ー本記事は2019年2月24日に公開済みですー
化粧水もオイルも美容液も、洗顔料もクレンジングもパックも、全く必要なかった時期がありました。
すると、なんかちょっと物足りなくなってきて、精油やら手作り化粧水やらに心を奪われてしまったんです…。
1年前の春過ぎくらいから、乳酸菌液以外の精油ローションなどを結構使うようになっていました。
特にそれを使わなければならない理由があったわけではないのですが、香りや効能を知っていくうちに見事にはまったのです、スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
使っていた時期は、春から夏にかけて秋口まででしたが、冬に入った途端、なんだか今までなかったような乾燥の仕方をする箇所が出てきたんです。
これはいったい・・・・。
え?老化やろって?
それについてはあえて無視します…。
乾燥とくすみの原因は保湿だった!?
こちらの記事↓↓↓にも書きましたが、肌の表面をきちんと常在菌が整えてくれているのですから、外からわざわざ何かを施す必要は本来ないはずなのです。
幼い子供たちや男性を見て下さい。
ほぼノーケアではないですか?
まぁ、最近はお化粧男子とかも多いですから一概には言えませんが、お化粧男子じゃない男性は、よっぽどのことがない限りノーケアですよね。
そして、それでも乾燥してるかと言えば、そうでもないですよね。
そこに、ヒントが隠されているのではないでしょうか。
過度の保湿が招く皮膚バリアの乱れ
肌を一生懸命保湿してしまうと、肌の表面がどんどん中性に傾いてしまう恐れがあるんです。
特に、油脂やオイルで覆ったところは確実に中性になります。
すると、常在菌は住み着けなくなり死滅していきます。肌フローラがこれで崩壊ですよね。今までいいバランスを保っていた善玉菌と悪玉菌ですが、悪玉菌優勢になっていきます。
しかし、オイルなどの膜のせいでその崩壊に気づくことなく、一応は潤いを保っているという矛盾が生じているのです。
その実態は細菌や悪玉菌の温床ということなのに…。
ケアをしすぎることによって、肌の常在菌が混乱しているのです。
保湿のループから抜け出せなくなる…
保湿剤などをしっかりとベッタリと塗り込んだ後に寝るとします。
次の朝、ぬるま湯だけの洗顔で終われますか?
おそらくしっかりと洗顔料などで洗わないと気持ち悪い感じになっていると思うのです。
それはそうですね、代謝をしてくれるはずの常在菌ではなく、悪玉菌や細菌が増殖しているはずですから。
お肌の表面はしっとりとしているけれど、洗い流したいような状態なのです。
身体って正直ですね、ちゃんと感じているんです。
そして、洗顔をしたら常在菌不在でツッパル、カサカサする→しっかりたっぷり保湿する→さらにお化粧する→完全に中性肌になる→クレンジングや洗顔→ツッパリカサカサ→保湿・・・ループですね。
こうして、化粧品会社ならびに洗顔料や石鹸の販売元はきちんと潤っていきますよ〜。
乾燥肌とお友達に!
乾燥がお肌の大敵!?
いえいえ、乾燥とも仲良くしましょうよ♪
乾燥するという事は、細菌や悪玉菌にとっては心地よくない環境でもあります。
水分がある方が菌にとっては居心地がいいですからね。
しかし、もちろん乾燥からくる痒みによって掻き傷ができてしまうと、そこから血や体液めがけて細菌は入り込みます。痒みが発生する事自体にちゃんと意味があるのですが、とにかく傷口には要注意です。
とりあえず、乾燥=悪 という方程式を1回忘れましょ。
乾燥を1回受け入れましょ。
だからといってカピカピ肌、粉吹き肌ではテンション下がりますよね〜。
仲良くなれ言うたり、テンション下がる言うたり、ほなどうしたらええのん!
はいはい、その秘訣、ありますよ〜。
【弱酸性】という掟を破らないことが大事
肌の表面が乾燥するのは、外気の湿度とも関係があります。
外で過ごすことの多い子供たちも、冬になると意外とカサカサしてるんですよね。
しかし、見た目にはあまりわかりません。触ってみて、あ、カサカサしてるわって気づくのです。これはどういうことでしょうか?
常在菌が光を放つ!?
弱酸性、これはよく聞きなれた言葉です。
某洗顔料のCMの影響でしょうか、肌には弱酸性がいい、その通りです。
しかし、弱酸性の洗顔料ってあり得るのでしょうか?
いや、単純に弱酸性を示している事はあるかもしれませんが、それを作り出すには「界面活性剤」を必要とするのです。
この界面活性剤は皮膚表面の皮脂をごっそりと奪います。そして常在菌のバランスを乱し、皮膚は静かに劣化、老化の道を一歩一歩歩んでいくのです。
子供たちのように、あまり劣化していない肌というのは、常在菌がびっしりと存在しています。
そして、この生きた微生物たちはなんと光り輝くというのです!
