ー本記事は2018年10月5日に公開済みですー
乾燥が気になる時期になってきましたね、スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
毎日が発酵生活の私は、自家製乳酸菌と自家製アロマ化粧水と米のとぎ汁洗顔で、
なんとか肌が枯れてしまわないようにケアしていますが、それでも秋風がピューっと吹いてくるこの時期は肌が乾燥してしまい、ひどいところは粉吹いてきます。
これはなんとかしないと。
まずは水分を保持してくれるオイルと、効能が高い精油を使って自宅で簡単にできる【万能美容液】を作りますよ!
細胞に直接働きかけてくれる精油、その中でもフランキンセンスは肌に抜群の効果をもたらしてくれます。
フランキンセンスについてはこちらの記事↓↓↓に詳しくまとめていますので覗いてみて下さい♪
私はこの精油の香りが大好きなので、これとキャリアオイルを直接混ぜて使っています。
では、使用するキャリアオイルについて詳しくみていきながら、自家製万能美容液についてまとめていきましょう。
キャリアオイルは何を使う?
キャリアオイルとは、アロマセラピーにおいて精油を希釈する植物性オイルのことです。
植物の種子や果実から圧搾法で抽出した天然の植物油です。
「キャリア」=「運ぶ」
非常に高濃度で希少な植物の抽出油である精油、この有効成分を血液に乗せて「運ぶ」ためのオイルという意味で【キャリアオイル】と名付けられました。
キャリアオイルの種類
基本的には油なので開封と同時に少しずつ酸化していきます。
ただ、その酸化スピードやオイルの成分、使用法、使用量などがそれぞれで違いますので、用途に合わせて選ぶといいですね。
価格や香り、手に入りやすいかどうかも重要な項目になってきますので、自分にはどれが合っているか見極めるのが大切です。
ではどんな種類があるのか見てみましょう。
ホホバオイル
【ホホバオイル】はオイルという名前ですが、無味無臭のワックスです。
アメリカの砂漠地帯に生息しているホホバという暑さに強い植物の実から抽出されます。
100℃以上で3日間放置しても、その成分・効能に変化がなかったというほどの優れものです。
大昔、ネイティブアメリカンたちはホホバの実を潰したものを、日焼け止めや傷を癒すのに使っていたそうです。
ベタつかず、肌馴染みもいいので、キャリアオイルとしては最もポピュラーだといえるでしょう。
オリーブオイル
ご存知だと思いますが、オリーブの果実から圧搾されたものが【オリーブオイル】ですね。
食用、医療、美容など幅広く利用されているので、馴染みがあるオイルのひとつです。
肌を保護して乾燥を防ぐ効果が優れているので、化粧品や美容液などによく使われています。
スイートアーモンドオイル
アーモンドの種子から抽出したオイルです。
肌表皮のみならず、真皮など比較的皮膚の中にまで浸透し作用する傾向があるので、できるだけピュアで不純物の添加されていないものを選ぶことが大切です。
ビタミン・ミネラルの含有量も豊富なので、肌を健康に保つ効果は大きいでしょう。
ほのかに甘いアーモンドの香りが心も癒してくれそうですね。
グレープシードオイル
ぶどうの種を圧搾したオイルです。
キャリアオイルの中でもサッパリとして油っぽさが少ないオイルなので、普通肌〜やや脂性肌の方にはおすすめです。
ビタミンやポリフェノールを多く含み、くせがなく熱にも強い抗酸化性が高いオイルですが、同時にリノール酸も含んでいるので、キャリアオイルの中では酸化しやすい方ですね。
アレルギー性や毒性はかなり低いため、刺激に弱い肌の方でも使いやすいでしょう。
マカダミアナッツオイル
マカダミアナッツの種子から採れるオイルで、人の皮脂に似た脂肪酸を多く含むと言われています。
そのため、スキンケアには向いているでしょう。
伸びが良く肌にも馴染みやすいので、乾燥していたり荒れている肌にも良くなじみ肌を保湿してくれます。
ココナッツオイル
【ココナッツオイル】はヤシの実から抽出したオイルです。
20℃以下で白く固まる性質がありますが、酸化しにくいオイルなので常温でも2年は保ちます。
