ー本記事は2018年4月20日に公開済みですー
キャンプで焚き火をたくと、やっぱり黒くて男前で安定感のあるダッチオーブンが欲しくなりますね。
例にもれずキャンプ用に買ったダッチオーブンを雑にケアして、いきなりカビやらサビやらとご対面したキャンプ初心者、スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
しかし、その後使うたびにきちんと基本的なケアをしていくと、カビともサビとも全く無縁となりました。
ダッチオーブンはアウトドアで使う男前鍋、お手入れや扱いが大変で普通の家庭で主婦が使うにはデメリットの方が大きい、そう思っている人は多いと思います。
実際私もそう思っていました。
しかし、一度サビたりカビたりしたって、また生き返るのもダッチオーブンの良さなのです。
今回は、我が家が購入した格安のダッチオーブン『ニトリダッチオーブン』について、
- キャンプ目線
- 主婦目線
の両方からレポートしていきますよ〜♪
ダッチオーブンって何?
そもそも、ダッチオーブン、ダッチオーブンって、それなんなん?
分厚い金属製の蓋つき鍋。
その蓋の上に炭火を載せられるようにしたもののこと。
アメリカ合衆国の西部開拓時代に使われていたものが有名です。
蓋が全体的に平らなデザインで、周囲に縁取りがあり、蓋の上にも炭などの熱源を置くことができます。
そうすることによって、オーブンと同じように上下から同時に加熱することができるのが大きな特徴ですね。
さらには、蓋だけを熱源におけば、フライパンがわりにも使用できます。
素材は、鋳鉄製のものが一般的ですが、アルミニウム合金や鋼板製、ステンレスのものもあります。
しかし何と言っても鋳鉄製でしょう!
鍋に厚みがあることで、温度変化が少なく鍋全体が均一の温度で保たれ、食材にじっくりと火が通ります。
また、食材から出た水分による水蒸気がフタと鍋の隙間を埋めて、フタ本来の重さも手伝って密閉状態になるんです。
そして、この状態で温め続けると、内部の気圧が高くなり圧力鍋状態になります。
要約すると、
- 無水鍋であり
- オーブンであり
- フライパンであり
- 圧力鍋であり
- 炊飯器であり
な、ありありのすごい鍋なんです!
ダッチオーブンってお高いんでしょう?
ダッチオーブン、年に何回使います?キャンプでしか使わないとしたら?
月2回キャンプをしたとして、オフシーズンが約5ヶ月、14回・・・。
そんな完全な非日常使いの鍋に、何万円も出せません!
そう思って、我が家はキャンプのとき、家で使っているステンレス多層鍋やホーロー鍋の大きいものを持ち出していたのです。
今家にあるもので併用できそうなものは新たに購入しない、というのが暗黙のルールですから。
でも毎回それらをキャンプに持ち出していると、汚れがひどくなったり、劣化が早そうで不安になってくるのです。
うちでは鍋でご飯も炊いているので、あまり油ギトギト男キャンプ料理に使いたくないというのも本音でした。
「ダッチオーブン買う?」
「でも1万円てね、ちょっとね・・・」ケチ。
こんな会話を夫婦で何度もしていましたが、やっぱりメンテナンスや使い勝手を考えると、コスパが悪いという結論に至るのです。
しかし、この結論をいとも簡単に覆した新星が現れたのです。
そう、それがニトリダッチなんです。
お!値段以上の、ニトリのダッチオーブンですよ!
アウトドアメーカーのものはお手頃価格といっても1万円近くはします。
それでも、価値と造りを考えれば妥当ですよね。
ただ、どうしても必要でなければ、1万円は我が家には出せません。
そこへ、
ニトリさんのダッチオーブン、なななんと!
19cm鍋が税抜1,390円!、24cm鍋が税抜2,306円!
どうですか!?怪しいくらいの価格でしょ?