太陽の光を受けて嬉しそうに輝くのです。
だから、化粧してなくても、色が白くなくても、なんだかキラキラしてますよね。
触ってみるとちょっとザラついたり、カサついたりしていても、気候の変化の影響をちょっと受けているだけで、全然元気な肌なのです。
シミができるのは防御反応
皮膚のシミは皮膚表面だけに原因があるとは限りません。
皮膚に生息する常在菌によって、紫外線バリアができているのですが、その常在菌を左右するのは、体の中、特に腸内細菌のバランスでもあるのです。
腸内フローラがバランスを崩し、うまく消化吸収できない状態が続くと、その未消化物質が毒素となり全身に運ばれてしまいます。
その毒素を皮膚という排泄器官から出すために、痒みを起こすのです。
すると、搔きむしりにより肌に隙間ができ、常在菌もその部分は不在になりますよね。
そこへ、もろに紫外線が当たってしまうと皮膚ガンになる可能性もあるので、黒い色素であるメラニンによってシミを作り、細胞を守っているのです。
シミとは、顔にできる迷惑なもの、ではなく皮膚細胞をガンや崩壊から守っている盾なのです。
なので、その盾を一生懸命消すためにいろんなものを施すより、腸内フローラを整えて未消化の物質を撒き散らさないようにすることが先決ではないでしょうか。
簡単パックで即解決!
今シーズン、冬の到来とともに、私の肌もカピカピカサカサのオンパレードでした。
最初は、せっせと保湿をしていました。
しかし、冬前からいろんな液体やオイルを肌にのせてきた私の肌が、保湿中毒を起こしかけているとわかってからは、放置することにしました。
ナチュラルなものであったとしても、中性に近いものを常用的に肌につけていたら本来の常在菌は居場所を失っていきます。
ですが、しばらくすると痒みも出てきて、ちょっとこのまま放置していたら、娘の卒園式や入学式の時に粉吹き母さんとして写真に残ってまう!?
と思ったので、考えに考えて、ある秘策を思いついたのです。
肌を一旦弱酸性に整える
保湿ではなく、肌に中性ではない酸性、あるいは弱酸性のものを施すことにしました。
我が家に常備されている「乳酸菌液」ですね。
これをまずは朝、晩にシュッシュ。
今までは乳酸菌液の匂いが気になって、精油や薬草で作った化粧水や、ホホバオイルなどをつけていたんです。
それを再び乳酸菌液1本に戻しました。
しかし、それだけではなかなか満足できません。
次に朝の洗顔を見直し
これまた、サボっていた朝の洗顔…。
普通に浄水器の水で20回洗うのをやめました。なぜなら、私の手の平がガッサガサになっていて、20回も洗うと摩擦で傷つけているんじゃないかと思ったからです。
確かに、これをやめてみてから肌のヒリヒリ感はなくなりました。
こんなことに今更気づくとは・・・。冬の主婦さん、ここ盲点ではないですか?
さらに、米のとぎ汁洗顔も再開したんです。
それも、洗面器に顔をそのまま浸す方法で。
擦るという行為を一切しないのです。
これは気持ちいいですよ〜。洗面器の中で顔をちょっと揺すれば全体にとぎ汁が行き渡ります。
最後に軽く顔を拭えばOKです。
きわめつけの【乳酸菌パック】
今更、手の平で擦る行為の危険に気づいた私ですが、これ、乳酸菌液をつけるときも普通にやっていましたよね..。
シュッシュした後にさらに定着させるために、パンパンしたり軽く擦ったり。
でも、こうしなくてもしっかり定着させる方法があったんです。
それはティッシュです!
そう、乳酸菌液をつけて濡らしたティッシュを顔などに貼り付けるんです。
これだけで、一気に肌が生き生きしました!
まさか、そんなすぐ結果出る?
出ます出ます!
これは乾燥肌でお悩みの方、ぜひとも試していただきたいです。
肌を酸性に近づけることで、細菌や悪玉菌は死滅していきます。そうして環境が変わった肌に常在菌が戻ってきてくれているのではないかと思うのです。
- 痒みは全くなくなりました。
- 肌がやや白くなった気がします。
- カサつきはまだ残っていますが、全然気になりません。
なんといっても気持ちいいんです。
何も買わずに、
家にあるものだけで、
超簡単にできる、
乳酸菌パック。
今日からお試しあれ〜♪
まとめ
乳酸菌パックといったら、ヨーグルトと小麦粉を練って作るものが主流みたいですね。
確かに酸性の処置ではありますが、めっちゃめんどくさいです。
手とかにヨーグルト付くし。無理ですねー。
でも、このティッシュ方式なら、誰でも簡単に出来ます。
続けるのも苦になりません。肌を酸性に近づけるには細菌が発生するタイミング、要するに8時間おきに処置をするべきなんです。
1日2回はやりたいところですね。
それを何日か続けて、肌が常在菌優位になるところまで持っていかないと、雑菌に負けてしまうかもしれません。
乳酸菌液がない?
ではこちら↓↓↓で作るところからですね、それが面倒ならヨーグルトの上澄みである乳清(ホエー)でもいいですよ。
それでもなかなか良くならない場合は、こんな荒技を試してみてはいかがでしょうか。
常在菌うじゃうじゃ環境を作って、光り輝く肌を目指しましょう!
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。