健康に良い油って結局何?オリーブ?菜種?その前にやめるべき油脂とは

みなさんは「油」、好きですか?

私はまあまあ好きです、スーです。

本日もお越しいただきありがとうございます。

「油」、もういろいろ情報が氾濫していて、結局どの油が健康に良くて、どの油を避けるべきなのか答えが見出せないまま、惰性で使っていませんか?

流行り廃りも激しいですね。

つい4、5年前には”ココナッツオイル”が良いという情報が溢れ、今では健康食品を扱っているスーパーの端っこに、申し訳なさそうに陳列されているような存在ではないでしょうか…。

その前には”オリーブ油”が油界のスーパースターのごとくもてはやされ、どこに行っても何種類ものオリーブ油が売られているというのが当たり前の光景になっていました。

そんな”オリーブ油”旋風も、もう目新しさがなくなりいい意味で浸透し尽くした感がありましたが、ここへきて”もこみち”先生のオリーブ油パフォーマンスにより再び火がついたという、新しいのか新しくないのかよくわからない流行りがおこっていますね。

というか、もこみち先生まだやってるの?

では、みなさんの食卓には何油が置いてあるでしょう?

おそらく1種類だけじゃなく、いくつかの油を使い分けておられる方が多いと思います。

油には体にとって大切な役割があり、必要不可欠だからこそ、いろんな情報が飛び交うのかもしれません。

油を使って調理をする立場の人は、いろいろ使っているけど結局どの油がいいのかわからないというのが正直なところかもしれません。

何事もバランスが大事です。

油ばかりに気を取られるのも、精神衛生上良いことではありません。

もう油に関してモヤモヤしなくていいような、そんな記事になればいいなと思って、今回は身近な食用油についてまとめてみたいと思います。

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食用油の役割とは?

私たちの体は60兆個の細胞でできています。小さな小さな細胞が寄り集まって、全ての体内組織を形成しています。

そんなつぶつぶの寄せ集めの体の、半分以上は水分で出来ていますよね。70%とも言われている体の水分、それをきちんと守ってくれているのが「脂肪」である油分なんです。

細胞ひとつひとつの「膜」は油で出来ています。

そして、体の様々な機能を調節する「ホルモン」の材料でもあります。

脂肪はダイエットの敵とばかりに、カロリーだけに注目して避けていては、エネルギー不足で元気が無くなったり、水分を保持できず肌が乾燥したり、しわやニキビといった肌トラブルを引き起こしかねません。

食事に使われる量が少量とはいえ、その質や成分をよく吟味して安心できる油を選びたいですよね。

脂肪には大きく分けて、動物性の「飽和脂肪酸」と植物性の「不飽和脂肪酸」があります。

ここでは、特に体内で生成されにくい「不飽和脂肪酸」について、大きく3つに分類してみていきます。

オメガ9・オレイン酸

熱に強く、比較的安定している油脂です。

下げるべきLDLコレステロールだけを下げてくれるので、動脈硬化の予防に効果的だと言われています。

オリーブ油菜種油ナッツ類に多く含まれています。

地中海沿岸の地域に住む人たちの心臓病による死亡率が低いのは、オリーブオイルの生産が多く、食事にも豊富に取り入れられているからだと言われています。

このオメガ9に関しては、体内で生成されることもあり、それほど神経質にならなくてもいいかもしれないですね。

オメガ6・リノール酸

体内で合成ができない必須脂肪酸です。

ですが、このリノール酸は様々な油脂類や食品に含まれているので、不足することは滅多にありません

紅花油大豆油ひまわり油コーン油などに含まれています。

ひと昔前は、「リノール酸はコレステロール値を下げるので、積極的に摂ろう」という謳い文句の元、安価なマーガリンやサラダ油を健康的なイメージに仕立てようという風潮がありましたが、最近では、リノール酸のコレステロール低下作用は短期的なもので、長期的な過剰摂取は、心臓・脳血管系疾患アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー性疾患などの原因になるという報告もあります。

現代人は、このリノール酸が過剰摂取気味だと意識して、とるべき油脂を考慮した方がいいかもしれないですね。

オメガ3・αーリノレン酸

こちらも体内で合成ができない必須脂肪酸です。しかも、上記2つより摂取しづらく酸化しやすいと言われています。

亜麻仁油シソ油エゴマ油チアシードクルミなどに含まれています。

これらが日常的に食卓に上る家庭はそうそうないと思われます。なので、意識して取り入れていく必要があると言えますね。

特に、オメガ6とのバランスが大事で、その役割もオメガ6が細胞膜を硬くするのに対して、オメガ3は細胞を細胞膜を柔らかくします。

現代人は、放っておくと圧倒的にオメガ6過多になりやすいので、気を付けたいところです。

その理想的な比率は、

オメガ6:オメガ3=4:1

です。

毎日クルミや青魚の刺身を食べていない人は、亜麻仁油やエゴマ油などをドレッシング替わりにして摂取してみて下さい。

ただし、思っている以上に酸化が早いので、開封後は必ず冷蔵庫保管で、早めに使い切るようにしましょう。

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まずこの油はやめてみませんか?