また無毒で非常に低刺激なので、新生児の皮膚を守るためにも使えます。
消炎効果・紫外線防止効果もあります。
ココナッツの甘い香りが結構強いので、好き嫌いがあるかもしれません。
アプリコットオイル
杏の仁(種子から種皮を取り除いた中身)から抽出されます。
オレイン酸やリノール酸を豊富に含み、肌への保湿効果はバツグンです。
やや高価なのと、香りが強いものもあるので、日常使いには不向きかもしれません。
ただしアンチエイジング効果に優れているので、シミやシワが気になってきたら贅沢に使ってみるといいですね。
キャリアオイルの使い方
キャリアオイルと特別に言っていますが、要はスキンケアに使うオイルということなので、
そのまま肌に塗って心地いいものであればOKです。
肌質に合わせて好みのものを選んで、乾燥が気になる所に薄く伸ばして塗っていきます。
また、日焼け止めやメイク落としとしての効果もあるので、そのタイミングで取り入れてみるのもいいですね。
毎日のスキンケアにちょこっとプラスするだけでいいんです。
自家製万能美容液のご紹介
では、私が実践しているキャリアオイル を使った自家製万能美容液をご紹介しますね。
まず手に入りやすい無印良品のホホバオイルと、フランキンセンスの精油を使います。
乾燥だけじゃなく、傷への治癒や香りの効能も有効です。
キャリアオイル は無印良品のホホバオイル
手に入りやすく、そこそこ信頼できる品質である、無印良品のホホバオイルをキャリアオイルとして使います。
未精製ではなく精製されたオイルなので、栄養分やホホバ本来の成分が損なわれてはいますが、逆に不純物がなく長期間一定の品質を保つことができます。
匂いもなくサラッとしていて使いやすいところもいいですね。
フランキンセンス精油を1滴
キャリアオイルで希釈するからどんな精油でもいい?
いいえ、違うんです。
私の荒いやり方は希釈なんていう上品なことをしないので、ぜひ肌に直接塗布できる精油を使って下さい。
【ラベンダー】【ティーツリー】【オレガノ】そして【フランキンセンス】
一般的にはオレガノとフランキンセンスはあまり推奨されてはいませんが、念のためキャリアオイルを多くしたりすれば大丈夫です。
とはいえ、自己責任でのご使用をお願い致します。
気になるところに塗ってみよう!
ではまず、ホホバオイルを手のひらに適量とります。
そこへ【フランキンセンス】精油を1〜2滴垂らします。
はい、揉み手で良く混ぜたら、ぬりぬり〜♪
容器とか計量とか要りません。
気になった時にこの2つさえあれば出来る、【超簡単万能美容液】なんです。
- 手や顔の乾燥に
- 髪の毛の乾燥に
- アカギレやしもやけに
- フレグランス代わりに
オイルに先述の乳酸菌液や精製水を足せば、さらにサラッとした使用感になり、伸ばしやすいですね。
フランキンセンスの香りをフレグランス代わりに使いたいときは、オイルを少なめにしてやや濃いめのものを作り、耳の後ろや髪の毛にさりげなくつけてみて下さい。
空気に触れると、また独特のオリエンタルな香りになり、嫌いな人はいないんじゃないかと思うくらいいい香りがします。うん、いなくはないと思うけどそれくらいってことね。
フランキンセンス精油を使った自家製万能美容液のまとめ
質が良いものを用意すれば、安心して使える美容液が必要なときに必要なだけ作れます。
作り置きではないので、余らせて酸化させることもありません。
乾燥肌は、粉を吹いてしまってからでは手遅れになるかもしれないので、早めに保湿をしていくことが最良のケアですよね。
ただし、保湿して安定してきたら保湿をやめてもいいかもしれません。保湿依存の危険性もありますので。
ホホバオイルは本当に使いやすいオイルなので、小さなお子さんのケアにも使えます。
そのときは精油だと強いので、乳酸菌液などを混ぜて使ってみて下さい。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
その他に書いているオイルについての記事もご参照くださいませ〜。