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ー本記事は2019年9月25日に公開済みですー
女性ではありがちなことだと思うのですが、1ヶ月のうちにも、肌の調子がずっと同じように快調だということは珍しいのではないでしょうか?
ときには、目の周りもすっきりとしていて、なんのストレスもなくぷっくらとしている、
と思ったら、ときには、おでこや口元が乾燥してやたらかゆくなることがあったり、
かゆいだけじゃなく、立派な大人のはずなのにニキビのような吹き出物がポツポツ出ていたり、
さらにまたあるときは、お酒も飲んでいないのに自分でもびっくりするくらいむくんでしまったり・・・。
女性の体を取り巻くホルモンがいろいろと働いてくれているからこその、日々の変化であると、わかってはいるのですが、どうしてもイライラしてしまうこともありますよね。スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
私は、年間を通してほぼ素肌のままでいることの方が多いという、40代にしてはなかなかの勇気の持ち主であると自覚しています。
そんな私は、ここ数年は冬場の乾燥肌にも慣れてしまって当たり前のように感じていたのですが、今年の夏終わりの肌の異変に少々戸惑っているのです。
そう、顎周辺の肌が月に1度くらいのペースでかゆくなって、そこだけが粉を吹いたようになるのです・・・。
口元・顎に現れる肌の不調の原因は?
みなさんはいかがですか?
若いときは、そこまで気になるような乾燥状態とは無縁だったかもしれません。
しかしごく一般的な40代女性は、体の経年劣化に大きく逆らうような歳の取り方はしないですよね。
芸能人のように、大金をかけて体のあらゆる部分の維持に努めているわけでもないですから。
40代になると、肌のいろんな変化を感じる人は多いのではないでしょうか。
今回は、私自身の悩みのタネである「口元・顎周り」に的を絞って、その原因と対策を探っていきましょう♪
口元や顎周りは一番動かすわりに皮膚が薄い
40代の女性、日々のスキンケアというのはどういうことをしているのでしょうか?
特にお風呂上がりには、時間をかけて保湿に努めている方も多いと聞きます。
お肌が一番クリアになったお風呂上がりに、質の良いローションやオイルを染み込ませておけば、寝ている間にぐんぐん浸透してくれて、翌朝もっちりプルプルのお肌とご対面できるのかもしれません。
42歳の私はというと、乳酸菌風呂から上がったら基本はそのままです。
ただ、エアコンなどの影響で乾燥している時は、乳酸菌納豆水をシュシュっとして、お気に入りの植物性オイル1滴を顔全体に伸ばします。
こうしておけば、もっちりプルプルではないですが、サラサラスベスベの肌になります。
あとは、寝ている間に自らが生成する自家オイルのおかげで、翌朝には多少の潤いも得ることができます。
しかし、夏が終わってみると、どうもこのサイクルだけでは肌が安定しないのです。
それが、口元・顎周りのかゆみや乾燥による肌荒れというわけです。
口元は、顔の皮膚の中でも一、二を争うほどに薄いといわれていますね。
目元もそうですが、やはり日中動かしっぱなしである口元も、顔の中ではかなりダメージを受けやすい部位なのです。
それに加えて、口元の皮膚には汗腺が少なく、汗もあまりかきません。肌は汗によって多少は潤いを保つこともできるので、それがほぼないとなるとやはり他の場所よりも荒れやすいでしょうね。
あまり気づきにくい症状としては、口元って意外といろんなものと接触する機会が多いのです。
食べ物もそうですし、癖で手が口周りにいきやすい人も多いのではないでしょうか。服や布団も接触しますし、髪の毛も当たります。
ね、これだけ刺激が多いのに肌が薄いって、なんか矛盾を感じますね・・・。
女性ホルモンの分泌量が更年期をさかいに減少する
1ヶ月のサイクルといえば、女性にとっての月経周期が大きな影響を与えていると考えるのも自然なことですよね。
生理が始まったときから数えて約2週間後、この時が一番女性ホルモンである【エストロゲン】の分泌が減少するのです。
エストロゲンは、女性を女性らしく保つホルモンであり、肌の潤いやハリを保ったり髪をツヤツヤにしたり、血管や骨細胞にまで影響してくるとても重要なものなのです。
排卵日に向けてこのホルモンをたくさん分泌することの意味は、子孫繁栄にあるといえるでしょう。
その後、排卵日を境にグッと急降下するので、その時期が一番女性の肌も気分も不安定になるのですね。
みなさんも思い当たる節があるのでは?
しかし、このシステムが最も有効であり得るのは残念ながら30代までなのです。
もちろん個人差はありますが、おおよそ40代、50代にはその役割を手放す傾向が強いので、自然と女性ホルモンの分泌量も低下します。
低下した分泌量が、さらに排卵日前後で急降下したとしたら?
そら、カサカサ具合もレベルアップですよね。
これはもう逆らえない自然の摂理なのでしょうか!?
実は口元には内臓の調子が現れる!?
