ー本記事は2019年1月21日に公開済みですー
甘酒を使ってお菓子作り・・・あんまりうまくいかないなぁ。
という方は少なくないのではないでしょうか。
砂糖と違って水分を伴うし、甘みも砂糖ほどではないためたくさんの甘酒を使用することになりますね。
いつものレシピの砂糖の分量を甘酒に代える、という単純な方法では思い通りのケーキにはなりません。
それなら、わざわざ甘酒を使ってケーキを作らなくてもいいわ、ってなります。
私はなっていました、スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
もともと砂糖も少量しか使わないので、あまり神経質に砂糖を拒絶しないで、誕生日やクリスマスなどのイベントの時は普通のケーキを焼いたりもしていました。
しかし、今回ひょんな事からお餅で甘酒を作ってみてその美味しいけどめっちゃ甘い味にピンときたんです。
これなら本当に砂糖なしで美味しいケーキが作れるかも!
お餅甘酒の作り方はこちら↓↓↓を参考にしてみて下さい。
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簡単ケーキ作りの極意
よく簡単〇〇というレシピを見かけますが、そのうちの半分くらいはあまり簡単じゃないですよね。
まぁ、レシピに「簡単」て付けてる人の主観でしかないですから、自分にとって本当に簡単なものを膨大なレシピの中から探すしかありません。
しかし、私が提唱する「簡単」は結構マジで簡単です。
お菓子は計量が命みたいに言われますが、お母さんがレシピなんか見ないで味噌汁やおかずを作るように、感覚でケーキを焼いてもいいじゃない!?ダメ!?
計量は液状と粉状の割合を見るだけ
スポンジケーキやシフォンケーキのような、ふっわふわのケーキを作ろうと思えば、やはり卵を白身と黄身に分けて別立てしたり、小麦粉をふんわりと混ぜ込んだりとそれなりに手間がかかります。
もちろん計量も正確に行いたいところですね。
しかし、お家で家族と一緒に食べるおやつケーキだったらそんなにふわふわしていなくてもいいですよね。
好きなフルーツやナッツなどをたっぷりと入れて、ある程度の甘みと風味があれば美味しいケーキになります。
そんな風に「おやつにケーキが食べたいな」って時にチャチャッと作れるケーキが我が家ではよく登場します。
お菓子作りで一番めんどくさい計量ですが、
液状の分量と粉状の分量の割合だけ気を付けて見るくらいで、あとはほぼ計量なしです。
それも、液状を先に計量して、それを混ぜた時の粘り具合やサラサラ具合によって、あとで加える粉状材料の分量を決めたりします。
その時によって違っていいんです。
仕上がりはだいたいいつもイメージ通りですが、たまに失敗するとそれはもう大失敗です。
子供たちも食べません…。
そんなことを怖がっていてはおかずを作るようにケーキを作れませんよ。
ほとんどが応用の効く材料
家に材料がないからできない、というのもお菓子作りあるあるですよね。
特にバターや牛乳、卵がないなんてことはありがちです。
しかし、焼きっぱなしケーキに関しては、ベーキングパウダーさえあれば後の材料はなんとか家にあるもので代用できる場合が多いのです。
ベーキングパウダーもなかったら、重曹を使えばいいんです。
小麦粉とオイルと水分と、あれば卵と甘み、フルーツやナッツ、膨らし粉、基本はこんな感じですね。
- 小麦粉・・・米粉や強力粉、そば粉などでも代用可
- オイル・・・バターがなければオリーブ油、太白ゴマ油、サラダ油などでOK
- 水分・・・牛乳、豆乳、水、ジュース、フルーツの絞り汁、
- 卵・・・あった方がいいが、なくても良い
- 甘み・・・砂糖、はちみつ、メープルシロップ、みりん、甘酒
というように、いろんなものを使ってまずは作ってみるのもいいかもしれません。
混ぜて焼くだけ
私流では、はかりにボールを置いて、
⒈ 卵、オイル、酒粕ペースト、黒糖ペースト、豆乳、バニラオイルなどのリキッド類を入れていきます。この時の分量を覚えておくことが大事です。(だいたい200g前後)
また、ここで入れるものがケーキに風味をつけると思ったらいいかもしれません。ペーストといっても、先にお湯で柔らかくしておくだけです。
⒉ 一旦、リキッド類をよーく混ぜます。
⒊ よく混ざったら、そこへ直接粉類をふるいながら入れていきます。はかりにそのボールを乗せて0にして計っていきます。
まず膨らし粉を入れます。(5〜8gほど)
その後、私はザルを持ちながら片手でいろんな粉を入れていき、だいたいリキッド類の8〜9割の量を振るっていきます。
もちろん、先にチラシの上などで粉類を振るっておいてもいいですね。これすら横着してます…。
⒋ 最初はボールの中心からヘラでぐるぐると混ぜ、あとは全体をさっくりと混ぜます。粉気がなくなってきたら、お好みのフルーツやナッツなどを入れます。
⒌ 型に流してオーブンで焼く
ちょっと…いうてるわりに全然簡単そうに見えませんね…。
いや、ほんまに計量とか簡単なはずなんですが文章に起こすとね、複雑になるしいろんな情報を入れたくなりますね。
こうやって、「簡単」と謳いながら全然簡単じゃないレシピというものがつくられていくのですね…。
しかし、気を取り直してお餅甘酒ケーキのレシピにいってみましょ♪
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スキレットで焼く「簡単ノンシュガーりんごケーキ」お餅甘酒使用編!
