、先日同じ産直で見つけた乾燥びわの葉で決まりではないでしょうか!

こちらもお茶などにして飲む用なのですが、薬効の豊富な葉っぱですから、これを使わない手はないでしょう。

どんな香りを放ってくれるか、今から楽しみです。

基本的には乾燥よもぎと同じ扱いでいいと思いますが、改めてびわの葉をどうやって乳酸菌液の培養に使うか、まとめてみましょう♪よかったら参考にしてくださいね。

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本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

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