口元のかゆみや炎症には、ホルモン以外のもう一つの原因があるかもしれないのです。
それは、内臓疲労の現れです。
東洋医学では、唇が胃腸と深い関係であるとされており、唇が切れたりガサガサになったりする原因のひとつに、胃腸の疲労過多があげられることもあります。
食べ過ぎ、飲み過ぎが続いたり、高脂肪食に偏った食事だったり、刺激物を摂り過ぎていたりすると、口元の肌にニキビや炎症のようなものが現れることもあるようです。
胃腸が疲労したままでは、せっかく摂取した食物の栄養素もうまく吸収し切れずに体を通過してしまいます。
口元の肌荒れサインを受け取ったら、直近の食生活を省みることも大事なことかもしれませんね。
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口元のかゆみや乾燥対策は保湿?or脱保湿?
では、普段より明らかに赤味を帯びてかゆみを発症している、この口元の肌荒れはどうやって対処したら良いのでしょう?
いろんな情報を見てみると、十中八九「まめに保湿する」と口を揃えていますよ。
保湿ねぇ。
それは乾燥した肌は一時的に潤うでしょう。
しかし、それはただのフタではないのでしょうか?
その後、その保湿剤を使わなくてもいい肌に戻れるのでしょうか?
いささか疑問が残ります。
いやいや、40も過ぎたオバはんが、保湿なしで潤えることなんてあるわけないって?
・・・ならば、それを試したくなるのが私ですよね。
ひどいかゆみや湿疹には保護することも大事
今回、ちょうど生理周期の2週間の頃に、口元から顎周辺がかゆくなったのです。
これまでもなくはなかったのですが、かゆみが結構きつく出ましたね。
突然だったので、ひとまずオイルを少量つけましたが、なかなかスッキリと良くはなりませんでした。
ただ、かゆみが気になってつい手が顎に行ってしまうことは避けられたので、かゆみの方が気になる場合は保湿もアリかもしれません。
くれぐれも少量を1日1回程度で。
保湿することが最優先ではない
私がこのブログで何回も言っているように、肌の健康は保湿なしで耐えられるかどうかにあると思うのです。
肌の力、体の力を信じて、保湿剤に頼らない生活がなによりのストレスフリーな生き方ではないでしょうか。
保湿をしてしまうと、肌の状態にフタをしてしまって、肌本来の機能や力を十分発揮できなくなってしまいます。
できるだけ保湿剤に頼らず、まずはなぜそういう反応を起こしているのかを見極めることが先ですよね。
今までと明らかに違う反応が出ているのであれば、明らかに何かしらの非日常的な原因行動などがあったのでは?
まずはそこに目を向けてみることが最優先なのかもしれませんよ。
生活習慣と食生活の見直しが一番大事
だいたい、おそらく3つの要因が考えられると思います。
- 季節の変わり目である
- 食生活の乱れ
- 睡眠不足
いかがですか?
下手したらこの3つがちょうどいいタイミングでハーモニーを奏でているかもしれませんね。
私に関しても、ここをまず考えてみました。
まず、⒈ 季節の変わり目、はいビンゴ!
9月終盤という、台風も次から次へとやってきて気圧が不安定な時期です。寒くなったと思ったらフェーン現象でまた夏日に逆戻りしたりね。
そんな波が激しい時期であったことは確かです。
そして、⒉ 食生活に関しては?
小麦断ちを始めたことと、コーヒーもほぼやめていること、これはむしろ体には良いように感じますが…。
そこではなかったのです!!
何気に、お肉や魚のこってり料理が続いていたのです!
といっても自宅での家庭料理ですが、連休が2回も続いていたので、家族揃っての食事の機会も多くなり自然と“やや豪華”になっていたのでしょう。
では、⒊ 睡眠不足はどうでしょう?
こちらも珍しく、夜遅くまでテレビやパソコンをする日が続いていた気がします。涼しくなってきて夜も過ごしやすかったですからね…。
どうですか?
ちょっと意識して視点を変えてみると、案外自分が原因の大半を作っていることが多いとわかるのです。
それを安易に保湿で済ませてしまっては、また同じことを繰り返すだけですよね。
私は、この生活の乱れを整えることに意識を集中していこうと思いました。
そして、更年期が近いからとか、女性ホルモンが減っているからという理由だけで「しょうがない」とあきらめたくはないと思いました。
まとめ
私の顎周り、どうなったかというと・・・。
案の定、ひどい肌荒れは数日でマシになりました。その間、ほぼ乳酸菌納豆水だけで乗り切りました。
これは、私がノーメイクでも平気で過ごせるという変態っぷりによるところも大きいでしょうけれど、たいていの月1ペースでくる肌荒れは何もしなくても治ることが多いのです。
本当に、何もしないという習慣はこの上ない贅沢なのかもしれません。
私なんかよりもずーっとキレイできめの細かい肌をしている人が、フルメイクをしているのを見るとつくづくもったいないなぁと思ってしまいます。
メイク自体もそうですが、やはりそれを落とすためのクレンジングの影響の心配が大きいです。
どうか、みなさん、そのかわいらしい顔をそのままスルリとさらけてみませんか?
そうすれば、今より何倍も軽やかな人生になるかもしれませんよ。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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