ー本記事は2019年4月8日に公開済みですー
小さな子供を育てていると、たくさんの「わからない」が出てきますよね。
これらすべてを私たちの母親や父親が体験し、なんとか解決しながら育ててくれたんだと思うと
感謝しかないです、スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
トイレトレーニングに関しても、マニュアルなんてありません。
子供は十人十色、その子にしか合わないスタイルというものを親が見つけるしかないのです。
しかしこれは至難の技ですよね。
なぜなら、
からです。
生まれて数年しか経っていない子供のおしも事情を、大人の都合だけでコントロールしようとしてもダメなんです。
うまくいく確率を自ら下げているともいえると思います。
私も1人目のときにはそんなこと思いもしませんでしたが、
3人目のおしも事情に向き合ったとき、やっとそのことを理解しました。
「どうやったら子供のおむつが外れるの?」
と思っている方、育児系サイトや雑誌などの情報は一旦おいといて、
トイレトレーニングやめてみませんか?
心の奥底では、トイトレすることが不自然だと思っている自分がいるかもしれませんよ。
おむつを外したい親がトイトレを阻害する!?
トイレトレーニングが早い時期に成功しさっさとおむつが外れる子供って、なんか「優れている」ように見えますよね。
お話がとても上手なのに、
しっかりご飯を食べているのに、
にこにこいい笑顔して健康そのものなのに、
まだおむつ??
くらいの気概は必要ですよ。
布おむつはおむつ外れが早いという誤解
私が長女を妊娠・出産したとき、ありがたいことにとても感度の良い友達に囲まれていました。
友人たちからの意識高い情報により、1人目育児にして自分も意識高い系母になっていました。
- 自然分娩にこだわり
- 母乳育児にこだわり
- 布おむつに傾倒し
- 自宅保育優先にし
- 自然食にこだわる
そして、
という思考になるのも当然ですよね。
加えて長女は紙おむつによくかぶれていたので、1歳過ぎから布おむつオンリーでした。
これはよく言われることですが、それはまた別の話ではないでしょうか。
布おむつを使っている自分に酔っている母親は、逆にトイトレに苦労するかもしれません。
「布おむつしてるんだから、おむつ外れが早いのは当たり前でしょ」
という思考がちょっとでもあれば本当に子供も自分もしんどいです。
うちのように…。
おむつ代を気にしてトイトレする親
私のように、経皮毒を問題視して紙おむつの使用を控える人もいれば、
単純に紙おむつにかかる費用をなんとかしたいと考える人もいますね。
ならば頑張ってトイレトレーニングしようか。
うまくできれば子供も快適だろうし、親もストレスが減るし、ゴミも出費も減る!
いいことだらけ!
そう思う人は多いかもしれません。
しかし、この思考が発端となって始めるトイトレ、うまくいくでしょうか?
子供の失敗を笑って受け入れられるでしょうか?
が先に浮かんでしまうのは目に見えていませんか。
あの子は外れているのにうちの子は・・・
未就園児のサークルや支援センターなどに行くと、2歳ごろから「おむつ外れ」の話題が多くなってきますね。
え!もうパンツ!?
それならうちも…。
そんなささいなきっかけで、ママスイッチはオンになることが多いのです。
しかし、子供のおしもはそんな都合知りません。
大人の都合の前にちゃんと踏むべきステップがあるのです。
逆にその過程さえきちんと踏めば、トイトレしなくてもおむつ外れた!ってことだってあり得るのです。
では、その大事なステップとはなんでしょう?
詳しく見ていきましょう。
大人の都合の前に3歳児の都合
幼い子供から「おむつしたくない」「おむつ辞める」と言ってくることってあるのでしょうか?