前置きが長くなった代わりに実践編ではサクサクいきましょうね。
材料さえあれば洗い物も少なく、それなのにめちゃくちゃ美味しいリンゴケーキが焼きあがりますよ♪
オーブンを180度の予熱にセットしておきましょう。
まずはりんごを煮る
まず、スキレットでりんごを煮ていきましょう。
今回の分量を参考までに
- りんご・・・1/3個
- バター・・・5g
- レモン汁・・・小さじ1
- 塩・・・少々
- レーズン・・・ひとつかみ
これらを全部入れて弱火で5〜8分ほど蒸し煮します。
バターが溶け、全体にしんなりしたらOKです。
この時スキレットは洗わずそのままで!
液状の材料をはかる
先述したように、はかりにボールを乗せ、以下のものを入れていくと、
- お餅甘酒・・・100g〜150g
- 卵・・・1個(約50g)
- サラダ油・・・25g
- 酒粕ペースト・・・5g
- 豆乳・・・適量
全体で200g超えるほどになりました。
これを泡立て器でよーく混ぜます。
粉類を振るっていく
液状がよく混ざったら、同じようにはかりにボールを乗せ、ザルをセットするか粉ふるい器を使うなどしながら粉類を計りながら振るっていきます。
- 小麦粉、全粒粉、塩・・・180〜190g
- ベーキングパウダー・・・8g
ベーキングパウダーから入れていくと分量がわかりやすいです。
だいたいで大丈夫です。
この分量で、スキレット分+小さいカップケーキ2個分できました。
生地を混ぜて焼く
ボールの中心からヘラなどでぐるぐると混ぜながら液と粉を合流させます。
あとは外側から「の」の字を書くようにさっくりと混ぜていきます。
全体が混ざり粉気がなくなったら「りんご煮」を投入します。
汁も全て入れさっくりと全体を混ぜたら、りんご煮を作ったスキレットに生地を流し入れます。
そのままオーブンにイン!
180度で25分前後でいい焼き色がつきました。
フタかお皿を使ってひっくり返して下さいね。
中がしっとりしていましたが、そのままアルミホイルを表面にかけて2〜3分焼けば、もう少しサクッと焼きあがるかもしれませんね。
りんごとバターの香りがたまらないですよ♪
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まとめ
今回はりんご煮の水分もあったので、粉を多めにしましたが、慣れてくるとその辺りも自分で調整できると思います。
回数と感覚が名人への道です!
とにかくいろんな材料で自分のベストを見つけてみて下さい。
スキレットがなければもちろん普通のケーキ型でも作れますよ。
甘酒の分量も200g以上を使うレシピが多いですが、砂糖なしで120g使えば十分甘いです。
りんごとレーズンの甘さもあって砂糖なしというのが信じられないくらい、ちゃんと甘いケーキになっていました。
お餅甘酒は原料のもち米自体がかなり精製された物なので、癖がなく甘酒感もあまりありません。
飲むにしてはむしろ甘すぎると思うので、お菓子作りに使うのはとてもいいアイデアですね。
出来上がったケーキは、子供たちの「こたつカフェ」ごっこのメニューに採用されました〜♪
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。