炊きたてご飯を冷凍以外で美味しく保存!木のおひつのデメリットも解消! | suzukinblog
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炊きたてご飯を冷凍以外で美味しく保存!木のおひつのデメリットも解消!

ー本記事は2018年5月30日に公開済みですー

ご飯、食べてますか?

炊きたてのほかほかご飯、美味しすぎますよね。

そんな美味しいご飯を、冷めても美味しく食べたいですよね。

電子レンジがない我が家では、ご飯を冷凍保存するという方法以外で、いくつか工夫していることがあります。スー(@bacteria_suzu)です。

本日もお越しいただきありがとうございます。

昔ながらの木のおひつもいいですが、これだと扱いやお手入れがちょっと大変ですよね。

今回は、日常的に手間をかけないで炊きたてご飯を美味しく保存する方法を

*常温保存のすすめ
*どんな容器を使うか

という観点から、我が家が実践している方法をご紹介していきます!

こちら↓↓↓ではご飯をお鍋で炊く提案をしていますので、良かったら覗いてみてくださいね♪

土鍋でもバーミキュラでもない!ジオ・プロダクトの鍋でご飯を炊こう!
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ご飯を常温で保存できる!?

いきなりタブーに切り込んでいきますよ!

もちろん、美味しく食べるための工夫をしていますので、ご安心を。

我が家には炊飯器がなくお鍋でご飯を炊くので、当然保温はできません

保温できたとしても美味しく食べられるのはせいぜい一回の食事時間くらいなもので、そのあとは保温を止める方も多いと思います。

よく、

2〜3℃が一番劣化しやすい温度だから、その温度に到達する前に保存してしまう冷凍保存が一番いい

と言われますよね。

科学的にはそういう論理が成立するのかも知れないですが、私はラップに包んで冷凍してそれを解凍して食べるご飯があまり好きではないんです。

うちは電子レンジを使わないので、解凍して蒸してから食べないといけなくて面倒なのもあります。

それでも、ただそれが嫌だから常温保存するようになったかというと、そうではなく、いくつか工夫を施すことによって、常温で保存したご飯がやみつきになるくらい美味しいということがわかったからなんです。

塩を入れてご飯を炊く

雑穀玄米をよく食べる方ならお分かりだと思いますが、ぬか臭さ雑穀特有のクセを緩和してくれる役割を果たすのが

「塩」

ですね。

白米を炊くときにはほとんど感じないかもしれませんが、つわりの酷い妊婦さんなど「どうしてもご飯の炊ける匂いが受け付けない」という声はよく耳にします。

やはり米特有のデンプンの甘みと自然のぬかの匂いが混合したようなパワフルな匂いがあるのでしょうね。

極陽の性質の「塩」を加えることで、陰性に傾きがちな糖質の高いご飯中心の食事も中庸にバランスを保ち、体のミネラルバランスも整います。

何より、「海水」という生命の原点ともいえる自然エネルギーを取り入れると、体の奥底から「美味しい!!」という気持ちが湧き上がってくるのではないでしょうか。

塩を入れてご飯を炊く。

たったこれだけで、劇的にご飯の旨みが増します。

さらに言うと、ぶっちゃけどんな米を炊いても大概美味しくなってしまうんです。

塩ってすごい!

やったことのない方は、次のご飯を炊くときから、騙されたと思ってやってみて欲しいくらいです。

簡単に分量をご紹介しておきますね。

  1. 2合に対して、塩小さじ1/2
  2. 4合に対して、塩小さじ1

当たり前の倍量もついでに。

結構入れるんですよ。

必ず、自然塩、海水から取れた昔ながらの自然海塩を使用してくださいね。

これで冷めたご飯も本当に美味しくいただけます。

時間が経っても美味しい塩むすび、それと同じですよね。

「塩」に関して詳しくはこちらの記事↓↓↓を参考にして下さい♪

本物の天日塩は減塩しなくていい!?日本の塩の歴史は偽塩と減塩の操作
海から誕生した生き物である人間の血液成分は海水とほぼ同じであり、「減塩」によって体液塩分濃度が適正値を下回り始めた瞬間からあらゆる病気の原因を発症していきます。本来「塩」は摂らなければならないものです。ただしそれは本物の塩であることが大前提です。

炊いた後しっかりと粗熱を取ることは大切

ややせっかちという性格上、物事をじっと待つことが苦手なんです。

料理の手順でもじっくり待つべきところを、もうええやろって大抵早くに次の工程へ進んでしまいます。

そんな私ですが、炊いたご飯の粗熱を取ることはじっくり待てるようになりました。

というか、常温保存するのでほったらかしでいいというだけなんですが。

それでも、早く台所仕事を終わらせたいという気持ちが大きくなってしまうと、まだしっかり粗熱が取れきってないうちにフタをしてしまい、後で後悔することもしばしば…。

そして、粗熱が取れる前後はフタを緩めにしておくんです。

なんなら少し隙間を作ってもいいくらいです。

虫がたかったらとか、雑菌が入るんじゃないかという心配もありますが、そんなことはご飯の保存だけの問題でもないと思うんです。

虫がいるならあらゆるところに移動しているだろうし、お鍋やフライパンにも止まっているでしょう。

それよりも、逃げきれなかった水蒸気がフタや容器に残り、そこに雑菌がついたほうが繁殖率が極めて高くなると思います。

もちろん常温で放置しすぎは禁物!

