ー本記事は2019年3月22日に公開済みですー
納豆水生活してますか?
納豆水を仕込み始めてから…、といっても未知数のなか手さぐりで実験しているという状況ですが、
毎日なにかしら工夫して納豆水を体内に入れています、スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
抵抗感はだいぶなくなってきましたが、やはり確信にはまだ至っていません。
それでも、体調にやや変化が現れているような気がしています…。
異変・・・ではない快変、といってもいいのではないでしょうか。
まず、スリムになってきた!?
いや、どちらかというとスリムな方ではありますが、なんか体の中に溜まっていたものが徐々に出ていっているような感覚があります。
そして、こってりしたものが欲しくなくなってきた!?
先日、久しぶりの飲み会に参加したんですが、明らかに以前よりも食の進みが悪かったのです。いろいろ美味しかったんですけどね…。
年のせい??
という声にはそっとフタをして、今日は納豆水でクッキーを作ったので、そのレポートをまとめたいと思いまーす♪
納豆水だけでなく、酒粕ペーストも一緒に入れてますよ〜。
とにかく何にでも納豆水を入れてみる!
この【納豆水と私】シリーズをご覧のモノ好きの方たちはご存知かと思いますが、とにかく私は納豆水を何にでも入れまくってます。
入れる量は、調理によって違うし、発酵経過もさまざまなものを使い分けして入れています。
もはや、ご飯を炊く以外ならなんでも入れてるんじゃないかと思うくらい、キッチンに納豆水です。
そして、これもびっくりなんですが、納豆のクセや風味はほとんど、というか完全に消え去ります。
だって、家族は気づきませんから…。
しかも、「なんかこれおいしー!」なんて発狂してますから。
少しずつ少しずつ、私たち家族の腸内に納豆菌フローラができているのかもしれません。
なくなるのが早くて困る…
どうなんでしょう?
ちょっとペース配分がおかしいのでしょうか?
原液というか、仕込んだ納豆水を20mlとか50mlとかずつそのまま使ったり、薄めて使ったりしているので、500mlのペットボトルにいっぱい入っていても5日くらいでもう半分になってしまいます。
その都度熱いお湯を注いだり、新しい納豆のパックについたねばねばを溶かして入れたり、継ぎ足しのペースが早いのです…。
おそらく、間違ったことはしていないと思うのですが、芽胞をたくさん作ってくれる納豆菌をきちんと送り込めているという確証はないですね。
身体の反応をみて確信にしていくしかないと思います。
今のところ、大丈夫そうです。
納豆の常温放置が常識化
納豆の選び方も、今までよりシンプルで簡単になったこともあり、あの膨大な種類の納豆が並んでいるコーナーでもササッと選んで立ち去ることができるようになりました。
そして、冷蔵庫も冷凍庫も、納豆パックで占領されることがなくなりました。
ちょっと棚の上のスペースが納豆で埋まってきてはいますが…。
タレもカラシも付いてない、良質の納豆でしたら常温放置がおすすめです!
納豆菌が活性しやすい環境でどんどん増殖しているせいか、ねばねばもたっぷり出ます。
冷蔵庫から出して食べるよりご飯ともなじみが良いですし、ぜひ一度お試しください♪
結局発酵食品はうまい!
最近では、甘酒を筆頭に、酒粕、味噌、醤油、糀、酒など、ちょっと珍しい組み合わせで発酵食品を使って作るお菓子レシピが少なくありません。
言わずと知れた、チーズやヨーグルトにいたってはスイーツ界で不動の地位を築き上げていますよね。
では、納豆はどうでしょう?
某モンスターレシピサイトで検索してみると、
〈チーズ〉+〈お菓子〉
では、約5万近くのレシピが出てきました。
〈納豆〉+〈お菓子〉
では、200ちょいです。
しかもそのうちのほとんどがおつまみ的な創作料理だったり、納豆をそのまま挟んだり乗せたりしているものでした。
スイーツに限定すると50もないですね。
そもそも苦手な人も少なくない「納豆」の匂い、それを甘いお菓子に生かそうというのはなかなかハードルが高いかもしれません。
しかし、匂いやら味、ねばねばの見た目にばかりとらわれていては、納豆のめくるめく旨味ワールドを知らずに一生を終えるかもしれませんよ。
結局、発酵しているものってうまいんです。
しかも培地が大豆ですからね、日本人のDNAにはビビビッとくるはずです。
豆々しい納豆をそのままお菓子に入れ込むという考えは一旦置いといて、まずは納豆菌を増殖させた納豆水をレシピの水分量に組み込んでみるというやり方が無難ですね。
ケーキに入れ込んだレシピはこちら↓↓↓をご覧くださいね♪
今回はクッキーです。
こちらは材料もシンプルで、子供も喜んで手伝ってくれますよ。
納豆菌と酒粕を使った発酵クッキーはいかが
私がよく作るクッキーは、酒粕クッキーです。
しかも塩を多めに入れて作るので、完全に風味がチーズ…、そしてこれがめちゃくちゃ美味しいのです。
作ったそばから試食が止まらない、作ったら最後、一人でいたら危険です。
さらにお通じがものすごくよくなるので、覚悟して作らなければいけないといういわく付きの禁断クッキーなのです。
これに、納豆菌を加えて作ってみたら?
