1日1杯、コーヒーを豆から挽いて飲んでいます、スーです。
本日もお越しいただきありがとうございます。
だいたい9時か10時にコーヒーを淹れて飲みながらパソコン作業ですね。
どうもやる気が出ないというときなどはやはりコーヒーを淹れると、その香りと色と風味のせいか、かなり頭が切り替わります。
やる気がなかった自分が嘘のように、はかどることはかどること。
中毒性がある覚醒成分が入っているから当たり前かもしれませんね。
みなさんはコーヒー好きですか?
コーヒーをただ闇雲に何杯も、しかも適当に買っていつ挽いたかわからない粉のものを飲んでいませんか?
それはもう中毒の罠にまんまとハマって、コーヒーの本来の良さを何も享受していないかもしれません。
しかし、豆からわざわざ自分で挽いて飲んでいる、という妙な優越感にズブズブで実は本当の美味しいコーヒーを飲んでいなかったということに、つい最近気づいたのはこの私です。
そう、ただ闇雲に豆を挽くことにだけにこだわっていた自分が、ちょっと情けなく感じる出来事でした。
ではそのコーヒーとは一体何なのでしょうか。
目次
21世紀コーヒーとは
聞いたことある人もいると思いますが、宅配生協さんのカタログに載っているアレです。
私がお世話になっていた、コープデリ、クルコでも見かけたし、現在加入中のパルシステムでもちゃんとありました。
しかし、買ったことは一度もなかった21世紀コーヒー、それはなぜか、ちょっと高いから…。
コーヒーは毎日それなりの量が減りますよね、200gずつの小袋というのもネックでしたし、豆で買うのでたくさん入ってお手頃価格のものをネット注文していました。
しかし、今回初めてパルシステムのカタログで、「いつもの珈琲」というコスパがかなり良いものを見つけたので、ちょうど切らしていた豆を注文してみたんです。
埼玉の愚直な珈琲豆屋さん
いきなり余談から入りますが、この愚直ってね、まあだいたいコーヒー豆を産地からこだわって売っているような方はだいたいが愚直ですよ。
新潟にも、おそらくかなりの愚直ぶりなんだろうなと想像できるものすごくマニアックな豆やさんがあるんです。
旦那の実家のすぐ近くにあって、過去に行ったことがあると言っていましたが、かなりのこだわりがある様子だったみたいです。
とても気軽に入れるという雰囲気ではないんですが、きっとこちらの豆も美味しいんだろうなぁ。
・・・。
で、このコーヒー豆屋さんの愚直論はさておき、『21世紀コーヒー』というネーミングがスキッとしていて何だか頭に残りますよね。
私もそれで【21世紀コーヒー】は頭の片隅にありました。
1971年創業の埼玉県川口市の会社です。
人の数だけコーヒーの概念が存在し、理想のコーヒーは十人十色、お客様の求めるコーヒーを愚直に追求することが弊社の理念です。
出た!愚直。
ただ、こちらの会社はコーヒー豆の追求にだけ力を注いでいるというわけでもないんです。
「コーヒーは飲むもの」というのも一つの概念に過ぎませんから、それ以外の用途も積極的に模索しています。私たちは既成概念にとらわれず、絶えずコーヒーの「真の存在」を追求する企業であり続けます。
もう、誰に頼まれたわけでなく勝手に宣言しちゃってますから。熱いです。
『21世紀コーヒー』という名前の由来は?