2歳前後のイヤイヤ期にはおむつ換えを嫌がって大変なことはあるようですが、
なんてことは幼児ではあり得ないですよね。
おっぱいからごはんへの移行は、“食べたがる”というわかりやすい仕草もありますし、
卒乳・断乳に関しても3日ほど泣きまくったらケロリと辞められることがほとんどです。
しかし、なぜこんなにもおしもに関しては混乱を伴うのでしょう。
トイレトレーニングをするからうまくいかない
子供はほっといても、トイレに行くことに興味を持つ時期が来ると思うのです。
親や兄弟姉妹、友達がトイレに行くのを見て、自分もやってみたいと思うはずですよね。
その時をどうしても待てないのが、都合主義の私たち大人なんです。
そのタイミングが来る前に、
うまくいきません。
ですから、
と、3人の子供を育てて初めて感じます。
トイトレはやらない方がいいのです。
「紙おむつってすごい!」を認めよう
おむつを外したい親の気持ちは先ほど述べました。
では、経皮毒を気にするとかおむつかぶれがひどいなどの理由以外に、
おむつをしているということがそんなに悪いことなのでしょうか?
いかがでしょう。そこまで困ることって実はありません。
親の都合・エゴ・プライドだけが邪魔をするんです。
3人目は、紙おむつの経皮毒にさえ目をつむり、その恩恵を目一杯活用させていただきました。
すごいですよね、「おしっこ何回した!?」ってくらいパンパンに膨張したおむつをお股に抱えたままでも、キャッキャ言いながら遊びに夢中ですから。
吸収ポリマー様様です。
3歳児にパンツを履かせる覚悟ありますか?
では、
はい、それももちろんありでしょう。
しかし、それは完全に子供のことを信頼してリスペクトしているという土台あっての話です。
そういう場合は、そのタイミングできっとうまくいくでしょう。
第一、それくらい親子関係が確立されているのであれば、そもそも紙おむつなど必要なく成長していけることでしょう。
しかし、現代の子育て事情、なかなかそんな理想だけではやってられません。
これがベストかもしれません。
始まりはまず対話から
まずは、
をおすすめします。
それには、
★「パンツを履く」ことの了承を得てから開始
そして、本人がやってみようという気になってからやります。
3歳くらいになって会話が成立するようになれば、このタイミングは見えてくるのではないでしょうか。
親の余裕がある時期に始める
はい、それだけです。
子どもが愛着を持って履けるトレーニングパンツさえあればOKです。
ただし、
です。
この始め方ではおそらく、失敗が続いてどうしようもないという事にはならないと思いますが、
・失敗したら「どんな感じだった?」「出そうなのわかった?」と進捗性のある会話をする
を心がけ、くれぐれも負の言葉は慎みましょう。
もし、つい「もう!またー!?」「ちゃんとトイレでしないとダメだよ!」という怒りの言葉を浴びせてしまったら、謝ればいいのです。
親も人間、感情はあります。
想いを伝えて撤回しましょう。
膀胱の機能を見ながらトイトレを進める
これらのことを、できれば子供の体の成長に沿ったタイミングで実行するのが一番なんですが、そこを見極めるのはなかなか難しいです。
紙おむつでずっと過ごしているとなおさらわかりづらいですよね。
いざパンツに変えてみてわかるということの方が多いと思います。
それでいいんです。
ことも大事です。
ただ、ちゃんと話して聞かせて、子どもが自分が納得した上で始めているわけですから、
きっと心と体は同じように歩んでいくはずです。
心に体が追いつくということもなきにしもあらずかなと思います。
まとめ:トイトレのタイミングは子どもが決める
巷に溢れる育児に関するスタンダードな常識。
これを全うすることにちょっと疲れたというとき、そのときがチャンスです。
やめちゃいましょう。いろんなこと。
そして自分で開拓していけばいいんです。
子供と自分を信じてやれば、きっとうまくいくはずです。
「あかんこと」と自分の中で決めてしまっているルールがどこからくるものか、一度見直してみるのもいいですね。
案外、自分の人生にとってどうでもいい人の文言に縛られてしまっていることが多いかもしれませんよ。
この記事もね。
ただ、新しい道への第一歩はなかなか勇気がいるものです。誰かに背中を押されることも必要かもしれませんね。
この記事がそんな方のお手伝いになると嬉しいです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。