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ー本記事は2019年10月2日に公開済みですー
乾燥肌やらアトピー性皮膚炎やら、保湿やら乳酸菌やら脱保湿やら脱メイクやら、なんだかんだと肌にまつわるいろいろを自分なりに記事にしてきました。
よく読んでいただいている方にはバレバレだと思いますが、だいたい言ってることは同じですね・・・スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
まぁ、新しい試みを行った場合は、それ以前と言ってることが多少違ってはいますが、ベースは同じであると自分では思っています。
今回は、肌に関する基本的な悩みである、乾燥した肌にはどう対処すればいいか、ということをまたしつこく掘り下げていこうと思います。
ご一緒に、肌というものがどういうものか、そして、乾燥肌やアトピー性皮膚炎という嬉しくない状態とはどういうことなのか、感情を抜きにして一度冷静に再確認してみましょう。
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保湿するから乾燥する!?『乾燥肌には保湿』という常識を疑え!
最近ではかなり世間にも浸透してきている肌ケアのひとつ、
“脱保湿”
“肌断食”
“宇津木式”→こちらのサイトはわかりやすく説明されていました→宇津木式スキンケア・ゆるしんぷる
などはすでにご存知かと思いますが、これまでの肌ケアの潮流とは真逆の方式ですよね。
試されている方、現在進行形の方も多いのではないでしょうか。
従来の「肌にはまず保湿ありき」という一般常識を見事に覆していますね。
この逆説方式が正しいかどうかはさておき、こうして今までの常識をちょっと違った視点で見てみることはとても大事ですね。
そもそもその肌本当に乾燥してる?
これ、ホンマかいな?と思いますよね・・。
肌に保湿剤を塗ることがそんなにいけないことなのでしょうか?
それを一切やめて、肌本来のバリア機能を蘇らせるというのは、なんだか聞こえのいいだけの方式ではないのでしょうか?
しかし、日常的な作業として、毎日毎日保湿を欠かさないその肌、
「それ、本当に必要?肌の保湿力弱まっているの?」
ってことを改めて考えてみるとどうでしょう。
実は、保湿をしなくてもよかったかもしれない肌に、雰囲気だけであれこれといろんなものをのせているとか、あり得ますよね。
その場合、それは肌への暴挙ではないでしょうか。
それをやめたら、実は肌は喜んで生き生きと再生してくれるかもしれません。
甘やかした肌を再生させるためには脱保湿は有効
化粧水や乳液、オイルにクリーム、日焼け止め、お化粧、クレンジングオイル、それらを止めることが、肌質改善への大きな進歩であるといえそうですね。
ただし、普通の肌の人には、です。
本来の肌表面の角質層がそんなに傷んでいない人は、毎日せっせと保湿をする必要はないはずなのです。
炎症が起きていない限りは、肌はその役割を一所懸命こなそうとしていることでしょう。
今まで散々いろんなものを乗せてきた肌ですから、急に何もしなくなったら肌は不安定な状況になるかもしれません。
しかし、肌も生きた細胞であり、常在菌というヴェールが守ってくれるところです。
徐々にでもいいので、脱保湿をしてみるということは有効だと思います。
ただの乾燥ではなくただれて膿や血が出ている場合は?
では、乾燥やら保湿やらとはまた違う、アトピー性皮膚炎の場合はどうでしょう。
皮膚に炎症が出ていることは、実は腸内などの体内組織からの警告サインである可能性が高いということでした。
腸壁の症状や腸内環境については、こちらの記事も参考にしてみてください♪
腸管から伸びた腸壁が口と肛門で裏返った状態が皮膚?かどうかはみなさんのご判断にお任せしますが、皮膚が排泄器官であることは間違いありません。
本来なら、そうやって出てきた症状がきちんと早期に出切ってくれることが一番で、膿や血が生活に支障をきたすほどに出まくるのは異常事態のように思えます。
では、なぜこんな強烈な排泄になってしまうのでしょうか?
その排泄をおかしなものでフタしてしまうから
自分の爪が作った傷から、体が出すべきと判断したものだけを出し、そのあとその傷口はほっとけばかさぶたになり、乾燥して完全に治ったら剥がれ落ちていくはずです。
ところが、このせっかくの傷を、おかしなものでフタしてしまうのです…。
- ステロイド剤
- ワセリン
- 保湿剤
- オイル
- 湿布薬
こういうフタをしてしまうと、傷の修復に欠かせない皮膚の常在菌が死滅してしまうのです。
もちろん出したいものも出せなくなり、炎症を抑える薬がないと痒くて痒くて仕方がない状態になるのではないでしょうか。
保湿した肌は雑菌が繁殖しやすい中性になる
化粧水などの添加物が害になる、というだけの話ではなく、無添加であってもオーガニックであっても、ただ中性の水分や油分を補うことは、弱酸性の正常な肌を中性の、雑菌が繁殖しやすい環境へと変えてしまうことになるのです。
保湿剤を塗ったことでフタはされるけど、その周辺一帯が中性になり炎症を起こしたり、肌自体が薄くなったりターンオーバーがうまく作用しなくなるといった弊害が起こり得ます。
保湿剤など必要ない赤ちゃんの肌を想像してみて下さい。
よく観るとそんなにツルツルピカピカしていないのです。どちらかというとヴェルヴェットのような質感、薄くて産毛のような膜が肌全体を覆っている感じなのです。
本来の膜は水分でも油分でもなく、菌群と自家生成された脂肪分なのです。
この理想の膜を取り戻すための秘策が、脱保湿であり肌断食なのでしょうね。
肌を酸性にしてまずは修復
肌が腸壁の延長線上にあるのだとしたら、腸内に効果的な乳酸菌が肌にも効くということが納得できますね。
肌に棲む常在菌を増やすことが、肌の状態を正常に保てる条件です。
それをわざわざ中性にするか、うまく放置して酸性に戻すか、あなたならどっち?
ただ、今現在その傷がただれていたり滲出液や血が出ることがあるのであれば、そこから菌に感染することもあるのでやや強めの酸性液で、頻繁にケアすることをおすすめします。
詳しくはこちらの記事↓↓↓も参考にして下さい。
肌に常在菌が戻ってきたら、肌質は以前とは全く違うものになるでしょう。
保湿ローションが欠かせなかった私の肌も、いまでは季節の変わり目以外は保湿なしです。
体の仕組みを理解して、それに沿った方法を実践すれば必ず体は答えてくれます。
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まとめ
人がこんなにも肌にあれこれのせるようになったのはなぜなんでしょうね。
1を始めると、そこからどんどん加算されていくということはあるかもしれません。
お化粧をすれば、クレンジングが必要だし、クレンジングで皮膚の全てをこそげ落としたら、そこには水分や油分が欲しくなるし、過剰に保湿することで肌がべたつくと洗顔したくなります・・・。
はい、立派な消費者のできあがり〜♪
消費者でもいいんです、ただ自分のアタマでちゃんと考えて、自分の納得できる答えに沿って行動できるようにはなりたいですね。
自分の娘たちがやたらとメイクをしたがっている今、このスベスベ素肌がいつしか不自然なツルツルピッカピカになるのかと思うと、なんとも言えない気持ちになりますね…。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。