ちょっとサイバーチックな印象を私は最初に持ったんですが、実はただただ真面目な会社なんですね。
20世紀半ばの創業当時、
「21世紀にも社会から必要とされている会社でありたい」
という思いから命名されました。
常に向上心を持って新しいことにも積極的に取り組んでいくという姿勢が、そのネーミングからも垣間見れますね。
響きと字面が良く一瞬意味不明なネーミングって人を惹きつけますよね。
21世紀コーヒーの取り組み
〈美味しいのに安い!〉・・少品種を長期に渡り大量に仕入れることで、質・量・価格において安定の供給を実現している。また、パッケージを多くの商品で統一したり、少人数でのオペレーションにするなどの努力により、コーヒーそのものに経営資源を投下している。
〈カフェインレス飲料はおまかせ!〉・・カフェインレスコーヒーの販売を1990年代から開始、現在はカフェインレス紅茶も直接輸入するカフェインレス飲料のパイオニアといえる。カフェイン残留率を0.1%未満(紅茶は0.2%)に抑えると同時に美味しさも実現。
〈産直コーヒー・フェアトレード〉・・パナマやブラジルの農園と長期的視野に立った直接取引をし、現地に直接赴くことで、相互の信頼関係に基づいた栽培・商品開発・価格決定プロセスを構築している。
さらに、”昨日の不可能を今日の可能性に変える”という熱い思いのもと、常識や先入観に捉われず、コーヒーに関する不可能と言われることに挑み続けておられます。
近年では、生豆を加工してコーヒーの風味を変える試みを行っているとのこと。
生協でしか買えない【21世紀コーヒーのいつもの珈琲】
前置きが長くなりましたが、豆の産地からこだわっているコーヒー屋さんなんて世の中に腐るほどありますよね。
そして、ある程度のレベル・価格であればどのコーヒーを飲んでも美味しいと思いますよね。
私もそう思ってました。こだわりを持って豆を選別して焙煎している、そう言われるともうそれだけで満足というか、ハズレはないのかなと。
ハズレはないかもしれませんが、確実に大当たりはあるんだなぁと、今回思い知らされましたね。
200g2袋で646円の【いつもの珈琲】
こんなに安いコーヒーがコープデリやクルコにあったっけ!?
しかも400g1袋ではなく、200gが2袋という鮮度を保てる環境での販売が嬉しいです。
今回パルシステムの新潟ときめきに加入して初めて見た気がするんですが、この価格だったら買いですよね。
でも、やはりいつも飲んでいるコーヒーとそんなに変わらないだろうなとしか思わず購入しました。
挽いた瞬間にビビビ
早速挽きました。
・・・・。
うっわ、全然違うわ!
すんません、ほんまに素人でもすぐわかる、全然違うわー!
香りがね、まず豆を砕いた瞬間に出てくるアロマな香りがすごいです。濃厚でまとわりつくような感じもあるんだけど、甘くて優しい香り。男性も女性も虜にする香りだと思います。
また、お湯を注いだ時の粉のふくらみが見事です。エアー感もしっかりあって、きっと豆に程よく水分が含まれているんでしょうね、お湯との絡まりがとてもいいです。
うまく言えないですけど、お湯をしっかりキャッチしてくれるんだけど、スーッと解き放つ感じ。
そして淹れている間中に漂うアロマフレーバーが、頭と目に効いてとても穏やかな気持ちになります。
この値段でここまですごいコーヒーはなかなかですよ。お値段が高いならまだしもね。
生協でしか買えないなんてもったいない!
そして、これが一般の人は生協でしか買えないという切なさ…。
会社のオンラインショップにも載っていないんです。
おそらく生協さんとの共同開発商品なのではないでしょうか。
その他のコーヒーもネットではこちらでのみの取り扱いのようです。
ココアと紅茶はありましたけど。
やはりある程度の量が売れないと元が取れないくらい、頑張って商品化されたんでしょうか。組合員さんがたくさんいる生協さんならある程度の購入は見込めますからね。
でもこれは生協とは縁のないコーヒー通の方にもぜひ飲んでみてほしいなぁ。
まとめ
飲みたくなりますね、美味しいコーヒーが。
この「いつもの珈琲」を開封してから、毎朝のお茶の時間が楽しみでしょうがないんです。
今まで飲んでいたコーヒーは何やったんや?
旦那は、何の情報も知らされずにいつものように起き抜けで豆を挽き出したんですが、
「ウワッ」
って小声でうめいていました。さてはあのアロマフレーバーにやられたな。
そして、豆をビンに移し替えた後の空袋はおトイレにしばらく置かれているという、我が家の暗黙のルールにより今回はかなり長い間その袋が置かれておりました。
ちなみに、21世紀コーヒーの『楽園の休日』という200g980円ほどするものもかなり美味しいらしいです。生協組合員の方はぜひお試しください♪
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。