体に有効に働いてくれる良い油、の前に、もし今まで体の機能を壊すような油を使っていたとしたら、まずその油をやめてみませんか。

その油とは、一般に最も手に入りやすい、どこのスーパーでも売っている「お得な油」です。

それらは共通してトランス脂肪酸という成分の塊といえる、摂るべきではない油脂なのです。

ちなみに、この「トランス脂肪酸」、2018年6月からはアメリカで、9月からはカナダで全面禁止になります。

日本では表示義務も規制もほぼありません

「溶媒抽出法」で精製されたサラダ油

昭和生まれ昭和育ちの私にとって、家庭の油と言えばこの「サラダ油」が主流でした。

今でも実家ではこのペットボトルみたいな容器に入っている「サラダ油」がデーンと鎮座してます。

これは風味も色も味もない、不思議な油だとは思いませんか?

その製造方法は、素材の栄養素や風味を、様々な化学的精製過程化学薬品によって削ぎ落としてしまう「溶媒抽出法」というものです。

大豆や米ぬかなど、油分の少ない原料や、圧搾で絞り切れなかった残りカスから油を絞り取る方法です。

ノルマルヘキサン(劇薬)という溶剤に原料を混ぜ合わせ油分を溶かし出します。

その後さらに高温にして溶剤だけを蒸発させ、残ったオイルを遠心分離機にかけて、風味や泡立ちに影響する成分を取り除きます。

これにリン酸苛性ソーダ活性白土などの化学製品を使い、濁りのないきれいな透明のサラサラサラダ油になっていきます。

最後の工程では、薬品の脱臭のため250℃以上の蒸気の中を通し、残ったものが食用の「サラダ油」として完成します。

こうして高温にさらされ処理された油脂の「脂肪酸」は、決して摂るべきとは言えない「トランス脂肪酸」へと変化を遂げるのです。

ガソリンに多く含まれているヘキサンという溶剤、蒸発させるとはいえ、そんなものを食用油として口にするのははばかれませんか?

食べるプラスチック・マーガリン

生乳で作られるバターより安価で、風味や食感がバターに近いマーガリン

パンに塗ったりお菓子作りに使ったり、していますか?

マーガリンを食している感覚が、トランス脂肪酸を食べているという感覚に変われば、食卓に上るパンのお供も変わってくるかもしれませんよ。

マーガリンは、植物性油脂や動物性油脂を原料として、バターに似せて作った100%加工食品です。

ほとんどが液状の油脂である植物性の油が原料となるので、その液状を、常温に近い状態で固形化するために水素添加という工程が必要となります。

この工程により油の性質が変化し、自然界にはほとんど存在しないはずのトランス脂肪酸ができてしまうのです。

食べ物というよりは、もはやプラスチック製品のような物質に思えてきませんか?

自分を作り上げている大事な細胞の材料にするべきものかどうか、考える必要がありますね。

外食や市販品に潜むショートニング

安くて美味しくて長持ちする、そんな人口油脂、自分でも知らないうちに市販品や外食メニューによってかなりの量を口にしているかもしれません。

その正体である「ショートニング」とは、アメリカにてラードの代わりとして開発された人口油脂です。

植物油脂に窒素ガス炭酸ガスなどを10〜20%混入した固形状のオイルで、およそショートニングの30%がトランス脂肪酸だという説もあります。

クッキーなどの洋菓子に練りこめば、サクサクとした歯触りの良い食感を生み出してくれます。

デニッシュやパイでは層になったパイ生地のサクサクのハーモニーを作り出し、外食の天ぷらやトンカツ、チェーン店のフライドチキンなどが安い割にあんなに美味しく感じるのも、ショートニングのおかげと分かれば?

私たちの口にしているトランス脂肪酸の量が、意外と多いことにビックリするかもしれません。

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まとめ

良い油を選ぶという知恵も必要ですが、その前に細胞のミトコンドリアを疲弊させて、ガン化させるかも知れない悪い油を、少しずつでも取り除いていくことの方が先決かも知れませんね。

お菓子や揚げ物、下手したら和菓子やお寿司にまで混入されているかも知れないトランス脂肪酸、特に幼い子供達が喜んで食べそうなものばかりです。目に見えないからこそきちんと認識して注意していきですね。

アメリカやヨーロッパでは、トランス脂肪酸の体への影響を考慮した法律が制定されています。

日本に住んでいる私たちは自分で自分の体を守っていかなければならない、という事を頭の片隅に刻んでおきましょう。

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