ー本記事は2018年4月21日に公開済みですー
ダッチオーブンを買う気はなかったけど、ニトリさんのシンプルダッチにやられました。
価格もすっと手が伸びるものだったし、本当に買ってよかったなと思っています。スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
ダッチオーブンの魅力といえば、
アウトドアの直火でガンガン熱を当て、塊の肉をドッカーンと焼いて豪快に頂く・・・、
のもいいですが、私はこの密閉性と火の回りの良さ、さらには意外と焦げ付かないで長時間調理ができるという点をかなり魅力的に感じています。
ダッチオーブンの良さを生かして、アウトドアに限らずお家でいつでも気軽に料理を作れば、オフシーズンに放置したダッチオーブンがカビ臭くなることもありません。
ちょっと他の鍋よりは扱いづらいところもありますが、そこは出来上がる料理の美味しさに免じて、どんどんお家で使っちゃいましょう。
ダッチオーブンで時短ヘルシー発酵カレー!
我が家は市販のカレールーをほとんど使いません。
今はまだ子供が小さいので、スパイスだけのカレーだとお口に合わなくてたまに使いますが、あの独特の油脂のべっとり感と強烈な甘みが私にはNGなんです。
ルー2個で8皿分作ってちょうどいいくらいかな。
これぞカレーライスっていう味が出来上がっているから、大半の人の舌には美味しく感じるかもしれませんね。
子供と一緒に食べるときや、お客さんに振る舞うときは使うことがありますが、それでもできるだけ体の負担を軽くするために色々と工夫しますよ。
ダッチオーブンを使うと野菜から出る水分や旨み成分によって味に深みが出るし、弱火でも全体にしっかり火が通る遠赤外線効果で栄養も逃げません。
今回は、そんな最小限のルーを使って作る時短でヘルシーで発酵しているカレーをご紹介しますね♪
その前に、まずカレーを作る前に準備しておくものがあります。
⒈ 酒粕ペースト
酒粕に無調整豆乳を加え、半日常温で放置。
酒粕がゆるく柔らかくなったらよーく混ぜる。
冷蔵庫で2週間は持ちます。私の場合は1ヶ月は使いますけどね。
詳しい作り方をご紹介していますので、良かったら参考にして下さい♪
⒉ 自家製漬物
ぬか床があればぬか漬け、野菜はなんでもOK。
たくあんや野沢菜でもOK。
なければなるべく無添加の市販の漬物。
ぬか漬けにチャレンジしてみようと思われた方は詳しくまとめていますので覗いてみて下さい♪
⒊ ニンニク味噌orニンニク醤油
皮をむいたニンニクに包丁で数カ所切れ目を入れて味噌や醤油につけておく「ニンニク味噌」「ニンニク醤油」をぜひ仕込んでおいて下さい!
できれば1ヶ月くらいは寝かせたいところ。
これがカレーに深みとコクを与えてくれます。
⒈ ⒉ ⒊ の全部が揃うのがベストですが、まずはできそうなところからやってみて下さい。
今回のカレーは、カレールーどっぷりじゃないので、量を多く作る場合は水っぽくならないように、コク出し素材を合わせ技で使います。
あとはお好みのスパイスや、風味づけ食材などをプラスすれば、少しのカレールーで本格的なカレーが出来上がります。
ではレシピに参りましょう♪
ダッチオーブン使用ヘルシー発酵カレーの材料
主な材料は、普通のカレーライスと同じで大丈夫です。
調味料などもあるものだけで作ってみてもいいでしょう。
用意する野菜
- 大根・・半分
- 人参・・1本
- 玉ねぎ・・3個
- じゃがいも・・4個
- ナス・・5本
- にんにく・・1かけ
- 生姜・・1かけ
野菜以外の材料
- 鶏もも肉・・250グラム
- しいたけ・・6枚
- 水・・6~7カップ
調味料・スパイス
- 自然塩・・小さじ1
- 味噌・・大さじ3
- 酒粕ペースト・・大さじ5
- 漬物・・60グラム
- ニンニク醤油・・大さじ1
- ナンプラー・・大さじ1
- カレールー・・半箱
- ローリエの葉・・1枚
- クミンパウダー・・少々
- ガラムマサラ・・少々
野菜の項目を見ていただいて分かる通り、なーんでも入れましょ。
たまたまあったものを入れましょ。
一応自分がカレーに入れて食べたい野菜を選んで、水気が多そうなトマトや大根などを入れる場合は、水の量を半分に減らすなどしてください。
もちろんきのこも何でもオッケー!
お肉も何でもオッケー!
今回は味噌をベースに入れたので、にんにく醤油を使いましたが、逆でもいいですね。
切り方は、その素材が美味しく食べられるように考えてみてくださいね。
では、いよいよ手順のご紹介です。
ダッチオーブン使用ヘルシー発酵カレーの作り方
- ダッチオーブンにみじん切りにしたにんにく・生姜を入れ、その上に食べやすく切ったお肉としいたけを乗せ、塩を半量振ります
- 蓋をして弱火をつけます
そのまま10分ほど放置 - 蓋を開け、お肉にほんのり焼き目がつくまで混ぜます
焼けたら一旦取り出します - 切った野菜と漬物を全て入れます
上から残りの塩を振り、蓋をして弱火で20分ほど煮ます - 様子を見て野菜から水分が出てきていたら、
味噌と酒粕ペーストを加えよく混ぜます - 混ざったら水と3、ローリエを加え、ひと混ぜして蓋をします
弱火でフツフツなるまで待ちます - 沸騰したら一旦火を止めて、カレールー、にんにく醤油、ナンプラー、クミン、ガラムマサラを加え、ひと混ぜしたらすぐ蓋をして余熱で火を通します
- 食べる直前に少し煮れば完成!
工程は多く思えますが、材料入れて放置、材料入れて放置、の繰り返しなので、その間他の料理を並行調理できます。
弱火でじっくり火を通していくことがポイントですね。
多分、これまで食べていたカレーとは違った味に仕上がっていると思います。
一見癖が強そうな調味料をバンバン入れてますが、これらが入っているということに気づく人は稀だと思います。
それほど野菜の旨味が強いし、じんわりと火が通っていくので優しい味に仕上がります。
今回は中辛のカレールーを4個入れましたが、2歳児、いつになくおかわりしてました。
まとめ
カレーはみんなが大好きなレシピの一つですよね。
月に1回は食卓に上るというご家庭も少なくないと思います。
ならば、せっかくダッチオーブンがあるんだったら、それ、使いましょ。
熱と圧で、それは見事なうまうまカレーが出来上がること間違いなしです。
キャンプでもよし、お家でもよしのダッチオーブン。
眠らせておくなんてもったいないですね。
使って使って、いい味を出していきたいです。
あ、ダッチオーブンは作り置きっぱができませんので、残ったカレーは鍋に移し替えることを忘れずに〜。
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