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【乳酸菌生産物質バイオジェニックス】って何?乳酸菌よりも効果がある?

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ー本記事は2019年2月25日に公開済みですー

乳酸菌がこんなにも表舞台に出てくるようになるとは、ほんの4、50年前に想像できたでしょうか。

もちろんもともとずーーーっと共生していたんですけどね。

実際は乳酸菌などの有用菌によって私たちは生かされてきているんですけどね。

そんなこと学校では誰も教えてくれないし、家でも話題になることなんてありませんでした、スー(@bacteria_suzu)です。

本日もお越しいただきありがとうございます。

しかし、今では誰もが乳酸菌が健康の秘訣だと信じて疑わないし、乳酸菌をうたった製品が身の回りに溢れる環境となりました。

では、【乳酸菌生産物質】はどうでしょう?

聞いたことがある?

詳しく知っている?

今初めて知った?

ここは分かれるところではないでしょうか。

私は聞いたことがあるし、なんとなくどういうものかも知っているつもりです。

でも、自分が乳酸菌の力を信じて何年も付き合ってきたという自負があるせいか、どうもしっくりとはこないところがありました。

「何それ?」「乳酸菌でえんちゃうの?」

といった偏見が邪魔をしているのも事実です。

ここでひとつ、しっかりと両者を理解したいなと思ったのです。

実はいろんな誤解があるのかもしれませんしね。 

【乳酸菌】と【乳酸菌生産物質】の違いは?

字面を見ればなんとなく想像はできますね。

乳酸菌が作り出す物質のことを「乳酸菌生産物質」と呼んでいるのではないでしょうか?

本当のところはどうなのでしょう。

乳酸菌とは

私たちの腸内にすみついている細菌類のひとつですね。

体にとっていい影響を与えてくれる「善玉菌」の方の一種です。悪玉菌や日和見菌たちと共に腸内フローラを形成していますよね。

そこでいろんな物質を分解して、体にとってプラスに働くものを産生しています。

乳酸菌は糖を分解して代謝することによって「乳酸」を生産しエネルギーを作ります。

乳酸菌生産物質とは

簡単にいうと、まさに乳酸菌が代謝したときに作られる物質のことです。

乳酸菌が増殖・発酵していく過程で作り出す、人体にとって有効な栄養素です。

腸内では、毎日私たちの善玉菌たちがこれを作ってくれています。

そして生きた乳酸菌ではなく、この「乳酸菌生産物質」である小さな分子の栄養素こそが腸管に吸収されていき、実質免疫力を高めてくれるのです。

  • 核酸・・デオキシリボ核酸、リボ核酸
  • 必須アミノ酸・・トリプトファン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、トレオニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、ヒスチジン
  • その他のアミノ酸・・アルギニン、チロシン、アラニン、グリシン、プロリン、グルタミン酸、セリン、スレオニン、アスパラギン酸、シスチン他
  • ビタミン・・B1、B2、B6、B12、ビオチン、葉酸、パントテン酸、ナイアシン他
  • ミネラル・・リン、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウム他

などの栄養素がそれです。

どっちも大事

今、乳酸菌界隈で言われていることは、「生きた乳酸菌をせっせと摂取しても意味がない」ということです。

すでに存在する自分の腸内細菌とは違う外部からの新たな乳酸菌は、たとえ腸内に生きてたどり着いたとしてもすぐに定着はできません。

そのほとんどが「異物」としてみなされ排出されてしまうのです。

なので、乳酸菌を摂取するのであれば毎日コツコツが大事なのです。

また、生きたままの菌同士はお互いにくっつき合ってフローラを形成する傾向があります。そうして分子が大きくなった乳酸菌自体はそのまま吸収されるということはありません。

そこで、乳酸菌生産物質の出番です。

こちらは乳酸菌の1/10という小ささです。くっつき合うこともありません。

生きた物質ではないですからね。小腸の絨毛にも簡単に取り込まれていきます。

そうして免疫細胞を活性化させてくれるのです。

ですから、結局体の機能を改善し、調子を整えていくためには、乳酸菌が活発に働ける環境と、それらが産生する物質両方がないと成立しないということですね。 

今必要なのは何か、決めるのはあなたです

乳酸菌を信じている人は、乳酸菌生産物質なんて知ろうともしないかもしれませんし、乳酸菌生産物質こそが重要だと考えている人は、乳酸菌はもはや摂っても無駄と言い切るかもしれません。

なんか、妙な関係性ですよね、宗教と同じ構図ではないですか?

そして、そのどちらかを商品として取り扱っている立場で語られている情報、それはとても危険な理論に陥ることが想像できませんか?