クッキーの材料
通常クッキーの材料といえば、
- 小麦粉
- バター
- 卵
- 砂糖
- 塩
くらいですかね。
例えば、天邪鬼な私がこれをちょっとひねってみたとします。
〈小麦粉〉→米粉、全粒粉、きな粉、片栗粉
〈バター〉→菜種油、オリーブ油、ゴマ油
〈卵〉→酒粕ペースト、ヨーグルト、豆乳、おから、味噌
〈砂糖〉→黒糖、はちみつ、レーズン、甘酒
こんな感じに。
そうすると、全然サクサクにならなかったり、カッチカチになったり、ボロボロになったりします。
お菓子作りはレシピが命、そんなことも言われていますが、確かにそうかもしれません。
料理やお菓子作りは化学ですから。
サクサクで、ちゃんと甘くて、万人が美味しいと言って食べられるクッキーは、天邪鬼な私には作れないのかもしれないですね。
でも、この天邪鬼クッキーも美味しいですよ〜♪
納豆菌クッキーのレシピ
まず、基本の分量比を見てみましょう。
粉:オイル:卵:砂糖=100:25:25:25
これでだいたい上手くまとまります。
ここのどこに酒粕ペーストと納豆水を入れ込んでいくのか、それは卵のところです。
卵25gというと大体1個の半分量です。小麦粉200gで卵1個の計算ですね。
でも100gだけ作りたいときには卵は割りたくないですよね。そんな時にも置き換えは便利です。
酒粕ペースト15gと納豆水10gとか、半々くらいでもいいでしょうね。
さらに粉がうまくまとまらなければ納豆水を足していけばOKです。
手順
では、簡単に手順をご紹介しますね。
★オーブンは180℃15分で予熱スタートです。
① ボールを用意して、そこに粉類を入れます。砂糖と塩ひとつまみも忘れずに〜。
塩を多めにしたらチーズ風味が出せますので、思い切って小さじ1/2くらいいってみますか!
粉類を泡立て器でグルグル混ぜて空気を入れます。
② ①にオイルと酒粕ペーストと納豆水を入れます。
お箸でグルグルかき混ぜます。大きめのダマがたくさんできて、粉気がなくなってきたら手でまとめていきます。
あまりこねこねしないで、手早くするのがポイントです。
小麦のグルテンが出てきて焼き上がりが硬くなってしまいます。
ポロポロしているくらいで大丈夫です。
③ なんとかひとまとめにできたら、ラップで包んで15分ほど寝かせます。常温でOK。
寝かせずそのまま型抜きしてもいいのですが、より生地がなじむので、できれば寝かせてください。
④ オーブンシートの上で生地を伸ばして、型抜きします。
⑤ 天板に敷いたオーブンシートの上にクッキーを並べて焼きます。
出来上がり〜♪
焼きあがってすぐはまだ柔らかいですが、冷めるとサクッとしたクッキーになります。
卵入りのクッキーも焼いてみたのですが、それと比べるとやや「カントリーマアム」感があるソフト食感ですかね。
もっとサクサクしたければ卵を入れるか、オイルを増やすかしてみてください。
でも、この味どこにも売ってない味です。
黒糖で作ってみたらやはりコクがすごいし、酒粕の風味もいい感じに効いています。
もちろん、我が家の3人娘、止まりません…。
簡単にできて、体にも嬉しいクッキー、ぜひお試しください!
その前に納豆水の仕込みが必要ですが…。
まとめ
この納豆クッキーのすごいところは、実は酒粕ペーストも納豆水で仕込んでいるので、もう納豆納豆している発酵クッキーだという点です。
納豆菌は、胃酸でも熱湯でも死滅しなかったですよね。
腸に到達した納豆菌の芽胞がムクムクと活性化し、腸内環境の改善に一役買ってくれることでしょう。
健康のために納豆を毎日食べているという方は多いと思いますが、その納豆を食べる意味を今一度見直してみると、ちょっと考え方が変わるかもしれません。
冷蔵庫から出した納豆パックをご飯にかけて食べる、それよりももっともっと納豆菌の恩恵をたくさん受けられる食べ方があるとしたら?
もしかしたら、体の中からスリムになって、暴飲暴食とも無縁になるかもしれませんよ〜。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。