ー本記事は2019年7月20日に公開済みですー
あ、また飛んでる!
ついに出たか、夏の風物詩、コバエ。
ゴキブリを見なくなったと思ったら、毎年のようにコバエとご対面しています、スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
特に人体に何かを仕掛けてくるわけではないのですが、視界の端々に割り込んでくる小さいコバエ、うっとうしいですね。
あなたのお宅にはコバエ、飛んでいませんか?
今回は、この小さな厄介者について詳しく見ていきながら、
をご紹介いたします。
我が家はこれでコバエのブンブンから解放されました。
コバエはどこからくる?
コバエはどこからともなく来ます。
自宅のキッチンでコバエを見かけると、キッチンが急に不潔になった印象を抱いてしまいますが、そういうわけではなく、様々な条件が揃ったところにどこからともなく1匹のコバエが侵入してくるのです。
そして、コバエが侵入してくるということは、コバエが好む臭いを発していると断言できますね。
室温15℃を超えてくるとコバエ注意報
室温15℃というと、冬場エアコンなどをつけていると簡単に到達する温度ですね。
しかし、なんの器具も使わずに、ナチュラルに室温が15℃を超えているということは、外気温はそれ以上になっているといえます。
20℃くらいでしょうか。
そろそろ窓も開け放ちたくなる気候です。
涼しい初夏の朝の窓の開閉、これも意外とコバエを侵入させている原因かもしれません。
コバエは網戸の網目もスルリと抜ける
窓を長時間開けていなくても網戸にしている時間が長くなってきますよね。
網戸でコバエをシャットアウトできる?
コバエ対策に網目の極小サイズを取り入れているお家もあるかもしれませんね。
しかし、賃貸物件ではなかなかそれはできません。
かといって、窓を密閉したまま日中を過ごすのは限度があります。
網戸に殺虫剤を撒きますか?
小さい子供がいる家庭ではそれも避けたいですね。
そんなときは網戸に自然素材の虫除けを施すのも手ですね。
コバエの生態を理解しよう
では、コバエが家に侵入してきたとして、それを見つけて殺せたとしてもすでに卵を産み付けていたら?
そうです、
私はそんな発想をしたことがなかったのですが、先日の納豆事件により、コバエのちゃっかりした生態↓↓↓をまざまざと見せつけられてゾッとしたのです。
主に日本の家庭で見られるコバエには4種類あって、その中でも特にキッチン周りに発生しやすいのがショウジョウバエとノミバエです。
ショウジョウバエとノミバエの2種類は、
↓↓↓
卵が孵化するのは1日後
↓↓↓
幼虫期間約4日間
↓↓↓
サナギ期間1週間
↓↓↓
成虫・・・ここで最初の流れに戻り、2、3日でまた産卵という連鎖も・・・。
という流れで動き回る成虫になるといわれています。
好みの場所を見つけて、私たちの知らない間にたくさんの卵を産んでしまうのですね。
好みの場所とはおそらく臭いのきつい生ゴミや古い水などでしょう。
逆にいえば、そういう場所を作らないようにし成虫になる前に駆除してしまえば、卵だろうと幼虫だろうとそれ以上は増えないということです。
燃えるごみの日はだいたい1日おきのサイクルでやってきてくれます。
その時にきちんと全ての卵や幼虫をゴミとして捨て切れればこちらの勝利です。
生ゴミ以外の場所で産卵されると厄介ですが、生ゴミ以上の臭いを発するものはそうないかもしれませんね。
【コバエ撃退】まずは生ゴミの徹底処理を!
ということで、コバエが一番に狙いを定めるであろう産卵場所、生ゴミの処理をきちんとすれば、コバエとの遭遇もぐっと減るのではないでしょうか。
実際、私もいろいろ工夫してみました。
やはり
これはかなり有効だと思います。
臭いの元を断つ!
生ゴミや腐ったものの臭いが好きなコバエ。
変なものが好きな生き物もいるもんです。
しかし、そうやって長い年月の間繁栄してきたのでしょう。
臭いにつられてやってくるなら、その臭いを元から断つことはとても有効ですよね。
自分では臭いを放つほどのものとは思っていなくても、高温状態が続くと生物は簡単に変質していきます。
そして、生ゴミだけじゃないですよ!臭いの元は。
果物の匂いも原因に!?
別名『フルーツフライ』ともいわれているコバエやショウジョウバエは、特に果物が熟れた時に放つ臭いがお好みらしいです。
バナナを追熟させようと放置していたらコバエが増えた、なんていう経験ありませんか?私はあります。
納豆の常温放置もね…。
あとは、
- 酢
- みりん
- めんつゆ
- アルコール類
- ドリップ後のコーヒーかす
などですね。
発酵臭のような腐敗臭のような、甘ったるいような酸っぱいような、要は高温によって強調される臭いといってもいいかもしれませんね。
しかし、私には大量の集結したコバエを見る勇気はありません。
それなら地道に元を断ちたいですね。
生ゴミ処理後は必ず密封を
生ゴミは水気を含んだ状態の食物の残骸ですね。
それがある程度の温度下で放置された場合、どんどん分解されて異臭を放つことでしょう。
私たち人間でもわかりますよね、生ゴミの独特の臭い。
そのガスが放出しないように、
・生ゴミが出たらその都度ビニール袋に入れて封をきつく縛る
・キッチンに置くゴミ箱はフタ付きにする
この3点を守っていきましょう。
調理の際には、新聞紙などに生ゴミをため、それをビニール袋に入れて最後にしっかりと封を縛る。
これ、案外やっていない時もあるんです。
毎食の調理時にはやっている?
そうなんです、大がかりな調理をするときに気をつけるのは当たり前だけど、
しかし、そんな細かいゴミまでいちいちビニール袋に入れていたらゴミ袋が何枚あっても足りひんわ!
と言いたくもなりますよね。
そこで、これ↓↓↓です。
通常はお菓子などの袋を開けてまだ残っている場合の保存時に使いますね。
それのうちの1つを生ゴミ袋用に使いましょう!
これならビニール袋の大量消費は避けられますし、隙間なく生ゴミ臭をブロックできます。
面倒と言えば面倒ですけどね・・・。
排水溝に溜まった生ゴミも、その都度新聞紙などにあけて捨て切りましょう。
これで随分元断ちはできたのではないでしょうか。
まとめ:コバエはその生態を知って臭いの元を断てば激減する
昔、おばあちゃんの家に行くと必ずあったアレ。
吊るして捕獲のアレ。
今考えたらかなり斬新なトラップでしたね。
しかし、昔も今も、同じところをブンブン飛びながら食べ物や食器にとまるハエのうっとうしさは同じなのかもしれません。
トラップや徹底した元断ちを実行するだけで、万が一産卵していたとしても羽化して成虫になる前にゴミとしてポイっと捨てられるのです。
では、外部から侵入してくるコバエ、これを予防するにはどうしましょう?
強い薬剤ではなく、できるだけナチュラルな素材で手作り虫除け剤を作ってみませんか?
精油と重曹を使ったコバエ対策についてはこちらの記事をどうぞ〜♪
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。