常識的な範囲では、半日くらいが限度かもしれませんね。

しかし、我が家は朝炊いたご飯を夜まで放置することしょっちゅうです。

そして、美味しくいただいております。

幸か不幸か、我が家のキッチンは日当たりがないので常に冷暗状態をキープでき、そのおかげもあると思います。

ですので、どこのご家庭でも同じように保てるかというと、決してそうではないでしょうね。

ただ、常温なんて2時間でアウトでしょ!と思われている方は、一度この常温放置プレイを実行してみてください。

ちょっと考えが変わるかもしれません。

常温保存はおひつが最適?いえいえもっと手軽に保存!

昔ながらのおひつといっても、今では昔の手間暇かけた暮らしを見直す生活を好む人も増えたせいか、いろんな素材のおひつが存在しているみたいですね。

元祖おひつといえば、サワラやヒノキなどの木を使った無垢仕上げのものが思いつきます。

存在感があって、見ていて飽きない出で立ちがかっこいいですね、私も憧れました。

でも、デメリットが払拭できず断念。

  • ケアが面倒
  • 場所を取る

もちろん、木がお米の水分の呼吸を繰り返し、時間が経っても乾きにくく美味しさを長く保つ事が出来るのは木製おひつの最大の魅力です。

陶器製プラスチック製のものもありますが、陶器だと重そうだし、プラスチックは匂い移りがきになるところですね。

そこでおひつの良さを保ちつつ、ケアがそこまで大変じゃないものはないかなーと考えた結果、我が家がたどり着いたものが2点あります。

ご紹介していきましょう♪

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ホーロー容器と塗りのおひつでご飯を常温保存

冷蔵庫にキレイに整理されたホーロー容器の陳列風景はよく見ますが、意外なことに、炊いたご飯の常温保存にもこのホーロー容器が向いているとわかったんです。

以下は完全なる私の主観で述べていきますので、それは違うと思われた方はご自分の感性を大切になさって下さいね。

もともとは、頂き物で使い勝手に困っていた、中途半端な大きさの塗りのおひつを使っていたんです。

塗りのおひつでご飯を保存

ではこちらから説明してみますね。

おひつに入ったご飯

秋田の親戚からいただいたので、おそらく秋田杉の曲げわっぱの一種だと思うんですが、塗りはで大変滑らかにコーティングされています。

こうなっていると、木が水分を吸ったり吐いたりするのかどうか怪しいところですが、おそらく多少はしてくれていると思います。

香りも、無垢ほどではない穏やかな杉の香りで食品を入れるのに抵抗なく使えます。

しっかりしたコーティングのおかげで、木製おひつの最大の難点、黒っぽい汚れやカビもつきません

なかなか落ちないでんぷん質も少しのお水でスルッとキレイになります。

まとめると、

  • 洗いやすい
  • ご飯がくっつきにくい
  • 木の匂いがきつくない
  • カビにくい
  • 軽い
  • 長持ちする

など、地味に思えるかもしれませんが、このちょっとしたメリット使い勝手の大きな差として現れるのではないでしょうか。

ご飯は毎日炊きますよね。

ほぼ毎日の作業となると、少しでもストレスが解消されれば多少機能が落ちたとしてもいい選択肢だといえると思います。

炊きたてご飯が冷めた時の美味しさもバツグンです!

フタが密閉されるようにはできていなくて、軽くかぶせる感じなのが効いています。

お弁当箱でもなく、本格的なおひつでもない、この中途半端さがなんともいえません。

ただ、家族が一人増え二人増えするうちに、この容器では事足りないことも出てきて、何かないかと考えた時、

ふとホーロー容器はどうかと、興味本位で使ってみたんです…。

ホーロー容器でご飯を保存

はい、ビンゴ!

ホーロー容器に入ったご飯

大きめの糠漬け用に使っていたスクエアのホーロー容器。

  • ニオイ移りがなさそう
  • たくさん入る容器

とりあえずはそこが満たされればいいかなと思っていました。

使ってみると、ホーローは木と違って水分の出入りはないと思うんですが、明らかに具合良く水分が整っているんです。

調べてみると、

ホーローは金属にガラスでコーティングされているので、熱伝導が良くまた冷えやすいとのこと。

素材の変化を防げるという利点がありました。

ほかほかのままご飯を入れて粗熱が取れるまでじっくり待てば、あとは一定の品質を保ってくれるといったところでしょうか。

なんだか不思議な気がしますが、実際に感じたことなので、美味しさは保証済みです。

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【ご飯の常温保存方法】まとめ

今回ご紹介したものの他にも、ちょこっとだけ残ったご飯をやはり塗りのお椀に入れて半日から1日ほど保存することも少なくないです。

これらに共通するのは、表面がツルツルピカピカで滑らかであるということなんですね。

これはご飯がべったりくっつかないので、ある程度ふんわりと空気の層を作ってくれるのではないかと思いました。

そして、キレイに洗える事で、雑菌の繁殖も抑えられます。

木のおひつにはない、案外大きなメリットがここにある気がします。

使い勝手が良くて、美味しさがキープできるこれらをぜひお試しください。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

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