うちはこれしか使ったことないから偏った感想かもしれませんが、
申し分ないです!
買いでしかないですよね。
迷っているなら、まずこちらを買ってみるのもアリかと思います。
ダッチオーブンってお手入れが面倒なんでしょう?
ここもね、ハードルありますよね。
まずちょっと厄介なところをあげてみると、
- 使う前にシーズニングをしないといけない
- 収納場所を取る
- 重い
- 洗った後の処理が面倒
- 持ち手も熱くなるからやけどが心配
- 作り置きっぱなしができない
結構ありました…。
はい、正直普通の鍋に比べたら面倒です。
我が家の場合、家でもフライパンは鉄製だし、鋳鉄製スキレットも家でガンガン使っているという免疫があったので、前後のケア、処理は多少慣れていました。
しかし、それに加えてダッチオーブンは重たいし(赤ん坊並み)、ガンガン使わないからこそ環境によってはサビたりカビたりしてしまうというデメリットが付いてきます。
シーズニングやオイル塗りこみは確かに手間です。
でも、そうやって育てていくとただならぬ愛着が湧きます。
「今日も料理を美味しくしてね」とか
「今日もいい仕事してくれてありがとう」とか
なんとなくこころが通う気がします。
面倒だなと思ってしまえばそれまでですが、その面倒を楽しんでやれればプラスですよね。
そこでしか味わえない体験が間違いなくできます。
キャンプ自体もそうですが、やる必要はないけど、あえてやる。
そうして新たな技を習得していくことが、人生を豊かにする秘訣のような気がします。
いかかですか?少しは使ってみたくなりました?
では、そんな方のために、簡単なシーズニングとケアの方法をご紹介しておきますね。
ダッチオーブンのケアを解説
しっかりとした老舗専門メーカーさんのダッチオーブンは、最初のシーズニングという油膜落としをしなくていいものもあります。(すでにしてある)
ですが、ニトリさんのはやっておきましょう。
- 錆止め工業用ワックスを落とす作業
洗剤で洗う
焼き切る - 食用油を表面全体に塗る
- クズ野菜を炒めて油をなじませる
これだけはきっちりやっておいてください。
その後は、先ほども述べましたが、使うたびにオイルの塗り込みをするだけでOKです。
ここで私のように、
などの手抜きをすると、錆やカビの温床になりやすいですよ。
保管するときは新聞紙で包んで、布袋などに入れておくといいですね。
ダッチオーブンを家でもガンガン使いませんか?
ダッチオーブンに油を塗って保管しておくと、どうしても避けられないのが、酸化です。
あまり長期間保管しっぱなしにすると、次に使用する際、まず酸化した油を落とす作業が発生するのです。
できればそんな作業したくないですよね。
だ・か・ら…
家でもガンガン使うことをおすすめします!
ダッチオーブンは無水調理に最適ですから、野菜の水分と旨味と栄養をぜーんぶ閉じ込めた、簡単無水ほったらかし料理を作りまくるのです。
特にカレーやシチューにしなくても、塩とスパイスだけで、本当に美味しくてみんなが納得する簡単飯ができます。
毎日というわけにはいかないかもしれませんが、週末の鍋料理や、オーブン仕様でパンやお菓子作り、子供も喜ぶカレーなどをこのダッチオーブンで作る習慣にしてみてはいかがでしょうか?
カレーのレシピは←こちらからどうぞ〜♪
パスタのレシピは←こちらからどうぞ〜♪
丸ごとチキンのレシピは←こちらからどうぞ〜♪
まとめ
キャンプというシーンで焚き火にとっても合うダッチオーブン、そう考えて買ったダッチオーブンを外ご飯だけに使うのはもったいないですね。
ニトリのダッチオーブンはIHにも対応しているので、やはり家庭用にも持ってこいなのです。
「買ってよかった!」
「やっぱりあると重宝する!」
そんな実感をぜひ味わってみてくださいね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。