ビジネスですからね。

利潤が発生してくる関係で、なんとかして売りたい、こっちの方が優れているに決まっている、という感情が理論に乗っかってこないとも限りません。

乳酸菌関連はそれくらい大きなうねりとなっているのです。

情報選びはとても慎重に行うべきですね。

とはいえ、本質って常にシンプルで単純です。

今の自分の体を生き生きと、細胞のひとつひとつを生き生きとさせるために、何が必要かを知ることですよね。

ただ言われるままに乳酸菌を摂る?

市販のヨーグルトを毎日欠かさず食べているあなたは、なぜそれを食べているのか考えたことありますか?

牛乳という動物性タンパク質で作られて、さらに腸内で吸収されにくいものであり、いろんな甘味料や添加物も入っていそうですけど。

「乳酸菌が体にいいって聞いたから」

確かに、こういった乳酸菌だと簡単にスルスルっと体外へ排出されてしまうかもしれませんね。

乳酸菌が体に効くのは、いまの自分の腸内フローラを整えるという役割を果たしてくれるからです。

そして、その乳酸菌はたくさんの種類、多ければ多いほど効果的なのです。

毎日同じヨーグルトをせっせと食べることにあまり意味がないと言われてしまうのも、そこが原因ですね。

そうやって情報の一部しか見ていないと、せっかくの努力も無駄になってしまいます。

それなら、乳酸菌を自分で培養してみたり、昔からの発酵食品を多数取り入れてみたり、もう少し広い目でみるとやるべきことは他にたくさんあるかもしれませんね。

手っ取り早く乳酸菌生産物質を摂ればいい?

たしかに、乳酸菌生産物質を直接腸に送り込んだほうが体への影響は大きいかもしれません。

有用栄養素を腸管へいかにたくさん送り込むかによって、結果は違ってきますから。

だからといって、乳酸菌生産物質のたっぷり入ったサプリとかドリンクとかを、手っ取り早く摂ってしまうというのも危険な気がします。

これは私のただの意見ですが、乳酸菌生産物質のサプリなどは「特効薬」と思って接したほうがいいものではないかと思います。

今現在、早急に体調を戻したいとか、医者に出される薬を飲みたくないとか、なんとなく長年不調が続いている、そういった人のためには十分効き目があるだろうし、摂るべきものかもしれません。

しかし、今現在健康で特に日常的に不自由がないという人は、それを摂ってしまうことで自分の体を甘やかすことにならないでしょうか。

もちろん、今健康に見えても数年先までそれが続く保証はどこにもありません。40代、50代になってくると自分でも確実に老化していると気づくこともあるかもしれません。

しかし、有効な成分であれ、一度それを不自然なかたちで摂ってしまったら、もうそれがなくては不安になってしまうと思うのです。

さてどうします?

現に、私も「ミネラル成分」が凝縮されたというエキスを毎日飲んでいた時がありました。

確かに効き目はわかりましたし、速かったです。

でも、それがあれば安心とばかりに、依存してしまう自分にも気づきました。

それが身近に存在するお手軽なものであればまだいいですが、高価過ぎるとか、どっかから定期購入しないとダメとか、だれかの紹介じゃないと手に入らないとか、そんなことが伴うとちょっとストレスですよね。

あなたの体の今の状態をよーく感じて、そしてこの先も人生を軽やかに生きていきたいと思うのであれば、目先の情報だけに流されないで決めて欲しいなと思います。

腸内環境を整えて自分の善玉菌を鍛えていくか

圧倒的な数の安定した物質を定期的に飲んですばやく免疫力をアップさせるか

まずは今の生活からよくない習慣をやめてみるか

さて、あなたはどうしますか?

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私はこうします!

まとめると、私は自家製豆乳ヨーグルトもろもろで乳酸菌も乳酸菌生産物質も摂れているのではないかという、これまた厄介な自負が大きくなっただけのような結論になるのです。

結局、私だって乳酸菌生活をやめるという勇気はないわけです。

腸内フローラを判断する唯一の方法は「お便」の状態なのですが、それを顕微鏡で観る勇気もないです。

ただ、日頃から意識して生活しているので、良いも悪いも含めながらバランスは取れているのかなと思いました。

乳酸菌が発酵していればそこに生産物質は生まれているでしょうし、数は少ないかもしれませんが毎日豆乳ヨーグルトも食べています。

現代人の生活が抗菌されすぎて、菌との共生がうまくいかなくなったせいで、今度は外部から菌を入れなければいけないという、なんともおかしな展開になっておりますね。

そして、何が正しくて何が間違っているのか、それを決めることが私たちにとって難しいように感じますが、「答えは全て自分の中にある」でしたよね。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

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